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ブログ

2020年12月20日 日曜日

キシリトール[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]

こんにちは。
今年最後のブログとなります。
今年はコロナの事もあり今までとは違う年なりましたね。
私は外に出る機会も減り、今年は旅行等にも行けなかったです。
来年以降落ち着いたら・・・と思っております。

さて、今回は皆さんも聞いたことのある「キシリトール」についてお話したいと思います。

キシリトールとは・・・
糖アルコールの一種、天然の代用甘味料です。
果物や野菜などにも含まれています。
甘味度は砂糖と同等ですが、カロリーは低くなってます。

キシリトールの効果・・・
:虫歯の発生と進行を予防
 酸の発生を抑制し、虫歯の原因となる細菌の活動を弱める働きをします。

:歯の修復
 唾液中のカルシュウム濃度を高め、再石灰化を促進します。

:唾液の分泌を促進、口臭予防
 キシリトールを摂ると味覚が反応し唾液の分泌が促進されます。

虫歯予防・・・
①キシリトールの含有率50%以上、理想は90%となっております。

②糖類が0gであること。

③酸性物を含まない事

以上を守って下さると効果的に虫歯が予防されます。

スーパーやコンビニで売っているキシリトールガムとは別に、、、
「歯科医院専売品」という物もあります。
こちらはキシリトール含有率が100%になっています。

一日どれくらい摂取するのか、、、
市販の物は一回に2粒を5分間、1日7回を目安に摂取。
歯科医院専売品は一回に1粒を20分間、1日4回を目安に、、と言われています。
ガムをかむ際は歯ブラシをしていただいてからの方が効果があります。
歯科医院専売品とは言っていますが、ネット販売で気軽に買えますので
ガムを良く噛む方は変えてみるのも一つです。

日常の一つに虫歯予防を是非。

スタッフ一同皆様のご来院お待ちしております。

投稿者 さくらの山歯科クリニック | 記事URL

2020年12月6日 日曜日

唾液の作用

こんにちは。
12月に入り寒くなってきましたね。朝晩と日中に気温差で体調を崩しやすい時期です。感染症予防のために乾燥にも注意が必要ですね。
今回は健康を守る働きがある『唾液』についてのお話です。

《唾液の作用》
◎湿潤作用
お口の中を潤します。唾液に含まれる水分のほか、ムチンという成分が潤いを促すことに関わっています。
◎抗菌・免疫作用
健康なお口中にいる菌のバランスを維持することで、お口の中の環境を保ったり外からの細菌の侵入を防いだりして身体を守っています。
◎自浄・洗浄作用
分泌された唾液が、食べかすや汚れを洗い流します。お口の中をきれいに保つことで口臭を抑えています。
◎潤滑作用
お口の中で唾液と混ざり食べ物をやわらかく滑らかにして飲み込みやすくします。また、話したり歌ったりする時の口の動きをスムーズにします。
◎粘膜保護・修復作用
唾液が潤いを保ち滑らかな状態を保つことで、お口の中の粘膜を保護し傷ついた粘膜を治します。
◎溶解・味覚作用
食べ物が唾液と混ざることで味を感じることができます。
◎消化作用
デンプンを分解する酵素が含まれています。よく噛んで食べ物と唾液が混ざることで、食べ物をやわらかくして胃での消化を助けます。
◎緩衝作用・虫歯予防・再石灰化作用
食事によってお口の中が酸性になると歯が溶けて虫歯になりやす崩しやすいなります。唾液の成分である炭酸イオンという物質が、その酸を中和します。また、唾液に含まれるカルシウムやミネラル成分は酸によって溶けた歯の修復に関わっています(再石灰化)。これらの作用によって虫歯予防につながります。

《唾液の分泌を促すための工夫》
◉良く噛んで食べましょう
噛むことが刺激となって唾液の分泌が促されます。ゆっくりよく噛んで食事を楽しみましょう。ガムや歯応えのある物を噛むことも良い刺激になります。
◉リラックスして過ごしましょう
唾液の分泌は、自律神経(交感神経・副交感神経)によって調整されています。リラックスした状態ではサラサラ唾液が多く分泌されお口の中が潤います。ストレスを感じたり緊張した状態ではネバネバ唾液になります。不規則な生活で自律神経のバランスが崩れると、唾液の分泌に影響します。規則正しいリズムで生活することが大切です。
◉マッサージを行ってみましょう
唾液腺を外からマッサージすることで唾液の流れが良くなります。朝起きた時や食事の前・人と話す前などに行ってみましょう。
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唾液には、お口の中の傷や歯の脱灰を修復したりあらゆる病原菌の侵入・感染を防いだりする重要な役割を担うための多くの成分が含まれています。
お口の中の環境改善や感染症の予防など、健康のためにも正常な唾液の分泌を意識していきましょう。

スタッフ一同皆様のご来院をお待ちしております。

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2020年11月22日 日曜日

非歯原性歯痛とは

みなさん、こんにちは。今年もあと1ヶ月と少し、気がついたら少しずつ寒くなり秋から冬へと変わっていきながら今年は特にあっという間だなと感じてます。
また、コロナの感染者も増えてきてしまいましたが、寒さで体調も崩しやすい時期ですので体調管理には特に気をつけたいですね。

今回は非歯原性歯痛という歯が原因ではない歯の痛みについてお話いたします。
みなさんのほとんどが歯科医院に通院するきっかけは歯の痛みがほとんどだと思います。
歯の痛みの主な原因はう蝕(虫歯)や歯周病などがあり、他にも親知らずの周りの歯肉の炎症や歯ぎしりやくいしばりによる歯の摩耗や損傷などと歯や歯周組織からの痛みがあります。
ところが、歯や歯周組織に異常が見られないのに歯痛がある状態があり、これを非歯原性歯痛といいます。

その主の原因として、
①筋・筋膜性歯痛
食事で咬む時に使う咀嚼筋という筋肉やその周りの顔面や首の筋肉、これらの筋肉を覆う筋膜の痛みが原因で起こる関連痛です。
この痛みの多くは、ストレスや歯を食いしばるなどの筋肉の緊張状態が強いことが原因でおこります。
歯ぎしり、くいしばり、無意識に普段から上下の歯をずっとくっつけているなどの習慣やくせがある方に多く、意識してこのようなくせを直していく必要があります。
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②神経障害性歯痛
神経障害性の痛みが原因で起こる歯痛で、発作性と持続性があります。
発作性は、三叉神経の痛みが原因で起こり、かなり強い痛みを感じます。
持続性は、主なものとしては帯状疱疹や帯状疱疹の後遺症による神経痛があります。

③神経血管性歯痛
頭痛の関連痛として起こる歯痛です。痛みは歯髄炎(歯の神経の炎症)と似ています。

④上顎洞性歯痛
上顎骨の中にある副鼻腔の空洞に炎症や腫瘍があったときに起こる関連痛です。
上の奥歯の上に位置するので、上の奥歯に痛みを感じることがあります。
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⑤心臓性歯痛
狭心症や心筋梗塞などの心疾患に関連した歯の痛みです。
発作性に痛みが出現し、特に運動により痛みが生じるとの相関関係があるようです。
この場合は早急に心疾患の治療が必要であり早急に医科の受診をしていただくことが重要です。

⑥精神疾患による歯痛
精神疾患の中の身体表現性障害の場合、特に身体化障害や疼痛性障害で歯の痛みが生じます。
また、うつ病、統合失調症などにおいて身体症状として歯痛が現れることもあります。
こういった場合は精神科での対応が必要になります。

⑦突発性歯痛
上記の原因、う蝕、歯周病などのどれにも当てはまらない、明確な原因がはっきりしない歯痛もあり、突発性歯痛といわれます。
ただ、時間の経過によって、症状が変化し、痛みが無くなったり、痛みの原因が明確になることもあります。
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このように歯の痛みといっても、歯や歯周組織が原因でないものもあります。
このような非歯原性歯痛が疑われる場合は、大学病院などの大きな医療機関への受診を勧めることもあります。
ちょっとした痛みでも何か気になることなどがありましたら、ご相談ください。

当院スタッフ一同、皆様の御来院をお待ちしております。

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2020年11月11日 水曜日

歯石除去

歯石除去とは?
歯石除去とは、歯の表面や歯根面にこびり付いた歯石を取り除く施術のことです。歯石について誤解している方が多いので、まずはプラーク(歯垢)と歯石の違いについてご説明します。
■プラーク(歯垢)
・歯周病菌やむし歯菌などが大量に含まれる細菌の塊
・放置していると歯周病やむし歯にかかる
・黄白色をしている
・粘着性が高くネバネバしている
・歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)や歯と歯の間に溜まりやすい
・ブラッシングで落とすことができる
歯石写真
■歯石
・プラークが唾液中の成分と反応して石灰化したもの
・歯茎の縁の上にある歯石は乳白色をしている
・歯茎の縁の下(歯周ポケットの内部)にある歯石は茶色や黒い色をしている
・表面がザラザラしている
・ブラッシングで落とすことができない
プラークは生きた細菌の塊なので、歯周病やむし歯を引き起こす直接の原因になります。一方で、歯石はすでに死んでいる細菌が石灰化したものなので、歯石があるというだけで病気を発症することはありません。しかし、歯石の表面はザラザラしているため、歯石があるとその上にプラークが付着しやすくなります。そうなると、結果的に歯周病やむし歯のリスクが高くなってしまうので、歯石ができたらできるだけ早めに除去すべきです。
プラークは毎日のブラッシングで除去することができますが、歯石は石灰化して硬くなっているため、ブラッシングで除去するのは不可能です。歯石を取り除くためには、歯科医院で歯石除去を受ける必要があります。
基本セット
歯石除去の効果・メリット
歯石除去をすることで、以下のような効果やメリットを得られます。
■歯石除去の効果01:歯周病を予防・改善できる
歯石除去をして口腔内から歯石がなくなると、プラークが溜まりにくくなります。歯周病の原因菌が生息するプラークが溜まりにくくなれば、歯周病の予防につながります。また、すでに歯周病を発症している方にとっても歯石除去は重要です。プラークと同様に歯石を徹底的に除去することで、歯周病の改善が見込めます。
歯周病が進行すると歯茎が下がる!?
溜まった歯石を放置して歯周病の進行を許してしまうと、やがて歯を支える顎の骨(歯槽骨)が溶かされ、歯茎が下がっていきます。歯茎が下がってくると口元の見た目が不自然になり、印象も悪くなってしまいます。
歯周病によって下がってしまった歯茎を元に戻す「再生治療」はありますが、程度によっては元どおりにならない可能性もあります。後になって後悔しないよう、歯周病に気付いたら早急に歯科医院を受診しましょう。
■歯石除去の効果02:むし歯を予防できる
プラークの中には、歯周病の原因菌だけでなくむし歯の原因菌も大量に生息しています。歯石除去によって口腔内から歯石がなくなると、むし歯菌が生息するプラークも溜まりにくくなります。そうなれば当然、むし歯の予防につながります。
■歯石除去の効果03:口臭を予防できる
歯石自体が臭いを発するわけではありませんが、歯石があるとその表面にプラークが溜まりやすくなります。そうなると口腔内が不衛生になり、口臭が発生しがちです。さらに、歯周病にかかって歯茎に炎症が起きると口臭が強くなっていきます。
歯石除去によって口腔内を清潔に保ち、健康な歯茎を維持できれば口臭も予防・軽減することができます。
■歯石除去の効果04:口元の見た目が良くなる
歯石は、歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)にこびり付くように溜まっていきます。歯周ポケットの内部に溜まった歯石は外から見えませんが、歯茎の縁より上に溜まった歯石は外からでも見えることがあります。歯石が溜まった口元を見られたら、印象ダウンは避けられません。
歯石除去によって口腔内の歯石を取り除いていれば、いつも見た目の良いきれいな口元を維持できます。

ご希望やご質問など御座いましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
さくらの山歯科クリニックスタッフ一同おまちしております。

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2020年10月10日 土曜日

滅菌・消毒等について[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]

皆様こんにちは。
台風の季節になり気温も20℃を下回る日がふえてきました。
私は冷え性、寒がりな為暖房器具を出し始めました。
一番好きな秋ですが最近は気温で秋を感じる事が少なくなってしまいましたね。
気温差が激しくなりますので皆様も体調には気を付けてください。

今回は滅菌・消毒等についてお話したいと思います。
医療機関で良く耳にする言葉です。

1・滅菌とは
有害、無害にかかわらず全ての菌を死滅・除去をすることです。
菌やウイルス、微生物などの残量が100万分の1になる事が条件とされています。
高圧や高熱をかける、電磁波や放射線を用いて滅菌処理します。

2消毒とは
病原性のある微生物を死滅・除去させて害の無い程度の状態にすること。
消毒の目的は無毒化であり、細菌を死滅させなくても感染力を不活性化にさせたり、
危険では無い程度まで遠ざける事です。
薬液、煮沸、紫外線、焼却などで消毒します。

3・抗菌とは
菌の繁殖を抑える効果の事です。
細菌を除去したり殺したりする効果はなく、あらかじめ菌が住みにくい環境をつくります。

4・除菌とは
菌を減らすことをいいいます。
菌を殺さなくても菌が少しでも減っていれば除菌になります。

言い方や表現によって多少異なりますが基本的には上記で分類されています。
歯科で良く使用するのは滅菌、消毒です。
皆様に使用する器具は全て滅菌しております。
安心してご来院してください。

皆様のご来院スタッフ一同お待ちしております。

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