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2020年10月10日 土曜日

滅菌・消毒等について[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]

皆様こんにちは。
台風の季節になり気温も20℃を下回る日がふえてきました。
私は冷え性、寒がりな為暖房器具を出し始めました。
一番好きな秋ですが最近は気温で秋を感じる事が少なくなってしまいましたね。
気温差が激しくなりますので皆様も体調には気を付けてください。

今回は滅菌・消毒等についてお話したいと思います。
医療機関で良く耳にする言葉です。

1・滅菌とは
有害、無害にかかわらず全ての菌を死滅・除去をすることです。
菌やウイルス、微生物などの残量が100万分の1になる事が条件とされています。
高圧や高熱をかける、電磁波や放射線を用いて滅菌処理します。

2消毒とは
病原性のある微生物を死滅・除去させて害の無い程度の状態にすること。
消毒の目的は無毒化であり、細菌を死滅させなくても感染力を不活性化にさせたり、
危険では無い程度まで遠ざける事です。
薬液、煮沸、紫外線、焼却などで消毒します。

3・抗菌とは
菌の繁殖を抑える効果の事です。
細菌を除去したり殺したりする効果はなく、あらかじめ菌が住みにくい環境をつくります。

4・除菌とは
菌を減らすことをいいいます。
菌を殺さなくても菌が少しでも減っていれば除菌になります。

言い方や表現によって多少異なりますが基本的には上記で分類されています。
歯科で良く使用するのは滅菌、消毒です。
皆様に使用する器具は全て滅菌しております。
安心してご来院してください。

皆様のご来院スタッフ一同お待ちしております。

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2020年9月27日 日曜日

口臭

こんにちは。
秋の気配を感じるようになりました。季節の変わり目で、肌寒い日が増えてきましたね。寒暖差で体調を崩さないように注意していきたいですね。
今年は、ウィルス予防の為にマスクが手放せない状況ですね。長時間のマスク着用による肌トラブルなどもあるようです。口臭に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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口臭に対する意識調査によると、93%の女性が他人の口臭を不快に感じたことがあると回答しています。また、普段携帯しているマウスケアアイテムは「ガム」「ミントタブレット」「キャンディー」などの食品・菓子類が多くを占めていました。しかし、これらは香りでマスキングするだけで、根本的な口臭の予防効果は期待できません。

口臭の原因を知りましょう。
食べ物や胃が悪いことも原因となりますが、その数はとても少なく、ほとんどがお口の中の汚れ(細菌群)や歯周病が原因です。
口臭は、細菌が私達の体にある一部のタンパク質から出てきたアミノ酸を材料にして硫化水素やメチルメルカプタン、ジメチルサルファイドなどのVSC(揮発性硫化物)というガスを作り出すことで発生します。また、歯周病原菌そのものが強い悪臭を発しています。

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お口の中の汚れ・細菌群を除去する
⚪︎歯磨き
⚪︎殺菌剤配合のマウスウォッシュでの洗浄
⚪︎舌クリーナーで舌の汚れを取る
唾液をたくさん出す
⚪︎よく噛んで食べる
⚪︎キシリトール入りのガムを噛む
⚪︎日本茶や砂糖の入っていない水分を摂る

歯周病のお口の中は、歯周病原菌と戦って死滅した白血球やリンパ球、破壊された歯肉の組織、死滅した細菌などが溢れています。これらはタンパク質でできており、ニオイの原料になるアミノ酸が増えてしまいます。しかも歯周病原菌はVSCをたくさん出す細菌なので、どんどん口臭がひどくなっていきます。
口臭が強いと感じたら、歯周病を疑って歯科を受診してみましょう。

スタッフ一同皆様のご来院お待ちしております。

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2020年9月13日 日曜日

唾液の働き

みなさん、こんにちは!
9月になってもまだまだ暑い日が続いてますね。ただ、朝晩は少しずつ涼しくなってきて秋の気配もありますね。

今回は唾液についてお話いたします。
まず、唾液とはみなさんもご存知のお口にある液体の事でツバともいわれます。
口腔内には唾液腺という液体を作り出す部分(耳下腺、舌下腺、顎下腺)があり、唾液腺開口部という所から口腔内に唾液が排出されます。
成人ですと、一日あたり1~1.5リットル程度排出されますが、30代をピークにして加齢とともに唾液量は減少していきます。
また、唾液の量は時間により変化します。食事中は増え、睡眠時に減ります。
一般的には自律神経(交感神経と副交感神経)の働きによって、水分量や粘度が変化しているといわれます。
ですので、緊張したりすると口が乾いたり、逆に食事中などは唾液が増えるのはそのためです。
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そんな唾液には、口腔内の健康を保つ為にとても重要な役割があるのです。
唾液には色々な作用があります。
・消化作用
・保護作用
・自浄作用
・殺菌 抗菌作用
・緩衝作用
・再石灰化作用
・排出作用
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加齢とともに減少する唾液ですが、唾液が減るとどんな事が起こるかというと
・虫歯になりやすくなる
唾液には、まず歯の表面に付いた食べかすなどを洗い流す働き(自浄作用)があり、虫歯の原因菌が作り出す乳酸を中和する作用(緩衝作用)があります。
虫歯は、この乳酸が歯を溶かして起こり、唾液が減ると乳酸を中和する働きが低下します。
そして、唾液には、カルシウムやリン酸などの無機質が含まれ、乳酸が歯を溶かしはじめた初期の虫歯の前段階の状態であれば、この無機質成分のおかげで歯の表面を修復すること(再石灰化作用)ができ、唾液が減るとこの働きを失い虫歯が進行しやすくなります。

・歯周病になりやすくなる
唾液の持つ抗菌作用には、歯周病菌が増えないようにコントロールする働きがあり、唾液が減ると歯周病を進行させてしまうことになります。

・口内炎になりやすくなる
口腔内には、頬や舌、唇などの軟らかい軟組織という部分があり、この軟組織の動きを滑らかにする潤滑剤の役割があり、擦れて傷付いたりするのを防ぐ作用(保護作用)があります。
唾液が減少すると、この軟組織を保護する力が低下しますので、傷付きやすくなり口内炎を起こしやすくなります。

このように、簡単な説明ではありましたが、唾液には口腔内を守るためにさまざまな役割があるのです。
唾液をたくさん出すためには、水分補給をしっかりし、食事はしっかり噛むことが大切です。
あとは、舌をお口の中で動かして粘膜のマッサージをすると唾液が分泌しやすくなります。
ただ、どうしても加齢に伴って唾液の量は減ってしまうので、それらを補うためにもしっかりと口腔ケアを行い、いつまでも美味しく食事が出来るようにしていきましょう。
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歯の事だけではなく、お口の中の事で気になることなどありましたら、お気軽に歯科医師、歯科衛生士に聞いてください。
当院スタッフ一同、みなさまの御来院をお待ちしております。

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2020年8月30日 日曜日

ホワイトニング

こんにちは。
9月に入りますが、まだまだ寝苦し夜が続いております。
如何お過ごしでしょうか?
本日はホワイトニングについてお話したいと思います。

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ホワイトニングとは、薬剤により歯を白くするための施術のことを言います。
歯の変色には様々な原因があります。歯の表面の着色や汚れにより変色している場合には、クリーニングにより色調を改善することができます。歯の内面まで変色している場合には、表面のクリーニングだけでは白くなりませんが、歯のホワイトニングにより歯を白くすることができます。

もともと歯の色が黄色っぽいという人も、ホワイトニングによって理想の白さに近づけることが可能です。
クラウンを用いて歯を白くする場合には、歯を削って被せる必要がありますが、ホワイトニングでは歯を削らずに白くすることができます。
ホワイトニングの種類
ホワイトニングには2種類あり、歯科医院で受けるオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニングがあります。
より効果を高めるために、2つのホワイトニングを組み合わせて行うことも可能です。
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オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、専用の薬剤とレーザーを使用して歯を白くする方法です。ホームホワイトニングでも薬剤を使用しますが、オフィスホワイトニングでは濃度の高い薬剤を使用します。
ホームホワイトニングに比べて、短期間で効果が現れるというメリットがありますが、ホームホワイトニングよりも色が戻りやすいというデメリットもあります。
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ホームホワイトニング
その名の通り、自宅で行うホワイトニングのことです。まず、歯型をとり、患者さんの歯並びに合ったマウストレーを作製します。ホワイトニング用の薬剤をマウストレーに入れた後、これを装着することで、ホワイトニング効果を得ます。

通常、1日数時間、2~4週間の間、マウストレーを装着します。オフィスホワイトニングに比べ、効果が出るまでに時間がかかりますが、ホームホワイトニングでは、低濃度の薬剤を使用するためより安全であり、効果が長く持続するというメリットがあります。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの併用
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用することによって、短期間で歯を白くし、効果を持続させることが可能になります。

オフィスホワイトニングでは短期間で歯が白くなりますが、しばらくすると色が後戻りしやすい傾向があります。ホームホワイトニングを併用することで後戻りにくくなり、白い歯を長期的に維持することが可能になります。

ホワイトニングに興味のある方、話だけでも聞いてみたい方は
お気軽にお問い合わせ下さいませ。
さくらの山歯科クリニックスタッフ一同お待ちしております。

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2020年8月17日 月曜日

舌について[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]

皆様こんにちは。
気温が40度を越える日もあり、熱中症対策も必要になってきました。
皆様も冷房を付け、水分補給を忘れないようにしてください。

今日は食を楽しむ為に必要な舌についてお話ししたいと思います。

まずは食事に必要な味覚について
塩味、苦味、甘味、酸味の基本味とうま味の混合からなっています。
甘味、塩味は舌の先で、苦味は舌の根元、酸味は舌の横でそれぞれ感じられます。
舌の味蕾の味細胞が科学物質により刺激されると、舌神経、舌咽神経により大脳の味覚中枢に伝えられ味を感じることが出来ます。

舌の構造について
舌は味を感じるほかに、消化を助ける、飲み込むのを助ける働きがあります。
舌には糸状乳頭、茸状乳頭、葉状乳頭、有郭乳頭の四種の舌乳頭と呼ばれる部分があります。
味を感じる味蕾は味細胞の集まりで、大部分は舌乳頭にあります。

嚥下について
食べ物が喉から食道・胃へと送り込まれること、飲み下すことを嚥下といいます。
舌は口の中にある食べ物を上手に食道に送り込む重要な働きをしています。
また、歯と歯の間に食べ物を運んだり、食べ物と唾液を混ぜ合わせたりするのも舌の役割です。

歯と同様舌にも清掃が必要です。
口臭の原因でもある舌苔を除去すること。
歯磨きのあと、専用の舌ブラシや歯ブラシを使い
鏡を見ながら舌の奥から手前に軽い力で動かして清掃します。
1日1回朝するのがお勧めです。

当医院にも舌ブラシ置いてあります。
気軽に聞いて下さい。
皆様のご来院お待ちしております。

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