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さくらの山歯科クリニックブログ

2025年5月27日 火曜日

失った歯を補うブリッジの費用!保険適用と自費診療に分けて解説!

こんにちは。埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」です。

ブリッジ治療のイメージ

虫歯や歯周病、外傷などで歯を失った場合、そのまま放置すると噛み合わせの崩れや周囲の歯の移動といったトラブルにつながることがあります。その際に選ばれる治療法のひとつが、ブリッジです。

両隣の歯を土台として人工歯を橋渡しのように固定するこの方法は、短期間で見た目や噛む機能を回復できるのが特徴です。

ただし、ブリッジの費用は保険適用と自費診療で大きく異なります。

この記事では、ブリッジの種類や費用の目安、それぞれの特徴などについて詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

ブリッジ治療とは

ブリッジ治療について説明するイメージ

ブリッジ治療とは、失った歯の機能や見た目を回復するために行う補綴治療の一つです。欠損部の両隣の歯を土台として支えにし、人工歯を橋のようにかけて固定する方法です。部分的な歯の欠損に対して、短期間で機能回復が見込める実用的な治療法です。

ブリッジの基本的な仕組み

ブリッジ治療では、まず失われた歯の両隣にある歯を削り、被せ物(クラウン)を装着する準備をします。そして、その被せ物と一体となった人工歯を欠損部に架け渡すことで、見た目と噛む機能の回復を図ります。

固定式の装置であるため、取り外しの必要がなく、装着時の違和感も少ないとされています。装着後は、天然歯と同様に違和感の少ない咀嚼が可能です。

適応症と治療の流れ

ブリッジ治療は、主に1本から数本の連続した歯の欠損に対して行われます。両隣の歯が健全で、支えとして機能できる状態であることが前提となるため、土台となる歯の状態が重要です。重度の虫歯や歯周病がある場合は、事前に治療を行う必要があります。

治療の流れとしては、まず歯科医師による診査・診断が行われ、治療計画を立案します。その後、支台歯となる歯の形成(削る処置)を行い、仮歯を装着したうえで歯型を採取します。

完成したブリッジは、仮合わせを経て問題がなければ最終的に装着されます。治療期間はおおよそ2〜4週間程度が一般的です。

ブリッジのメリット

ブリッジの最大のメリットは、自然に近い見た目と噛み心地を比較的短期間で得られることです。取り外し式の部分入れ歯と異なり、固定されているため口腔内で動くことがなく、違和感や異物感が少ない点も評価されています。

また、インプラントのように外科的手術が不要であるため、外科処置に抵抗がある方にも選ばれやすい治療法です。

ブリッジの注意点

ブリッジ治療には注意すべき点もあります。最大の課題は、健康な両隣の歯を削らなければならないという点です。支台歯への負担が大きく、長期間の使用により歯の寿命を縮める可能性があるため、慎重な判断が必要です。

また、土台となる歯が弱っている場合は、治療後に支台歯が折れる、虫歯になるなどのリスクも考えられます。

保険が適用されるブリッジの種類と費用

保険が適用されるブリッジの種類と費用のイメージ

ブリッジ治療は自費診療のイメージが強いものの、条件を満たせば健康保険が適用されるケースもあります。保険診療で選択できる素材には限りがありますが、基本的な噛む機能を回復するには十分な性能を備えています。

ここでは、保険適用される主なブリッジの種類と、それぞれのおおよその費用について解説します。

銀歯(金銀パラジウム合金)

もっとも一般的に使用されるのが、金銀パラジウム合金を使用したブリッジです。強度に優れており、咀嚼の力がかかりやすい奥歯にも使用可能です。銀色で目立ちやすいため、見た目を重視する部位にはやや不向きですが、保険が適用されるため費用を抑えて治療できます。

費用の目安は、3本分のブリッジでおよそ1万5,000円〜2万5,000円程度(3割負担の場合)です。

ただし、金属アレルギーのある方は使用を避ける必要があります。

硬質レジン前装冠(前歯用)

前歯部のブリッジでは、保険診療でも白い被せ物を選ぶことが可能です。金属のフレームに硬質レジンという白いプラスチック素材を貼り付けた構造になっており、外から見える部分の審美性に配慮されています。

ただし、経年劣化によって変色や摩耗が生じやすく、長期間使用するにはメンテナンスが必要です。前歯3本のブリッジの場合、自己負担額は2万円〜3万円程度が相場です。

自費診療のブリッジの種類と費用

保険が適用されないブリッジの種類と費用のイメージ

自費診療によるブリッジ治療は、保険適用の範囲では対応できない高い審美性や耐久性を求める方に選ばれている治療法です。使用できる素材の選択肢が広く、見た目や機能面でより優れた仕上がりが期待できます。

ここでは、代表的な自費治療のブリッジの種類と費用の目安について解説します。

メタルボンド

メタルボンドは、内側に金属のフレームを使用し、その表面にセラミックを焼き付けた素材です。強度と審美性を両立させた素材であり、奥歯のように噛む力が強くかかる部位にも使用可能です。

金属部分が露出しにくいため、自然な見た目に仕上がる点も特徴です。金属を使用するため耐久性が高く、長期的な使用にも耐えうる素材といえます。

費用は1歯あたり約10万円〜15万円程度が一般的で、3本ブリッジの場合は30万円〜45万円前後となることが多いです。

オールセラミック

オールセラミックは金属を一切使用せず、すべてがセラミックで構成されたブリッジです。透明感のある自然な白さが最大の特徴であり、前歯など審美性が重視される部位に多く用いられます。金属を含まないため、金属アレルギーの心配がなく、歯ぐきの変色リスクもありません。

ただし、金属に比べると割れやすいため、強い咬合力がかかる奥歯への適応には注意が必要です。

費用の相場は1歯あたり約12万円〜18万円、3本ブリッジで40万円〜50万円程度です。

ジルコニア

ジルコニアは人工ダイヤモンドにも使われる素材で、強度と審美性を兼ね備えた高機能なブリッジ素材です。オールセラミックよりもさらに高い耐久性を持ち、奥歯のような強い力がかかる部位でも安心して使用できます。

色調の再現性も高く、自然な美しさを保ちながら機能面にも優れています。費用の目安は1歯あたり12万円〜20万円程度で、3本のブリッジでは45万円〜60万円前後になることが多いです。審美性と強度を両立したい方にとっては、非常にバランスのよい選択肢といえます。

歯を補うブリッジ以外の治療法の費用

ブリッジ以外の治療法の1つインプラントのイメージ

歯を失った際に選べる治療法はブリッジだけではありません。患者さまの年齢や口腔内の状態、予算、見た目や噛む力へのこだわりなどによって、さまざまな選択肢があります。

ここでは、ブリッジ以外の代表的な補綴治療とその費用について解説します。

入れ歯(義歯)

部分入れ歯や総入れ歯は、広い範囲の歯を失った場合に適応される治療法です。保険診療内でも対応できる点が最大のメリットで、費用を抑えながら欠損部を補えます。

保険適用の入れ歯はレジン(プラスチック)で作られ、1装置あたり約5,000円〜1万5,000円程度(3割負担の場合)で提供されます。

自費診療の入れ歯では、金属床義歯やシリコン義歯、ノンクラスプデンチャーなどが選択可能です。これらは装着感や耐久性、見た目に優れており、費用は10万円〜50万円前後と幅広く設定されています。

素材や設計の自由度が高いため、より快適な装着感や自然な見た目を重視する方に選ばれています。

インプラント

インプラントは、人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法で、天然歯に近い見た目と噛み心地が得られます。外科的な手術が必要となるため、治療期間や費用は高めですが、周囲の歯に負担をかけずに単独で補える点が大きな利点です。

インプラント1本あたりの費用は、手術代・上部構造(被せ物)・検査費用などを含めて30万円〜50万円程度が相場とされています。自費診療であるため全額自己負担となりますが、長期的に安定した機能を維持できる治療法として多くの支持を集めています。

まとめ

失った歯を補うブリッジ治療をして笑顔で食事をする男性

ブリッジは、失った歯の両隣を支えにして人工歯を固定する治療法で、見た目や噛む機能を短期間で回復できる点が特徴です。費用は保険診療と自費診療で大きく異なります。

入れ歯やインプラントといった他の治療法も選択肢として存在し、それぞれに特徴と費用の違いがあります。目的や予算、見た目の希望に応じて、方法を歯科医師と相談して選ぶことが大切です。

ブリッジ治療を検討されている方は、埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、お子さまからお年寄りまで安心して通える、優しくてアットホームな歯医者さんを目指しています。虫歯治療や歯周病治療だけでなく、お子さまの治療や審美歯科にも力を入れています。

当院のホームページはこちら、ぜひご覧ください。

投稿者 さくらの山歯科クリニック

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