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さくらの山歯科クリニックブログ

2019年12月13日 金曜日

歯周病と全身疾患[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]

皆様こんにちは!
もうすぐクリスマスですね。12月はやる事が沢山あって、あっという間に今年も終わってしまいそうです(^^;

今回は歯周病と、歯周病による全身への影響についてお話したいと思います。
歯周病はよくお聞きになると思いますが、う蝕(虫歯)と並ぶ歯科の2大疾患の一つです。歯周病とは歯肉の腫張や疼痛、歯を支えている骨(歯槽骨)の破壊が起こる病気です。
歯周病を放っておいてしまうと歯が抜けてしまう、という事は皆様想像されると思いますが、それだけではなく、近年、全身への影響も取り沙汰されるようになりました。
いくつかの病気を挙げますと、
・糖尿病
・心筋梗塞
・動脈硬化
・早産、低体重児出産
・骨粗鬆症
・誤嚥性肺炎
・メタボリックシンドローム
など様々な病気との関連性が報告されております。糖尿病に関しては、歯周病菌は腫れた歯肉から容易に血管内に侵入し全身にまわります。血管に入った細菌は体の力で死滅しますが、歯周病菌の死骸の持つ内毒素は残り血糖値悪影響を及ぼします。

また誤嚥性肺炎では、高齢者の肺炎の大部分を誤嚥性肺炎がしめています。その原因の一つには、不十分な口腔ケアによる口腔内及び咽頭から検出される総細菌数の増加と嚥下障害に伴う誤嚥により発症します。特に、口腔清掃により発症率が著しく低下する事から、総合的な口腔ケアは肺炎防止につながるとされています。

この様に、歯周病や不十分な口腔ケアは全身の健康にも大きな関わりを持っています。すなわち、毎日の食生活を含めた生活習慣を見直し、歯周病を予防する事が全身の健康にも繋がってくるという事ですね。

皆様が健康で新年を迎えられます様、私達スタッフも皆様のご来院お待ちしております(^^)♪

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投稿者 さくらの山歯科クリニック

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