歯科をお探しの方は鶴ヶ島,川越で痛くない治療に取り組んでいる当院へ

キッズスペース完備。お子さま連れの方もお気軽に来院出来る歯科です。

さくらの山歯科クリニックブログ

2019年8月16日 金曜日

Tooth wear〔鶴ヶ島、若葉、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック〕

こんにちは!
今年の夏もとても暑い日が続いておりますが、体調など崩されてませんか?

ところで、「tooth wear」という言葉はみなさんご存知ですか?
虫歯が原因でない歯牙の欠損のことをいいます。
聞き慣れない単語だと思いますが「wear」には、磨耗などの意味もあり、歯が欠けたり溶けたりすることです。
細かく分類すると、「咬耗」「磨耗」「酸蝕」があり、噛み合わせの歯面が平たくなったり陥没したり、側面(根元)がすり減って陥没していたりします。
欠損の度合いによっては詰め物の治療も必要になります。
症状としては、無症状のこともありますが、しみたり痛んだりすることもあり、ひどくなりますと詰め物の治療だけでなく神経の治療が必要になることもあります。

「Tooth wear」の詳しい原因は未だにはっきりと解明はされておりませんが、
①咬耗 噛み合わせですり減る状態。歯ぎしりや噛みしめなどが原因。
②磨耗 ブラッシング時の圧が強かったり当て方が良くない事が原因。
③酸蝕 phの低い酸性の飲食物などを多く摂取したりなど、食生活環境が起因、もしくは、嘔吐による胃内容物逆流でも歯が溶けます。

155-3_photo04-2.jpg
↑咬耗と酸蝕症が合併している症例

clinical_case01_ph1.jpg
↑磨耗、くさび状欠損の症例

治療や予防法ですが、もちろん、欠損部分を詰めたりすることは必要ですが、
咬耗などにはマウスピースやナイトガードを製作して装着したり、磨耗については衛生士によるブラッシング指導、酸蝕については食生活の見直しや嘔吐などを伴う摂食障害の方は医科の方での治療などが必要になります。

当院でも、こうした治療をしていますので、何か思い当たる事や心配な事がありましたら、当院スタッフにお気軽にお聞きください。
スタッフ一同、お待ちしております。

投稿者 さくらの山歯科クリニック

月別アーカイブ

お問い合わせはお気軽に