さくらの山歯科クリニックブログ
2022年2月20日 日曜日
歯ぎしり[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]
皆様こんにちは。
二月に入り雪も降るのか降らないのか・・・
寒さがつらく早く春にならないかと・・・
日々期待しております*
今回は歯ぎしりやくいしばりについてお話したいと思います。
朝起きた時、顎の筋肉が張っている、顎が痛いと感じることはありますか?
または、ご家族の方に寝ている時に歯ぎしりをしていると言われたことはありませんか?
歯ぎしりやくいしばりの原因は解明されていないのが実状ですが、
ストレスなど色々な要素が原因となることがわかってきています。
原因としての例は
①ストレス
原因で最も有力なのがストレスです。
ストレスによる筋の緊張によって口の周りの噛む筋肉が張ってコリを生じ、歯ぎしりが起こることが原因の一つです。
②歯並び
年齢とともに筋肉や関節の柔らかさが失われてくると、
歯並びの悪さを補うことができず、歯ぎしりが起こることがあります。
③噛み合わせ
顎の成長や詰め物などの歯科治療、歯周病による歯の動揺、老化、
歯のすり減りなどによって微妙に変化する噛み合わせに対応するために歯ぎしりをするとの説もあります。
④日中の噛み締め癖
日中の噛みしめなど無意識に行っている癖が夜寝ている時に出てしまうこともあります。
日中食いしばりや上下の歯を当てる癖がある人は筋肉が記憶していて、寝ている間も行なってしまうことが原因です。
⑤顎関節の形態変化
年齢と共に顎の関節は磨り減り、関節が平らになってきます。
その形に合わせて歯の形も変化させるために歯ぎしりをしている可能性が指摘されています。
上記が例として原因となる事があります。
このことが原因で下記の症状が起きてきます。
①歯が削れて短くなる
②噛むと歯が痛い、違和感がある
③詰め物が取れる、割れる
④歯の根元が削れる
⑤歯が割れる
骨に出る症状は
①骨隆起(骨が歯茎の所から盛り上がってくる)ができる
②歯を支えている骨がやせて歯周病が悪化する
その他にも顎の関節や筋肉が痛くなったり、肩こりや頭痛が誘発されることもあります。
歯ぎしりやくいしばりは完全に治すことは難しいのが現状です。
しかし、歯や顎を守るために症状の軽減のために当院ではマウスピースを作っております。
マウスピースは薄く柔らかい素材で作ってます。
夜寝るときに使用し、負担軽減します。
上記の症状が一つでも当てはまる方や気になる方は一度スタッフにご相談下さい。
スタッフ一同皆様のご来院お待ちしております。
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|2022年2月2日 水曜日
むし歯よサラバ!歯に良い食べもの
こんにちは。院長の内山です。
2月といえば、受験シーズンの真っ只中。
受験を控えている学生さんや
保護者の皆さんにとっては、
まだまだ気の抜けない日々ですね。
試験は一発勝負。
本番で最大限の力を発揮するためにも、
健康管理はとても大切です。
規則正しい生活を心がけ、
ベストな状態で試験に臨みましょう!
さて、健康を維持する上では
栄養バランスの取れた食事が欠かせません。
そして、バランスの良い食事は身体だけでなく、
歯も丈夫にしてくれます。
そこで今回は、丈夫な歯を保つために
バランス良く取り入れていただきたい、
『歯に良い食べもの』をご紹介します。
◆歯を丈夫にする食べもの
「カルシウム」が骨を強くする
というのは有名な話ですが、
それは歯も同じ。
歯の表面は食事のたびに
むし歯の原因菌によって
少しずつ溶かされています。
その際に、歯に含まれていたカルシウムも
溶け出してしまうのですが、
だ液などの働きによって、
溶けた歯は修復されます。
これを『再石灰化 (さいせっかいか)』といい、
カルシウムが不足してしまうと
再石灰化が上手くいかないため
歯が弱って、
むし歯にもなりやすくなってしまいます。
そんな、歯を丈夫にするカルシウムは、
・ひじき
・小魚
・昆布
・わかめ
・海苔
・牛乳
・チーズ
といった、魚介類や海藻類、
乳製品などに含まれています。
特に積極的にカルシウムを
摂取していただきたいのは妊娠中のお母さんです。
お腹の中の赤ちゃんは生まれる前から、
乳歯の芽と呼ばれる
「歯胚(しはい)」 を作りはじめています。
そして、中学生くらいのお子さんも
生えはじめた永久歯を
丈夫にしていくために、
カルシウムは必要不可欠です。
ただし、
単純にカルシウムを多く摂取したからといって
歯が強くなるわけではありません。
というのも、
カルシウムは吸収率の低い栄養素で、
せっかく摂取しても、
そのほとんどは体内に取り込まれません。
しかし、
「ビタミンD」を
一緒に摂れば話は別!
摂取したカルシウムの吸収を促進し、
骨まで運ぶ働きをもっています。
ちなみに、ビタミン Dを含む食品は
魚類やきのこ類で、
・カツオ
・きくらげ
などに含まれています。
さらに、
歯の表面を丈夫にするために
必要な栄養素がもうひとつ。
それが「ビタミンA」です。
ビタミンAは
・にんじん
・かぼちゃ
・レバー
などに多く含まれ、歯の表面を覆う
「エナメル質」という組織を強くしてくれます。
そして最後にご紹介するのが
「ビタミンC」
ビタミンCはエナメル質の下にある
「象牙質」という組織を強くします。
象牙質は歯のほとんどを構成する
いわば歯の主成分。
・パセリ
・ピーマン
・ほうれん草
・イチゴ
・みかん
・レモン
などに含まれているので、
これらもしっかりと摂るようにしてくださいね。
◆歯を掃除してくれる食べもの
「丈夫な歯をつくる」以外にも、
歯にとって良い食べものがあります。
それは、
繊維質を多く含む野菜や果物。
例えば、
・レタス
・セロリ
・ごぼう
といった食材ですが、
このような食べものは
飲み込むまでに何度も噛むことになり、
その際に
歯の表面や粘膜についた
汚れをこすり取ってくれます。
また、噛む回数が増えると
だ液もたくさん出ます。
だ液には
口の中の汚れや細菌を洗い流す作用もあり、
口腔内を清潔に保つには欠かせない存在です。
◆「食事」も「ケア」もバランスよく
「歯に良い食べもの」は今回ご紹介したように
たくさんありますが、
食事だけでは歯を守れません。
むし歯や歯周病の予防には
ご自宅での適切なケアと、
歯科医院での
定期検診が効果的です。
いくら歯科医の治療や検診を受けても、
「ご自身で行うセルフケア」
を怠ってしまうと、
歯は弱り、さまざまな疾患を
引き起こしてしまうことに。
食事もケアも好き嫌いせず、
「バランスよく」を心がけてくださいね!
さくらの山歯科クリニック
〒350-2203 埼玉県鶴ヶ島市上広谷2-10MRビル1F
TEL:049-237-7564
URL:http://www.sakuranoyama.jp/
Googleマップ:https://g.page/r/CWnO9qk_LmsCEAE
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|2022年1月23日 日曜日
こんにちは。
先日、トンガ火山の大噴火により津波警報・注意報が発表され緊張が走りました。多くの地域に避難指示が出されました。
昨日は、大分・宮崎で震度5強の地震が発生しました。
日本は自然災害が多い国です。今までもいろいろな災害がありました。
改めて、いつ起こるかわからない災害への備えが必要だと感じました。
今回は、災害時のお口のケアについてです。
災害時にはお口の中のことを考える余裕はないかもしれません。ですが、お口の中を清潔に保つことができないと、バイ菌が増加して身体に影響を及ぼす可能性があります。
大規模災害時は、避難所などでの集団生活となり偏った食生活やストレスなどが原因で、虫歯や歯周病・口内炎などのお口の問題が生じやすくなります。
お口のケアが不十分になり、口腔内の環境が悪化することで免疫力が低下し感染症に罹りやすくなってしまいます。
◎歯ブラシがない場合
濡らしたタオルやウェットティッシュ・口腔ケア用のウェットティッシュなどを指に巻き、汚れを取り除きましょう。特に歯と歯肉の境目は細菌が増えやすい部分なので丁寧に歯垢を拭うようにしてください。口臭が気になる場合は、舌も優しく拭うようにしましょう。
◎歯ブラシがある場合
水が不足している場合は、泡立ちにくいジェルタイプや液体ハミガキを使用しましょう。洗口剤を使用するのも良いです。
◎義歯を使用している場合
義歯をお口の中に入れたままにせず、1日1回は外して清掃するようにしましょう。歯ブラシや義歯ブラシがある場合はブラシを水で濡らして磨き、ない場合は水で濡らしたガーゼやウェットティッシュなどで汚れを拭うようにしてください。
◎唾液の分泌を促す
唾液にはお口の中の汚れやバイ菌を洗い流す作用があります。キシリトール入りのガムを噛んだり、唾液腺マッサージをして唾液の分泌を促しましょう。
災害が起きた時、お口ののケアは重要になりますので防災グッズの中にケア用品も入れておきましょう。
・歯ブラシ
・コップ
・デンタルフロス
・液体ハミガキ
・洗口液
・口腔拭き取りシート など
日頃から歯科医院での定期検診やメンテナンスを受診し、お口の健康を保っておくことが重要です。
ご自身のお口に合ったブラッシング方法など、ケアの方法を知っておくことも災害時に有効です。
定期的な受診をおすすめします。
スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております。
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|2022年1月7日 金曜日
歯の寿命と身体の寿命の関係
あけましておめでとうございます。院長の内山です。
お正月休みも終わり、
すでに学校やお仕事といった
日常生活に戻りはじめた方も多いかと思いますが
たくさん休んで、たくさん食べ、
元気になった体で
この一年を健康に過ごしましょう!
さて、そんなお正月といえば、
皆さんのご家庭で「おせち料理」はご用意されましたか?
おせち料理に使われる食材には、
それぞれに「おめでたい意味」や、
「縁起をかついだ長寿の願い」などが込められており、
昔から多くの人々が
健康に長生きできるように願っていた
というのがよくわかりますね。
ところで、
そんな「身体の寿命」とは別に、
「歯」には「歯の寿命」がある
というのはご存じでしょうか。
実は、私たち人間は
80歳を迎えるまでに
たくさんの歯を失ってしまうため、
生涯自分の歯だけで食事を楽しめる人は
ごくわずかなのです。
そこで今回は、
そんな「歯の寿命」と、
それを延ばすための方法について
ご紹介させていただきます。
◆歯を○○歳まで長生きさせよう!
歯の寿命は人間の寿命よりも短く、
皆さんの年齢や健康状態に関わらず
歯が抜け始めてしまう可能性はゼロではありません。
しかも、歯の本数が減ってしまうと、
日々の食生活はもちろん、
コミュニケーションや
運動能力にも影響が及ぶなど、
身体にも様々な悪影響があらわれはじめます。
つまり、
歯の有無は全身の健康に関係するため、
皆さんの健康・寿命と
歯の健康・寿命は
異なるようで密接な繋がりがある
ということなのです。
このことから、
厚生労働省と日本歯科医師会は
とある目標を提唱しています。
ずばり、その目標とは
80歳まで20本の歯を残すこと
=8020(ハチマルニイマル)運動です!
◆「歯」が減れば「食べられるもの」も減る
私たちは日頃、
お肉やお餅のように歯ごたえのあるものや、
おせんべいのような硬いものなど、
実に様々な食べ物を口にします。
しかし、歯の本数が減ってしまうと
それらをうまく噛み砕けなくなってしまうため、
食べものが喉に詰まる原因になることも。
そう、これまで
「おいしく食べられた料理」が一転して、
「命を脅かす危険な食べもの」に
変わってしまうのです。
◆豊かな人生は健康なお口から
日本人の平均寿命は
男女ともに80歳を超えるようになり、
これからも延び続けることが予想されています。
しかし、せっかく寿命が延びても、
その時間を豊かに過ごせなくては
もったいないと思いませんか?
つまり、身体だけではなく
歯をより多く残し、
お口の健康を保つことが
重要になってきます。
それには歯の喪失の原因…
「むし歯」や「歯周病」などの
予防・早期発見・早期治療が
必要不可欠です。
特に歯周病は、
別名「沈黙の病」と呼ばれるほど、
自覚症状の乏しい病気。
気づいた頃には重症化していることも
少なくありません。
そのためにも定期検診は欠かさずに、
何か気になることがあれば
すぐに相談するようにしましょう。
皆さまの歯と健康を守るために、
常に最善の診療を心がけて参りますので
2022年もどうぞよろしくお願いいたします!
さくらの山歯科クリニック
〒350-2203 埼玉県鶴ヶ島市上広谷2-10MRビル1F
TEL:049-237-7564
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|2021年12月27日 月曜日
知らぬ間に骨が溶ける?喫煙者のお口リスク
こんにちは。院長の内山です。
年末年始の準備でバタバタと忙しいこの季節。
その中でも、恐らく皆さんも行う大掃除ですが、
もともとは12月13日になると行われていた
「すす払い」という行事が由来となっており、
「正月事始め」の一環として
新年を迎えるための習慣だったそうです。
そんな年に一度の大掃除ですが、
実際には日頃からこまめに掃除をしていれば、
手間も時間も少なく済みます。
そしてそれは、歯のお掃除も同じこと。
実は、普段からお口の中をきれいな状態にできていないと、
お口の中の細菌がどんどん増え
『歯周病』や『むし歯』のリスクが確実に高まります。
特にタバコを吸う方は、
『歯周病』に対して十分な注意が必要です。
そこで今回は、
タバコとお口の関係についてお話したいと思います。
◆気づいたときにはもう手遅れ
歯周病を「ただ歯ぐきが腫れるだけの病気」
と考えている方がいらっしゃいますが、
それは大きな間違いです。
歯周病は
歯と歯ぐきの間に歯周病菌が入り込み、
腫れや出血を伴いながら、
やがては歯を支える骨を溶かしてしまう
恐ろしい病気です。
骨が溶けてしまうと、
当然それに支えられていた歯は抜けてしまいます。
実は、歯が抜けてしまう原因のNo.1は、
「むし歯」ではなく
「歯周病」なのです。
歯周病で歯を失う原因としては
「自覚症状の少なさ」が挙げられます。
唯一とも言える自覚症状は「歯ぐきの出血」。
もし、出血がいつまでも続いているようだと、
歯を支えている骨が溶け始めている可能性が高いので、
今すぐにでも歯科に相談してください。
ところが、
そんな唯一の自覚症状とも言える
「出血」すら気づかなくさせるのが「タバコ」です。
タバコに含まれる有害物質は、
歯ぐきの血流悪化を引き起こし、
出血しにくくなるため
歯周病に気づきにくくなってしまうのです。
それだけではありません。
血流が悪いということは、
細菌と戦う力が衰えることを意味しますので、
歯周病菌がどんどん増えていきます。
「ようやく気づいたころには、
もう骨がすっかり溶けてしまっている」
喫煙者にはこうしたリスクがあることを
しっかり覚えておいてください。
◆全身疾患につながる可能性も…
このように、タバコは歯周病を悪化させますが、
歯周病の悪影響は口腔内だけではありません。
歯ぐきから侵入した細菌が血管に入り、
全身にまわることで、
・心臓疾患
・脳血管疾患
・認知症
・糖尿病
・がん
・早産
・低体重児など、
様々な病気に関わっていることが知られています。
このように、タバコは肺がんや歯周病だけでなく、
全身疾患を悪化させる引き金になり得るのです。
◆禁煙は歯の治療に大切なこと
「自分はもう歯周病になってしまったから
関係ない!」
と思われた方も、まだ遅くありません!
ある程度進行した歯周病にも禁煙は有効なので、
ぜひチャレンジしてみましょう。
禁煙をすると歯ぐきの状態が回復して、
歯周病のリスクが下がります。
さらに、
歯周病を予防することが全身疾患の予防になり、
ひいては健康な人生をおくることにもつながっていきます。
また、喫煙をしている方は、
自覚症状が少ないため、
必ず定期的に歯科で検診を受けてください。
検診では歯周病のチェックのほか、
歯周病菌のすみかとなっている歯石を取り除いたり、
歯にこびりついたヤニを取り除いたりすることもできます。
疾患の早期発見・予防・見た目の改善など、
様々なメリットがありますので、
ぜひ定期的なご来院をお待ちしております。
さくらの山歯科クリニック
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