さくらの山歯科クリニックブログ
2026年1月20日 火曜日
歯のセラミック治療で使われる素材の種類と特徴を解説
こんにちは。埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」です。

見た目の美しさと噛む力のバランスを考えた治療法として、セラミックを用いた歯科治療が多くの人に選ばれています。透明感のある自然な色合いが再現できるため、特に前歯など人目に触れやすい部位の治療で人気があります。
セラミック素材には複数の種類があり、それぞれに特徴があります。見た目や強さ、費用、体質など、さまざまな観点から比較し、自分に合った素材を見つけることが重要です。
今回は、セラミック治療の基礎知識から使われる素材の種類、選ぶ際のポイント、メリット・デメリットまでを詳しく解説していきます。
セラミック治療とは

セラミック治療は、虫歯や欠けた歯などを修復する際に、天然歯に近い色と質感を持つセラミック素材を使って補う歯科治療の一つです。 見た目が自然で、まわりの歯とよくなじむため、笑ったときの印象が明るくなります。
保険治療で使われる銀歯と違い、セラミックは白く美しい色合いをしており、金属を使わないものが多いため、金属アレルギーの心配も少なく安心です。透明感やツヤもあり、天然の歯のような仕上がりになることから、審美歯科の分野で多く利用されています。
また、見た目だけでなく、機能性にも優れており、しっかり噛む力を回復させることもできます。セラミックの治療方法には、詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)があり、症状や希望に合わせて選ばれます。
歯のセラミック治療で使われる素材の種類と特徴

セラミック治療で使われる素材にはいくつかの種類があり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。ここでは、代表的な素材について詳しく見ていきましょう。
オールセラミック
オールセラミックは、金属を一切使わず、全体がセラミックだけで作られている素材です。白く透明感があり、まわりの歯と自然になじみやすいのが特徴です。光を通す性質があるため、前歯など目立つ部分に選ばれることが多く、見た目を重視する人に選ばれる傾向があります。
ただし、衝撃が加わると割れることがあるため、噛んだときの力が加わる奥歯に使用するときには慎重に判断する必要があります。
ジルコニア
ジルコニアは、人工ダイヤモンドと呼ばれるほど硬くて丈夫なセラミックです。強い力が加わっても割れにくいため、奥歯のように噛む力がかかる部位に使われることが多くあります。
一方で、ジルコニアはオールセラミックなどと比べて光を透過しにくく、透明感のある自然な色合いを再現する点ではやや劣ることがあります。
e-max
e-maxは、ニケイ酸リチウムというガラス系の素材で作られたセラミックです。透明感と自然な色合いに優れ、前歯だけでなく、小臼歯などにも使われています。ほどよい強度としなやかさを兼ね備えているため、詰め物や被せ物の両方に対応できます。
ただし、奥歯のように強い力がかかる部分では、耐久性の点からほかの素材を検討する場合もあります。
ハイブリッドセラミック
ハイブリッドセラミックは、セラミックと樹脂(レジン)を混ぜ合わせた素材です。セラミックの美しさと、レジンのやわらかさをあわせ持っており、噛み合わせへの負担をやわらげる特性があります。価格が抑えられていることから、費用を重視する場合の選択肢になります。
ただし、時間がたつと変色やすり減りが起こることがある点はデメリットといえるでしょう。
メタルボンド
メタルボンドは、内側に金属の土台を使い、その表面にセラミックを焼き付けて仕上げる被せ物です。強度が高く、長期間の使用にも耐えやすいため、奥歯などの噛む力がかかりやすい部分にも使用されています。
表面は白く仕上がりますが、金属の影響で歯ぐきが黒っぽく見えることがあります。見た目を重視する場合は、この点も判断材料の一つになります。また、金属アレルギーが気になる人は注意が必要です。
歯のセラミック治療で使われる素材の選び方

上述のとおり、セラミック治療に使われる素材は複数あり、それぞれに異なる特徴を持っています。選ぶ際には、見た目や費用などさまざまな観点から比較することが大切です。
見た目の自然さ
セラミック素材は種類によって透明感や色の再現性が異なります。透明感が高い素材は、光を通しやすく、まわりの歯となじみやすいため、見た目の違和感が少なくなります。
前歯など目立つ部位では、自然な仕上がりになる素材が選ばれることが多く、治療後の見た目に満足できるかどうかに関わる重要な要素です。
費用とのバランス
セラミック治療は保険が適用されない自由診療となるため、素材によって費用に差があります。見た目や耐久性を重視すると費用が高くなる傾向があり、予算とのバランスを考える必要があります。
耐久性
セラミック素材のなかには、強い力に対して割れにくいものと、見た目は自然でも衝撃に弱いものがあります。特に奥歯のように噛む力が強くかかる部位では、耐久性が重要になります。自分の噛み癖や生活スタイルもふまえて、長期間使いやすい素材かどうかを確認することが大切です。
金属アレルギーのリスク
金属を使用した素材は、体質によってアレルギーの反応が出ることがあります。セラミックのなかには金属を含まない素材もあり、そうした選択肢はアレルギーの不安を軽減できます。
過去に金属製品で肌に違和感を覚えたことがある場合は、事前に歯科医師と相談し、自分に合った素材を選択することが重要です。
セラミック治療のメリット

セラミック治療には、見た目の美しさだけでなく、健康面でも多くの利点があります。ここでは、代表的なメリットをいくつかご紹介します。
見た目が自然で美しい
セラミックは白さや透明感に優れており、自然な歯のような色合いや質感を再現できます。光を適度に通す性質があるため、周囲の歯との違和感が出にくく、自然な仕上がりになる点が特徴です。
金属アレルギーの心配がない
セラミックの歯のなかには金属を使わないものがあり、金属アレルギーのある人でも使用しやすいという利点があります。オールセラミックやジルコニアなどは金属を含まないため、体への負担が少ない素材です。
一方で、メタルボンドは内側に金属を使用しているため、アレルギーの有無を確認したうえで選ぶことが重要になります。
着色しにくい
セラミックの表面はなめらかで汚れが付きにくいため、飲食による着色が起こりにくいという特徴があります。コーヒーや赤ワイン、タバコなどによる色素沈着の影響を受けにくく、治療直後の白さを長く保ちやすいのが特長です。
日常的なケアをしっかり行うことで、美しい見た目を維持しやすくなります。
虫歯になりにくい
セラミックは、天然の歯との適合性が高く、装着時にすき間ができにくいという特長があります。セラミックの歯と天然歯との間から細菌が侵入しにくいため、虫歯になるリスクを軽減できるのです。
さらに、表面がなめらかで汚れが付きにくく、プラークの付着も抑えられるため、口内を清潔に保ちやすく、虫歯の再発リスクを抑えることに役立ちます。
セラミック治療のデメリット

一方で、セラミック治療にはデメリットも存在します。メリットだけでなく、デメリットも理解したうえで判断することが大切です。
費用が高額になりやすい
セラミック治療は保険が適用されない自由診療となるため、使用する素材や治療内容によって費用が高くなる傾向があります。見た目や耐久性を重視する場合は特に、金額に差が出やすくなります。
治療の前に費用を確認し、自分の希望や予算と照らし合わせながら検討することが大切です。
欠けたり割れたりする可能性がある
セラミックは硬い素材ですが、強い衝撃が加わると欠けたり割れたりすることがあります。特に奥歯で強く噛む力が加わる場面や、歯ぎしりの癖がある場合は注意が必要です。
歯を削る必要がある
セラミックの被せ物や詰め物を装着するには、元の歯を削る必要があります。一度削った歯は元に戻らないため、将来的に再治療が必要になる可能性も考慮する必要があります。削る量や方法について事前にしっかり説明を受けることが重要です。
まとめ

セラミック治療は、美しい見た目を再現できることから、多くの人に選ばれています。
使用される素材にはさまざまな種類があり、それぞれに異なる特徴やメリット・デメリットがあります。見た目や耐久性、費用、金属アレルギーへの配慮など、いくつかの観点から自分に合った素材を見つけることが大切です。
また、治療には歯を削る処置が必要になったり、費用の負担が増えたりする場合もあるため、慎重に検討することが求められます。
セラミック治療を検討されている方は、埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、お子さまからお年寄りまで安心して通える、優しくてアットホームな歯医者さんを目指しています。虫歯治療や歯周病治療だけでなく、お子さまの治療や審美歯科にも力を入れています。
当院のホームページはこちら、ぜひご覧ください。
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