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キッズスペース完備。お子さま連れの方もお気軽に来院出来る歯科です。

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2019年4月14日 日曜日

口内炎〔さくらの山歯科クリニック、鶴ヶ島、若葉の歯医者〕

こんにちは!

桜もすっかり散り、心地よい季節がやってきましたね。

今回は口内炎についてです。

口内炎は、口腔内粘膜に発症する炎症の総称です。発症が口腔内の特定部位に限局する場合、その部位の名称で呼びます。唇にできれば「口唇炎」、口角にできれば「口角炎」、舌にできれば「舌炎」、歯ぐきにできれば「歯肉炎」です。ストレスや疲れがたまって抵抗力や体力が低下した時などに起こり易く、体の異変を知らせるサインともいえます。口内炎ができた場合は、生活習慣を見直す事が必要です。

 

特に注意すべき人
ドライマウス患者、更年期女性、高齢者や乳幼児は注意が必要です。

ドライマウス患者:唾液は、ウイルス、菌類の口内接着を防ぎ、粘膜において外的刺激からの防御作用があります。唾液が減るドライマウス患者には、カンジダ性口内炎を発症している人が少なくありません。

更年期女性:性ホルモンは唾液分泌に影響を与えます。ドライマウス患者は中高年層、主に女性ホルモンが減少する更年期女性に多くみられます。

高齢者:口内の不衛生、入れ歯の不具合で発症することがあります。1番大切な事は口内を清潔に保つ事です。うがい・歯磨き・入れ歯の手入れをこまめにしましょう。

乳幼児:口内炎の痛みをうまく伝えられない場合があります。痛みのため、必要な水分、食事を口へ入れられず、ひどい場合は脱水症状をまねきます。口に物を入れたがらない場合は、口内をチェックしてみて下さい。また、発熱を伴う時はウイルス感染していることもあるので、小児科を受診しましょう。

口内炎と似ている他の病気
口内炎に罹患した場合、多くは数日から約10日で自然治癒するのが一般的です。しかし、長期間(2週間以上)経過しても治癒しない、徐々に大きくなる、再発を繰り返す、薬を5~6日用いても改善しない場合は、別の深刻な疾患かもしれません。口腔外科など受診して下さい。他には、歯科、耳鼻咽喉科、皮膚科、内科で受診できる場合もありますので事前に確認の上、早めに受診しましょう。以下に、口内炎に類似した主な疾患の特徴を挙げます。

白板症・・・
カンジダ性口内炎に類似
口腔内粘膜が白色変化する。癌化する可能性があり
特に、舌縁は舌癌に移行するリスクが高い
白い膜がこすってもはがれない
舌癌・・・
アフタ性口内炎と類似
主な患部は舌縁。初期は痛みを感じない。患部は白と赤が混在している色調で、口腔癌の約50%以上を占める。早期発見治療で90%以上が治癒可能
 

薬の選び方
現在市販されている口内炎の薬は、パッチ(貼り薬)・軟膏・スプレー薬などがあります。症状や使いやすさ等、その時の症状に合った薬を選びましょう。口内炎の薬は他の薬に比べ使用方法など特別な場合があります。適切な薬剤、使用方法などを薬剤師に是非、聞いて下さい。適切な状態での使用が痛みをかなり和らげ、早期の治癒に繋がります。

◎口内炎の原因がウイルスや細菌感染の場合は副腎皮質ホルモン剤(ステロイド性抗炎症薬)の使用は悪化させるので注意が必要

その他
レーザー治療:患部をレーザー照射する。主にアフター性口内炎治療に使用される。患部をピンポイントで治療、治癒も早い

予防
予防には、ウイルスや細菌への抵抗力をつけることが大切です。その理由は、口内炎の多くは、免疫力が低下している時に発症するからです。免疫力を高めるために、食生活の乱れ、睡眠不足、疲労やストレスの蓄積などに配慮するなどして生活習慣を改善しましょう。 日頃から栄養状態を良好に保ちましょう。食生活の改善は免疫力アップに繋がります。特に、たんぱく質、ビタミンA、B群、Cは体の抵抗力を強め、感染防止効果があります。脂肪の少ない肉類やEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)を豊富に含んだ青背の魚などで蛋白質を摂取し、緑黄色野菜を食べてビタミン類を補給します。じゃがいものビタミンCは、加熱調理しても壊れにくいのが特徴です。体内に入るとビタミンAに変化するβ-カロテンが豊富なかぼちゃなどとともに、積極的に取るようにしましょう。強いストレスがかかると、ビタミンB2 やB6 不足をまねき易いのでストレスをためないようにしましょう。不足しがちなミネラルは、きのこや海藻に多いので、食事に取り入れるとよいでしょう。
参考
ビタミンA:人参・かぼちゃなどの緑黄色野菜、ウナギ、レバーなど
ビタミンB:牛乳、チーズ、卵、魚、豚肉、レバー、大豆製品など
ビタミンC:柑橘類、いちご、ブロッコリー、パプリカなど

予防にさらに大切なのは、口内を清潔に保つことです。うがいによる口内衛生は、風邪予防にもなります。最初に3回程度口をすすいで、食べ物の残りかすや細菌を洗い落としてから、数回うがいをします。このような、習慣が身に着けば、特にうがい薬を使う必要はありません。また、食後の歯磨きも口内衛生に有効です。ハブラシのブラシ部分が小さめのものを選びましょう。歯を一本一本、丁寧に磨けます。力を入れ過ぎると歯肉を傷付けるので、毛先を歯の表面に軽くあて磨くのがよいでしょう。歯間ブラシやデンタルフロスを使い、よごれの落ちにくい歯間もしっかり磨いて下さい。

 

気になる症状のあるときは、ぜひさくらの山歯科クリニックにご相談下さい。

スタッフ一同心よりお待ちしております!

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2019年4月3日 水曜日

虫歯予防のシーラント〔さくらの山歯科クリニック、鶴ヶ島、若葉の歯医者〕

こんにちは!
桜が見頃の時期になってきましたね!
春休みも終盤ですが、皆様どこかにお出かけはなさいましたか?
春休みということで、当院に親子で検診にいらして下さる方が多くとても嬉しいです!

皆様「フッ素塗布」という予防処置はよくご存知だと思うのですが、他にも「シーラント」という予防処置がございます。
本日はその「シーラント」についてお話ししたいと思います!

子どもの生え替わったばかりの奥歯の永久歯は大人の奥歯に比べ、溝がより深く細かく複雑です。歯ブラシも届きにくく虫歯になりやすい部位です。
シーラントは子どもの奥歯の溝を白いプラスチック素材で埋める虫歯予防法です。虫歯治療に詰め物として使う「レジン」と同じ素材で、この素材にフッ素成分が入っています。
主に生えて間もない6歳臼歯や乳歯の奥歯に行います。
乳歯から永久歯に生え替わるタイミングでシーラントをすることで、より効果的に虫歯予防を行えます。シーラントの効果は永久ではないので、とれてしまったらやり直しが必要になります。

〔シーラントの治療時間〕
シーラントは注射をしたり、歯を削ることもありませんので、お子様にとっても負担の軽いむし歯予防処置です。治療にかかる時間は1本の歯につき5分程度です。

〔シーラントの治療の術式〕
1. シーラントを埋める歯の清掃をおこないます。
2. 歯に薬を塗布します。(この薬はシーラントを取れにくくするために用います)
3. 歯を水で洗います。
4. 歯の溝にシーラントを埋めます。
5. シーラントを硬めるために光をあてます。
6. 終了です。

当院では主に乳歯の生え揃う3歳から小学生までのお子様のシーラントを行っております。
注意したいのがシーラントしたからといって絶対に虫歯にならないというわけではありません。
正しい歯磨きをしなければ歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間からむし歯になってしまいます。シーラントをした後も正しい歯磨きをしっかり行い、3ヶ月に一度フッ素塗布をされる事をオススメします!
歯磨き指導も随時行っておりますので、お子様の仕上げ磨きの仕方など、わからないことがありましたら検診の際に一緒にやっていきましょう!

当院のご来院をスタッフ一同心よりお待ちしております。

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2019年3月30日 土曜日

歯周病と歯ブラシ

こんにちは。3月もそろそろ終わり桜も開花しておりますが、まだ肌寒い日もありますね。
みなさまは体調を崩されておりませんか?
今回は口腔ケアの基本、歯ブラシについてお話したいと思います。

      

歯周病は、症状によって大きく「歯肉炎」と「歯周炎」に分けられます。歯肉炎を放ってひどくなった状態が歯周炎です。歯周炎になると歯磨きのときに歯茎から出血したり、歯周ポケットに膿が溜まって口臭の原因になったりします。

下記が主な症状です。

▼歯肉炎
・歯茎が腫れる
・痛みがあり、むず痒い

▼歯周炎
・歯茎が腫れ、下がる
・痛みがある
・歯磨き時に出血することも
・歯周ポケットに膿が溜まり、口臭の原因になる
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歯周病も虫歯と同じく予防には日々の口腔ケアが必要になってきます。
そのケアで一番使用するのが、もちろん歯ブラシだと思います。
今は、ドラッグストアなどに行くと歯ブラシにもたくさんの種類があって、時々患者様からもどんな歯ブラシを使って良いのかわからないといった声も聞こえてきます。

では、どんな歯ブラシを使うと効果的なのか、簡単ですがご紹介させていただきます。
 

<毛の硬さ>

歯ブラシの毛の硬さには、「かため」「ふつう」「やわらかめ」があります。その中でも、一般的におすすめなのは「ふつう」タイプです。
歯垢を落とすことだけを考えれば、「かため」>「普通」>「やわらかめ」の順で落としやすくなります。

ただ、毛の硬さが硬ければ硬いほど歯や歯茎がすり減りやすくなるので、「かため」を選ぶと歯垢が落としやすくなる分、歯や歯茎がすり減ってしまうこともあります。
1度削られてしまった歯や歯茎を再生することは難しいので、歯磨きをするときはゴシゴシ擦りすぎず、ご自分の力加減に合わせて毛の硬さを調節するといいでしょう。

「やわらかめ」は歯茎を傷付けにくいので、歯茎が弱い方、歯周病で血が出やすいという方にはおすすめです。その分汚れが落ちにくいので、丁寧に磨くようにしましょう。逆に、「かため」は普段の磨き方が弱めという方におすすめです。

<毛先の選び方>

一般的には、毛先が平らになっているものがおすすめです。山切りカットのような毛先の切り口がギザギザになっているものだと、しっかりと歯に当たらず歯垢が除去しづらいのですが、毛先が平らになっていると圧力が均等にかかり、きちんと先端を歯に当てて磨くことができます。

あとは、毛束はなるべく密集しているものがさしっかりと磨くことができます。
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<ヘッドの選び方>

一般に口にあう適正サイズとされているのは、縦が植毛3列、横が2~2.5cmくらいのものです。ヘッドが大き過ぎると奥歯や細かい部分に毛先が当たりにくく、磨き残しができやすくなります。なので、ヘッドの大きさは大き過ぎないものを選びましょう。
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簡単な説明ではありますが、硬さ、毛先、大きさを元にご自分に適した歯ブラシを見つけて、効率的に口腔ケア、ブラッシングをして、歯周病はもとより虫歯も予防していきましょう。

当院でも様々な歯ブラシを販売しており、ご希望があれば患者様それぞれに適した歯ブラシをご紹介しております。
ご質問があればお気軽に当院スタッフにお聞きください。

スタッフ一同お待ちしております。

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2019年3月20日 水曜日

フッ素について[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]

こんにちは。

三月に入り少しずつ暖かくなってきました。
私の家の近くでは、早くも桜が開花してきていて
春を感じるようになりました。

今回は皆さんご存じのフッ素という言葉について、お話ししていきたいと思います。

まずは、フッ素とは、、、
食事することにより口の中は中性から酸性に傾きます。
簡単に言うと歯を溶かす脱灰と言う現象が起こります。
フッ素は、歯の脱灰を抑制し、なおかつ歯を強くする再石灰化を促進してくれます!
そして、、、虫歯菌の活動も抑制する作用も有るそうです。

海外では水道にフッ素(フッ化物)を添加し、多くの住民を対象として虫歯を予防する方法とされてるようです。

私達がより歯を強く、虫歯予防を出来る方法を考えていきましょう!
手軽に毎日出来る事は、、、
高濃度フッ素歯磨き粉を使用して歯を磨く事です。
ここで注目なのが高濃度!
歯磨き粉はいろいろなメーカーさんが出していますが、皆さんはフッ素の濃度を考えて購入した事が有りますか?
日本の薬事法では1500ppmまでフッ素を入れても良いことになっています。
濃度に関係いなくフッ素が入っていれば記載はフッ素含有となる訳ですが、、、
どのくらい入っているかわからない歯磨き粉は正直多いです;
自信をもって入れてるメーカーさんの歯磨き粉には必ず記載がありますので
確認してみてください!
また、高濃度フッ素を入れているメーカーさんは発泡性と言う、
泡が立つのを少なくしています。泡が立つとうがいの回数が多くなってしまいます。
そうすると、せっかくのフッ素が流れてしまい効果の持続が無くなってしまいます。
持続性を高めるために、うがいの量、回数を気をつけてみて下さい*

プラスアルファで、、、
フッ素洗口液で口をすすぐ事も出来るとさらに良いです!
夜歯を磨いた後に、フッ素配合の洗口液でフッ素をすみずみにまで行き渡らせます。
使った後に水ですすがないので、口の中でフッ素が留まります。

毎日の事に取り入れ歯を強くしていきましょう!

目指せメンテナンスのみの歯医者通院!
皆様のご来院、スタッフ一同心よりお待ちしております。
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2019年3月7日 木曜日

歯を失わないために [若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]

こんにちは!

最近はだいぶ暖かくなりましたね。この時期になると花粉症が辛い(;ω;)という方も多くいらっしゃると思います。

私もくしゃみと鼻水がすごいです;;

皆様は大丈夫でしょうか?

さて、今回は歯を失うリスクファクターについてお話ししたいと思います。

皆様は歯を失う最大の原因は何だと思われますか?
喫煙?糖尿病?歯磨き不足?歯周病?
どれも正解ですが、これらを上回るリスクファクターがあります。それは“メインテナンスの中断”です。
ある文献によると、メインテナンスにきっちり来る患者さんと、たまにしか来ない患者さんを比べると、一年間に失う歯の数が3倍も違いがあるとのことです。もちろん、たまにしか来ない患者さんが、3倍歯を失いやすいという事です。驚きですね;;
メインテナンスでは歯のクリーニングだけでなく、歯磨き指導や虫歯のチェック、義歯のチェックなどさせて頂いております。定期的なチェックが歯を長生きさせる秘訣なんですね(^^)

さくらの山歯科クリニックでも治療を終えられた患者さんには、1〜3ヶ月後のメインテナンスを行なっております。

虫歯の治療と違って、メインテナンスには終わりがありません。大変だな〜、と思われるかもしれません。しかしながら歯は一生物です。大切にしたいですね(^_^)

最近歯医者行ってないな〜とお思いの方は是非ご連絡下さい。スタッフ一同お待ちしております(^^)

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