さくらの山歯科クリニックブログ
2020年6月7日 日曜日
こんにちは。
今日も真夏のように暑い1日でしたね。
今年はコロナウィルス対策のためマスクが必須アイテムですね。
最近は暑い日が続いているので、マスク着用による息苦しさから、口呼吸になっている人が倍増しているそうです。夏にかけて口呼吸になる人が増えることが予想されています。
みなさんは鼻呼吸と口呼吸を意識したことがありますか?
鼻から呼吸することで、空気中に漂う雑菌やほこりなどの異物の大部分が自然に濾過される仕組みになっています。
口呼吸は刺激物や異物を直接体内に吸い込んでしまうため、身体の免疫機能を直撃してしまいます。
《口呼吸が及ぼす悪影響》
○虫歯・歯周病になりやすく、口臭の原因にもなる
お口の中は唾液が常に出ている状態が正常です。この唾液はお口の中の細菌をやっつけたり、汚れを洗い流したりなど様々な働きがあります。口呼吸をするとお口の中が乾燥し、唾液がうまくまわらずに虫歯や歯周病の原因菌が繁殖しやすくなってしまいます。
○歯並びが悪くなる
歯の並びは「内側からの圧力」と「外側からの唇や頬の筋肉からの圧力」の均衡が取れる位置に自然に並ぶようになっています。そのため、慢性的な口呼吸だと「外側からの圧力」がかからず、出っ歯や受け口などの原因になります。特にお子様は骨格にも影響が出やすいため注意が必要です。
○いびきや睡眠時無呼吸症候群が起きやすくなる
○風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなる
鼻呼吸をしましょう。
鼻で呼吸することを意識するだけでもかなり効果があるようです。
コロナの影響で外では難しいかもしれませんが、家の中でマスクを外し深い呼吸をすることが勧められています。
お口の周りの筋肉を鍛えましょう。
そのための有効な方法として、良く噛んで食べる習慣をつけることです。良く噛むことは、歯にとっても身体全体にとっても良い影響を及ぼします。
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|2020年5月31日 日曜日
洗口液と液体ハミガキ
みなさん、こんにちは!
ようやく緊急事態宣言が解除され、少しずつ以前の生活に戻りつつあります。
ただ、しっかり感染予防対策は引き続き行って私たち個人個人で第二波第三波を阻止出来るようにしなくてはとまだまだ緊張感は抜けませんよね。
今回は洗口液と液体ハミガキについてお話させていただきます。
ここ数年でドラッグストアなどでも歯磨きに関連する商品が豊富になり、歯磨きコーナーが昔に比べてとても充実しています。
歯ブラシ歯磨き粉には様々な種類があり、歯間ブラシやデンタルフロス、洗口液や液体ハミガキなどたくさんの関連商品が販売されています。
時折、患者様から洗口液と液体ハミガキの違いについてのご質問がありますが、似ているようで実は違うんです。
まず、洗口液ですが、こちらは基本的に歯磨きとセットで使い、歯磨きをした後に使用します。
洗口液はすすぐだけで、歯垢口臭といったロ内トラブルの原因となる食べカスやミクロの汚れ、ネバネバを洗い流してくれます。
磨き残し対策のために日常の歯磨き後の仕上げとして使いましょう。
また、外出先や忙しくて歯磨きができない時、お口の不快感が気に
なった時など、洗口液ならすすぐだけでお手軽にお口をすっきり清潔にすることができます。
使い方は、適量をお口に含んで20~30秒間 すすぐだけ。その後は水ですすぐ必要はありません。特に、医薬部外品の場合はすすがな
い方が薬用成分の効果が続きやすくなるため、そのままにしましょう。
そして、次に液体ハミガキですが、液体歯磨きはその名のとおり、液体タイプの歯磨き剤です。
チューブ入りの練り歯磨きと同様に歯ブラシを使って歯を磨く時に使用するもので、お口に含んですすいだ後にブラッシングすることで効果を得ることができます。
研磨剤を含まないので歯を傷つけにくくやさしい歯磨き剤ですが、強くブラッシングしすぎると歯ブラシで歯が傷ついてしまうので気をつけましょう。
液体歯磨きは適量をお口に含んですすいだら、歯ブラシで丁寧にブラッシングします。
練り歯磨きのように水ですすぐ必要はありませんが、気になる場合はすすいでも問題ありません。
ただし、医薬部外品の場合は薬用成分を洗い流してしまうので、軽くすすぐ程度にしましょう。
ですので、みなさんも商品を購入するときは用途に合わせてしっかり選んで購入しましょう。
パッケージに「洗口液」とか「液体ハミガキ」と記載されていますので、しっかり確認しましょうね。
当院でもお口の中を清潔に健康に保つため、様々な関連商品を扱っており、患者様それぞれに合ったものをご提供したいと努めていますので、何か気になることがありましたら、些細な事でも大丈夫ですので当院スタッフにお聞きくださいね。
皆さまの御来院をスタッフ一同お待ちしております。
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|2020年5月24日 日曜日
歯の生え変わり
こんにちは。
まだまだ寒暖差がある日々ですが、
お元気でお過ごしでしょうか?
今日は歯の生え変わりについてお話しをしたいと思います。
乳歯の生え変わりは、だいたい小学校入学前(5歳前後)から始まり、小学校6年生(12歳前後)くらいまで続きます。抜ける時期については、言葉の発達や体形の変化と同じように個人差がありますが、8歳くらいまでに生え変わりが始まれば問題ないので気にしなくて大丈夫です。
ただ、生えてくるといわれている時期より、1年以上過ぎても生えてこない場合は歯科医に相談しましょう。
乳歯と永久歯の本数
乳歯は20本あるのですが、生えそろった段階で、28本の永久歯になります(親知らずが生えている場合は、合計で32本になります)。
乳歯の生え変わる順番
まず、下の前歯の2本から生え始め、次に上の前歯2本、その後、奥歯が生えてきます。ただし、これらの生え方にも個人差があるので、順番が違うからといって焦らなくてもいいでしょう。だいたい乳歯が抜け始めたら、半年くらいで永久歯が生えてきます。もし永久歯が生えてこないようなら、歯科でレントゲンを撮ってもらうのもおすすめです。
乳歯と永久歯の違い
色 乳歯は白に近く、永久歯は黄色味を帯びている。
大きさ 乳歯の方が全般に永久歯よりひとまわり小さい。
歯質 乳歯のエナメル質・象牙質の厚みは永久歯の半分程度と薄い。
乳歯は永久歯にくらべ石灰化が不十分である。
生えかわりの時期に注意すること
1.
生えたての歯には予防を積極的に行いましょう
生えたての歯の表面は粗いため汚れがつきやすいだけでなく、酸に溶けやすいため、むし歯になりやすい状態にあります。早い時期からフッ化物(フッ素)を活用して積極的にむし歯予防をしましょう。
2.
乳歯のむし歯もきちんと治療しましょう
永久歯は乳歯の下で成長しています。いずれ永久歯に生え変わるからといって乳歯のむし歯を放置すると、その後に生えてくる永久歯の歯の質や歯並びに悪い影響を及ぼします。
3口の中を観察しましょう
永久歯が生えてきても、乳歯が抜けなかったり、歯肉炎が起きたりしていることがよくあります。日頃から口の中をよく観察して、何か問題があったら歯科医院に相談しましょう。
何か不安な点などありましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
さくらの山歯科クリニックスタッフ一同お待ちしております。
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|2020年5月17日 日曜日
いつまでも健康でいるために
皆さん、こんにちは。
世の中は今コロナの感染が広がり、先の見えない毎日に不安を抱えて過ごされている方が多いのではないでしょうか。
予防対策として、3密を避けることや、手洗い・うがいの大切さが連日報道されています。お口は体の入り口であり、うがいをすることはもちろん、歯磨きをしてお口の中の細菌をやっつけることで様々な感染症のリスクを減らせます。定期的に歯科医師や歯科衛生士による専門的口腔ケアを受けていただくことや、ご自身で毎日丁寧に歯磨きをしてもらうことで虫歯や歯周病を防ぐことができますし、それが感染症の予防等にも繋がります。
1989年(平成元年)より厚生省(当時)と歯科医師会が推進している8020という運動があります。『80歳になっても20本以上自分の歯を保とう』というものです。何故80歳で最低ラインが20本なのか。これについては「残存歯が約20本あれば食品の咀嚼が容易であるとされており、例えば日本人の平均寿命である80歳で20本の歯を残すという、いわゆる8020運動を目標の1つとして設定するのが適切ではないか」と考えられているからだそうです。
健康を維持して生活習慣病を予防するには、運動や食事が大切なことはよく知られていますが、噛む”ことが心身の健康づくりに大きな効果があることはあまり知られていません。実は、正しく噛む・飲みこむことで体や心が健康になることが、近年の研究や報告で明らかになってきているそうです。
例えば、高齢者の死亡原因のトップである誤嚥性肺炎は、お口の中の細菌やウイルスが原因となりますが、専門的な口腔ケアでその発生率が大幅に減少します。インフルエンザの予防にも口腔ケアが効果を発揮しています。きちんと噛むことができるようになった子供の成績が向上し、運動能力が上がったという例もあります。これは噛むことで脳の血液量が増え、脳の働きが活発になったということが関係しているようです。噛むことでダイエットに効果があったり、コレステロール値や血圧、血糖値が正常になった報告もあるそうです。
近年では、子供や若い人に広がる鬱や、働き盛りの人を襲う生活習慣病が問題になっています。体を動かすのが困難な方でも、噛む機能を回復させれば、良くなる可能性があるということですね。生涯を通して歯の健康、噛む”機能をしっかり保持することが元気に過ごす近道になります。
お口の中を健康に保ち、生涯健康に、そしてコロナに負けずに一緒に頑張りましょう!
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|2020年5月9日 土曜日
歯痛の話
皆さま、こんにちは。ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
今年はかつてないほど、街中が静まり返ったお休みとなりましたね。
今、世界中を震撼させている病気もそうですが、『痛み』は人に辛い思いしか与えません。
できれば、経験したくない・・・。
歯の痛みも同じです。
でも、あれ??なんか歯に違和感があるな。痛いかなと思っても、そのまま放置してしまうことも多いようです。
なぜ、歯医者に行くのがおっくうになるのでしょう?
無防備な体勢で、されるがままになる緊張感。
音が怖い。麻酔が苦手・・など、多少の痛みをそのままにしたくなるほどの不安やマイナスイメージが影響するかもしれません。
歯の痛みは、時と人を選びません。
歴史を振り返ると、歯痛と闘ってきた人たちの逸話が数多くあるんですよ。
英国のエリザベス1世は、昼夜を問わず、ひどい歯痛に悩まされたようです。
それから100年ほど後、フランスのルイ14世も人生の大半を歯痛に悩まされ、1685年には上の歯の左側を全部抜いたそうです。その歯痛は、政治上の良くない決定にまで影響を及ぼしたとも言われています。
時代は進み、アメリカのジョーシン・ワシントンも、22歳からほぼ毎年歯を抜き、1789年に米国初代大統領になった時には、歯はほとんど残っていなかったようです。彼は歯を失ったせいで見た目が悪くなり、入れ歯も合わなかったので、精神的な苦痛も味わいました。
1ドル紙幣の肖像画は、バネを使用した入れ歯が飛び出さないようにグッとくいしばり、険しい表情をしているとも言われています。
何とも痛ましいお話ですね・・・。
どれほどお金や立場があっても、歯科医の知識、技術、材料面でまだまだ十分な治療が受けられる時代ではなかったので、歯痛に伴う苦しみをただ我慢するしかありませんでした。
ひたすら我慢だなんて、辛すぎますよね・・・。
今はどうでしょうか。
虫歯や歯の痛みの原因への理解が深まり、治療法も確立され、痛みを和らげる局所麻酔や、使える歯科材料、薬剤、機材も豊富にあります。
歯痛を治し、歯をできるだけ失わないようにする。
当院も行なっている歯科治療の取り組みは当たり前のことではなく、現代治療の革新的な進歩なのだと、しみじみ感じます。
痛みに耐えた過去の偉人たちより、ずっと楽な気持ちで治療を受けられるありがたみを感じますね。
ホームページでも取り上げていますが、当院は痛みに伴う苦痛や不安を感じておられる患者さまに寄り添った治療や取り組みを心がけております。
生活習慣の見直しやメインテナンスにより痛みを予防したり、軽減することもできます。
まだ少し不安がありますか?
どうぞ安心して、どんな小さなお悩みでもお気軽にご相談くださいね。
スタッフ一同ご来院をお待ちしております。
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