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さくらの山歯科クリニックブログ

2018年7月12日 木曜日

歯間ブラシ[鶴ヶ島、川越、若葉の歯医者 さくらの山歯科クリニック]

こんにちは(^_^)

梅雨も明け、日に日に暑くなってますね。

皆さん熱中症には十分気を付けて下さい( ;∀;)

さて、今回は歯間ブラシについてです。

「歯をしっかり磨いているのに、虫歯や歯肉炎になってしまった」そんなお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

しっかり歯垢除去をして虫歯や歯周病を予防するためには、歯ブラシだけのケアでは足りません。歯間ブラシは、歯ブラシでは届かない歯と歯の隙間のプラーク(歯垢)を除去してくれます。

○歯間ブラシを使った方が良い理由

虫歯になりやすい部分は大きく分けて3カ所です。

・奥歯の噛み合わせ部分(大臼歯の溝)

・歯と歯の隙間

・歯と歯茎の間

歯ブラシは歯の表面の汚れを取るのに適していますが、歯と歯の間や、歯と歯茎の間には毛先が届きにくく、きれいに汚れを落とすことはできません。歯ブラシだけのお手入れでは、60%程度しか汚れを落とせないことは分かっています。

歯と歯の間はデンタルフロス、歯と歯茎の間
は歯間ブラシで汚れを落としていくことが必
要で、歯ブラシと併用することにより、プラ
ークを90%以上も除去することが可能なので
す。
特に加齢や歯周病により歯茎が下がってくる
と、歯と歯茎の間の隙間が広がっていくため、
歯ブラシと併せて歯間ブラシでもケアをして
あげることが大切になってきます。

○いつ使うのが有効なのでしょうか?

夜、歯磨きをする前に使うのがおすすめです。歯間ブラシは、デンタルフロス同様歯ブラシを終えた後に使う方が多いかもしれません。

○歯間ブラシを使用して出血したら?

歯間ブラシを使っていて出血した場合、以下のことが考えられます。

・間違った使用法
サイズが合わないものを使ったり、力が強すぎたりすることが考えられます。

・歯周炎になっている

歯周病の初期段階である歯肉炎が起きていて、少しの刺激でも出血しやすくなっていることが考えられます。

・歯周病になっている
歯を支えている骨が溶け、歯周ポケットが深くなっています。歯周病菌に感染したことで歯周ポケットから出血し、状態がさらに悪くなると膿が出る場合もあります。

しかし歯間ブラシを使って出血したからといって、出血そのものが悪いわけではありません。歯茎からの出血はむしろ体から菌を出している免疫反応ですから、悪い血とはいえず、むしろ出してしまった方がいいともいえます。毎日ケアを続けていくことで、歯茎が強くなり出血しないようになります。

歯ブラシに加えて、歯間ブラシやフロスなどを利用して歯磨きを行うことは、プラークコントロールの上でももはや常識となりつつあります。歯間ブラシは使用することで歯垢除去率も高く、歯周病予防や改善に効果のあるものですが、一方で誤った使い方をしている人も多いのが現状です。

まずは無理なく入れられるものを使用することを心がけ、歯間ブラシはどうしてもきついという方はデンタルフロスを使うなど、まずは自分の歯に合ったものを使うように心がけてみてください。

サイズや使い方が分からないという方は、お伝えしておりますので、気軽に聞いてください!

皆様のご来院、スタッフ一同心よりお待ちしております。

投稿者 さくらの山歯科クリニック

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