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2022年7月24日 日曜日
こんにちは。
暑い日が続いていますね。
コロナ感染数も増えていて…いろいろ心配な状況です。
私の地元も、七夕まつりは中止。
駅前は、ちょっとした飾りがありました。
鳩も夏バテのご様子で、近付いてもまったく動きません…
さて、皆様歯磨きペーストはお使いですか?いろいろな種類があり、選ぶのを迷ってしまいますよね。
●歯磨きペースト(歯磨剤)
歯磨きペーストの成分には基本成分と薬用成分があります。
基本成分とは研磨剤・潤滑剤・結合剤・発泡剤・香味剤などで、薬用成分はむし歯・歯周病・口臭など目的に合わせて予防効果を高めます。
●うがい薬(洗口剤)
うがい薬を使えば歯磨きをしなくてもよいわけではありません。うがい薬は歯磨き後に使うと、唾液中の細菌量を減少させる効果があります。
殺菌効果でむし歯や歯周病・口臭予防に有効です。使用後は30分くらい、うがいしないほうがいいでしょう。
○歯磨きペーストを使用したほうがいい?
歯磨きペーストは汚れを落とすという目的の他に、むし歯や歯周病などを予防する効果のある薬用成分で歯や歯肉に作用させる役割があります。薬用成分の配合されたものを目的に合わせて選択し、使用したほうが良いでしょう。
歯磨きペーストの使用は、不使用の場合よりおよそ20%清掃効果を上げることができます。
●歯磨きペーストや洗口剤に含まれる主な成分
⚪︎むし歯予防-フッ素(フッ化ナトリウム・モノフルオロリン酸ナトリウムなど)
⚪︎歯肉炎予防-塩化セチルピリジニウム(CPC)、塩化ベンゼトニウム、ビタミンCなど
⚪︎歯周炎予防-グリチルリチン酸、トラネキサム酸、ビタミンE、塩化ナトリウムなど
⚪︎口臭-銅クロフィンナトリウムなど
⚪︎知覚過敏-乳酸アルミニウム、硝酸カリウムなど
毎日の歯磨きに効果を上げる歯磨きペーストを使用し、お口の中を健康に保っていきましょう。
当院では、皆様に合ったケア用品をご提案させていただいております。
お気軽にお問い合わせください。
スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております。
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|2022年7月6日 水曜日
歯ごたえは歯で感じていない!?歯根膜の役割とは
こんにちは。院長の内山です。
7月といえば、夏野菜が旬を迎える時期ですね。
夏野菜のなかでも、
きゅうりは汗をかきやすい夏にぴったり。
約95%を水分が占めているので、
食べれば水分補給もできる食材です。
そんなきゅうりの魅力は、
ポリポリとした歯ごたえ!
この歯ごたえを感じるためには、
お口の「ある組織」が深く関わっています。
◆歯ごたえを感じているのはどこ?
歯ごたえを感じているのは歯ではありません。
では、どこで歯ごたえを感じているのでしょうか?
歯ぐき?歯の神経?あごの骨?
実は…
このなかのどれでもありません。
歯ごたえは「歯根膜(しこんまく)」という
歯とあごの骨をつなぐ組織で感じ取っています。
◆0.3mmにある大切な役割
歯根膜の厚さは、なんと
たったの0.3mmほどしかありません。
とても薄い歯根膜ですが、
実は大切な役割があります。
それが「クッション」と「センサー」の役割です。
食べものを噛むとき、
歯にはとても強い力がかかっています。
歯根膜はその力をクッションのように
吸収・分散し、歯や骨を保護してくれています。
かたいものをガリッと噛んでしまっても
歯や周りの骨が無事なのは、歯根膜があってこそ!
また、歯根膜はセンサーの役割も担っており、
噛んだ時の「かたさ」や「感触」といった
微妙な刺激は、歯根膜が脳に伝えています。
そのおかげで、私たちは歯ごたえを感じられるのです。
他にも、食品のかたさに応じて
噛む力を調節することにも歯根膜は役立っています。
きゅうりのポリポリとした食感や
天ぷらのサクッとした食感を楽しめるのも
歯根膜があるおかげなのです。
◆歯根膜は一度失うと戻らない!
歯根膜は歯が抜けると
一緒にとれてしまいます。
たとえ、入れ歯やインプラントで
抜けた歯を補ったとしても、
歯根膜が元に戻ることはありません。
つまり、一度でも歯根膜を失ってしまうと、
ごはんを食べたときの食感も
一緒に失われてしまうのです。
そんな歯根膜を失わないために、
まずは自分自身の歯を守る必要があります。
「むし歯」や「歯周病」にならないために、
定期的に歯科医院でプロのクリーニングを受けて
きれいなお口を維持しましょう!
さくらの山歯科クリニック
〒350-2203 埼玉県鶴ヶ島市上広谷2-10MRビル1F
TEL:049-237-7564
URL:http://www.sakuranoyama.jp/
Googleマップ:https://g.page/r/CWnO9qk_LmsCEAE
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|2022年6月19日 日曜日
フロスについて[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]
こんにちは。
最近急激に雨が降ることが多く困ってます。
梅雨が明けるまでの戦いです。
梅雨が明けると暑さとの戦いになるので皆様も体調管理にはお気お付け下さい。
今日はデンタルフロスについてお話いたします。
歯の汚れは歯ブラシだけでは落ちません。
歯と歯の間の汚れは歯ブラシの毛先が入り込み にくいため、汚れが残ってプラークや口臭の原因になってしまいます。
歯と歯の間の汚れを落とすための補助道具としてデンタルフロスがあります。
歯ブラシだけでも面倒なのに、フロスまで使うのが面倒、と思われるかもしれませんが、
歯と歯の間や、歯ぐきとの境目に残った汚れがやがてプラークとなり、
虫歯や歯周病の原因となってしまいます。
プラークをためないためにも、歯と歯の間や歯ぐきの境目の汚れを落とすことは大変重要なのです。
毎食後にフロスを使うのは大変です。
そこで是非使いたいのが、就寝前の歯 磨きの時です。
就寝前の歯磨きのときにプラスすることで、一日溜まった汚れを一気に掻き出しましょう。
お口の中がスッキリするだけでなく、プラークの形成を抑制することが可能となります。
慣れれば通常のブラッシングと合わせて5分程度でできるようになりま す。
・デンタルフロス
フロスとは、いわゆる「糸ようじ」のことです。
適度な長さを自分でカットするものや、 持ち手がついているものなど形状は様々です。
フロスは、歯と歯の間に糸を通してノコギリのように行き来させます。
こうすることで歯 の間に残っている食べかすをキレイに取り除くことができます。
全ての歯と歯の間に使用します。
慣れるまでは奥歯にフロスを通すことが大変かもしれませんが、慣れるにつれてコツが掴めるようになると思います。
フロスはいちど使ったら捨てることが基本です。
ホルダーが付いているタイプは何度か使用していただいても大丈夫ですがしっかり綺麗にしてください。
使い方が分からない場合は気軽に聞いて下さい。
スタッフ一同皆様のご来院お待ちしております。
当医院は予約制になっております。
ご予定が分かり次第お電話頂けたらと思います。
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|2022年6月6日 月曜日
白い!はやい!目立たないCRとは?
こんにちは。院長の内山です。
雨の季節に目にする機会が多いアマガエル。
鮮やかな緑色をイメージされる方も多いと思いますが、
実はアマガエルの体の色は、
外敵から身を守るために
周囲の環境に合わせて
黄緑や茶色、白、灰色などに変化します。
さて、アマガエルは保護色で周囲に溶け込んでいますが、
同じように、歯の治療でも治療箇所が目立たないように
白い素材を使うことがあります。
その代表が保険診療でも利用できる
CRという白いつめものです。
◆CRってどんな素材?
CRとは、
コンポジットレジン(Composite Resin)のことで、
セラミック粒子と合成樹脂を混ぜた
複合プラスチックの素材です。
「樹脂」と呼ばれることもあります。
白い素材のため、
見た目の違和感が少ないのが特徴です。
◆むし歯治療が1回で終わる!?
CRを使うメリットは
見た目だけではありません。
通常、つめものを使った治療では、
治療箇所の型を取り
その型を使って、つめものを製作する
という工程があるため、製作に必要な時間も
数日から1週間程度かかります。
つまり、最低でも2回は通院しなければなりません。
しかし、
CRの場合はこれらの治療を
1日で済ませることができます。
CRは粘土状の柔らかい素材のため
『型取り』の必要がなく、
「特殊な光を当てるとその場ですぐに固まる」
という性質があるからです。
この性質のおかげで
治療が短時間でできることも
CRの大きなメリットのひとつです。
◆全部CRにできないの?
このように、
CRは白くて目立たないだけではなく、
短時間の治療で終わるというメリットがあります。
そのため
「むし歯治療は全部CRにしたい!」
と思うかもしれません。
ところが、
CRはプラスチックが使われているため、
強度が弱いという弱点があり、
大きなむし歯など、広い範囲を削った歯には
使うことができません。
◆むし歯は小さいうちに治そう
むし歯は小さいうちに発見できれば、
CRで治療することができます。
しかし、そういった小さなむし歯は
自覚症状がない事がほとんどです。
自身ではなかなか気づくことができず、
痛くなった時には
大きなむし歯になってしまっていることも。
そこで大切なのが、
定期的な歯のチェックです。
むし歯を早期発見できれば
CRを使って治療できることが多く、
時間も治療費もかけずに済みます。
また、削る量も最小限で済むので、
「歯の寿命」という意味でも、
早期発見・早期治療はとても重要です。
定期検診は欠かさずに受けるようにしましょう。
さくらの山歯科クリニック
〒350-2203 埼玉県鶴ヶ島市上広谷2-10MRビル1F
TEL:049-237-7564
URL:http://www.sakuranoyama.jp/
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|2022年5月22日 日曜日
こんにちは。
雨の日が増えてきましたね。今年は梅雨入りが早いとか…
気温の差も大きいので、体調には気をつけて過ごしていきましょう。
今回は、むし歯のメカニズムについてです。
むし歯は、お口の中のむし歯原因菌が私達の食べた食物を分解して酸を出し、その酸によって歯が溶かされてしまう病気です。
むし歯の原因に「①歯の質」「②細菌(ミュータンス菌)」「③糖質」の3つの要素があります。この3つの条件が重なり「時間の経過」とともに、むし歯が発生します。
3つの原因をコントロールすることで虫歯を防ぐことができます。
①歯の質
歯の質は、お母さんのお腹の中で歯がつくられる時に個人差が出ます。人によりエナメル質や象牙質の状況で、エナメル質が強い・弱い、むし歯になりやすい・なりにくい、などの差が出ます。
乳歯や永久歯が生えたばかりの時は、むし歯になりやすいので特に注意が必要です。
②細菌(ミュータンス菌)
ミュータンス菌は球状が連なった連鎖球菌です。プラーク(歯垢)をつくり、歯の表面に付着します。酸をつくり出し、歯の成分であるカルシウムやリンを溶かして(脱灰)、歯を脆く弱くしてむし歯をつくりやすくします。
③糖質
食物に含まれている糖質(特に炭水化物と砂糖)は、ミュータンス菌が酸をつくる材料に使われます。間食が多い人や甘いものをよく摂る習慣があると、歯の表面が酸にさらされる時間が長くなりむし歯になりやすくなります。
むし歯になりやすい・なりにくいを左右する主な原因
1.歯に付着するプラーク量
2.むし歯原因菌の量
3.唾液の量
4.唾液の質(唾液に含まれる抗体)
5.歯の質(酸に溶けやすいか溶けにくいか)
6.食生活
7.遺伝
むし歯・歯周病予防のため、セルフケアや食生活習慣も大切になります。
定期的な歯科医院でのメンテナンスもおすすめします。
皆様のご来院をスタッフ一同お待ちしております。
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