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さくらの山歯科クリニックブログ

2021年2月7日 日曜日

免疫力

こんにちは。
少し寒さがゆるみ春の始まりが感じられる頃となりました。
季節の変わり目には、その変化に体が馴染めず体調を崩しがちですね。その原因は免疫力の低下が大きく関わっていると言われています。

◎免疫力とは
病原菌やウィルスなどの異物から体を守る機能のことです。免疫力が下がるということは体を守る力が弱まるということなので、病気にかかりやすくなってしまいます。
また、汚染物質やほこり、老廃物などを処理するのも免疫の役割なので、免疫が下がるとアレルギー症状がでたり、肌荒れしやすくなったりします。A6CB8B46-A032-4690-BCB2-C3440EE7F25F.jpeg
〈防御=粘膜免疫〉
主に目・鼻・口・腸管などの粘膜で働きます。ウィルスや細菌が粘膜から体内に入るのを阻止し、感染を防ぎます。
〈攻撃=全身免疫〉
ウィルスや細菌が粘膜免疫を突破し体内に侵入した時に、免疫細胞が病原体を捕まえ排除します。

なぜ季節の変わり目に免疫力が落ちやすくなるのでしょうか?
免疫が正常に機能するための鍵は「自律神経」の働きです。自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
交感神経は、主に身体の活動時間や昼間に活発に働きます。全身の活動力を高め、血圧や血糖を上げたり、血液を筋肉や脳に集めたりします。
副交感神経は、主に安静時や夜間に働きます。身体を回復させ内臓の機能を高めたり、免疫機能を整えたりします。
冬が近づくと交感神経が優位になり、血圧と体温を上げて寒さに対応しようとします。一方、夏が近づくと副交感神経が優位になり、血圧と体温を下げて暑さに対応しようとします。季節の変わり目は、調節が行われる移行の時期で、自律神経のバランスが乱れがちになるのです。その結果、免疫力の低下につながります。

免疫力の低下は①加齢②生活環境・生活習慣③ストレスが原因で起きると言われています。昨今では、腸内環境・口腔内環境もその要因のひとつと言われています。

☆免疫力を上げましょう!
⚫︎生活リズムを整えましょう
⚫︎栄養・食生活を見直しましょう
⚫︎適度な運動をしましょう(体温の上昇)
⚫︎笑顔(笑いはとても大切です。自分自身の楽しみをみつけましょう)
⚫︎お口の中から免疫力アップ7E2B7795-940C-46AD-A0AE-80FC5A7E78CD.jpeg

口腔内は細菌や有害物資の入り口でもあり、体内へ侵入するバリアの役割を持っています。しかし、虫歯や歯周病などで唾液の量が減少したり口腔内のバランスが崩れると、口腔内の粘膜のバリア機能が欠如してしまいます。バリア機能を十分に発揮できるよう、口腔内を健全な状態に保ちましょう。

スタッフ一同皆様のご来院をお待ちしております。

投稿者 さくらの山歯科クリニック

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