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さくらの山歯科クリニックブログ

2020年8月17日 月曜日

舌について[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]

皆様こんにちは。
気温が40度を越える日もあり、熱中症対策も必要になってきました。
皆様も冷房を付け、水分補給を忘れないようにしてください。

今日は食を楽しむ為に必要な舌についてお話ししたいと思います。

まずは食事に必要な味覚について
塩味、苦味、甘味、酸味の基本味とうま味の混合からなっています。
甘味、塩味は舌の先で、苦味は舌の根元、酸味は舌の横でそれぞれ感じられます。
舌の味蕾の味細胞が科学物質により刺激されると、舌神経、舌咽神経により大脳の味覚中枢に伝えられ味を感じることが出来ます。

舌の構造について
舌は味を感じるほかに、消化を助ける、飲み込むのを助ける働きがあります。
舌には糸状乳頭、茸状乳頭、葉状乳頭、有郭乳頭の四種の舌乳頭と呼ばれる部分があります。
味を感じる味蕾は味細胞の集まりで、大部分は舌乳頭にあります。

嚥下について
食べ物が喉から食道・胃へと送り込まれること、飲み下すことを嚥下といいます。
舌は口の中にある食べ物を上手に食道に送り込む重要な働きをしています。
また、歯と歯の間に食べ物を運んだり、食べ物と唾液を混ぜ合わせたりするのも舌の役割です。

歯と同様舌にも清掃が必要です。
口臭の原因でもある舌苔を除去すること。
歯磨きのあと、専用の舌ブラシや歯ブラシを使い
鏡を見ながら舌の奥から手前に軽い力で動かして清掃します。
1日1回朝するのがお勧めです。

当医院にも舌ブラシ置いてあります。
気軽に聞いて下さい。
皆様のご来院お待ちしております。

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2020年8月2日 日曜日

入れ歯(義歯)

こんにちは。
やっと梅雨明けしましたね。
暑い日が続きそうです。今年は新しい生活様式ということで、夏もマスクが手放せませんね。熱中症にも警戒が必要です。体調管理に気を付けていきましょう。

今日は、入れ歯のお話です。
歯を抜けたままにしていると、噛む力が低下したり抜けた歯の周りの形態が変化するなどして上下の噛み合わせが悪くなり噛む力が弱くなってしまいます。
失った歯の咀嚼・発音を回復させるために、入れ歯を入れることがあります。
入れ歯には、全部の歯がついている総入れ歯(総義歯)と、部分的に歯がついている部分入れ歯(局部義歯)があります。現在は、金属の留め具を用いないスマートな入れ歯もあります。

入れ歯の清掃が不十分だと…D5FD2529-03A3-4D9A-B6F2-8F593F7031A4.png
○口臭の原因になります。
○入れ歯特有の口内炎になります。
○入れ歯にもステイン(お茶などの色素沈着)がつきます。
○入れ歯にも歯垢(プラーク)・歯石が付着します。
○部分入れ歯のバネがかかっている歯や残っている歯に菌が付着します。

入れ歯のお手入れ方法は…
○部分入れ歯も総入れ歯も、毎食後必ず外して清掃しましょう。部分入れ歯の場合、金具のバネの部分も小 さなブラシを使って丁寧にみがきます。バネを掛ける歯も注意してみがきましょう。
○入れ歯洗浄剤を併用すると効果的に清掃できます。3FC3C309-B08A-43CF-A6E2-0E95EE31CE2C.png

残っている歯にも歯ブラシをきちんと当てて、汚れを落としましょう。

入れ歯を外して眠る場合、入れ歯は加熱や乾燥に弱くそのままにしておくと変形や変色・ひび割れの原因になるので、水を入れた容器で保管しましょう。

何かお困りのことがございましたら、スタッフに気軽にお声かけくださいませ。
スタッフ一同皆様のご来院お待ちしております。

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2020年7月18日 土曜日

滅菌と消毒について

こんにちは。
もう7月も半ばですが、いつもどんよりしたお天気で梅雨明けが待ち遠しいですね。
といっても、今年の夏はこんなご時世なので、いつも通りに夏のレジャーを楽しむことも難しいですよね。
密にならない範囲で自分なりに夏を楽しみたいものです。

今回は滅菌と消毒についてお話させていただきます。
「消毒」という言葉は皆さんにも馴染みがある言葉であり、特にこの状況下では更に身近に感じると思いますが、歯科医院はじめ医療機関においては「滅菌」というものが患者様や私たち医療従事者を守る為に「消毒」と共に必要不可欠なものなのです。

まず、「消毒」とは
対象微生物の数を減らすために用いる方法で、感染症を惹起しえない水準にまで病原微生物を殺滅または減少させることです。
消毒の方法にも色々種類があり、高水準消毒、中水準消毒、低水準消毒があります。
・高水準消毒
芽胞が多く存在する場合を除き、全ての微生物を死滅させます。
主に内視鏡などの消毒に使用され、薬剤に刺激臭があったり、金属が腐食したりしやすく、人体には使用できません。
・中水準消毒
結核菌、栄養型細菌など、ほとんどのウイルスや真菌を死滅させますが、芽胞は残ってしまいます。
薬剤によっては、手術部位などの皮膚や手術時の手洗い、感染症を持つ患者に使用した器具の消毒などに使用します。
例えば、次亜塩素酸ナトリウム、ポビドンヨード、エタノール、フェノール、クレゾールなどです。
いくつかは、このコロナの影響で聞き馴染みのある薬剤が多いと思います。
・低水準消毒
ベンザルコニウム塩化物、クロルヘキシジングルコン酸塩、両性界面活性剤などで、ほとんどの栄養型細菌、ある種のウイルス、ある種の真菌を死滅させます。
手術部位の消毒や粘膜の消毒に使用されますが、金属の腐食などは少ない反面、消毒効果としては上記の高水準消毒や中水準消毒に比べると弱いです。
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「滅菌」とは全ての微生物(細菌やウイルス)を対象として、それら全てを殺滅、除去する方法で、対象物を限りなく無菌に近ずける工程です。
滅菌には、大きく分けて「化学的滅菌」と「物理的滅菌」の2通りの方法があります。
・化学的滅菌
エチレシンオキサイドガスを直接器具に流通させて、微生物を滅菌させる方法です。
・物理的滅菌
オートクレーブ滅菌(高圧蒸気滅菌)といい、適切な高温高圧の飽和水蒸気中で加熱し微生物を滅菌する方法です。
当院でも、このオートクレーブ滅菌で可能な限りのほとんどの器具器材を滅菌処理しております。

このように、当院を含め、ほとんどの医療機関では常日頃から消毒と滅菌をしっかり行って患者様に医療を提供しております。

現在、このコロナウイルスの流行で皆さんも感染予防や消毒を以前よりも意識が高まっていると思いましたので、簡潔ではありましたが、消毒などについてお話させていただきました。
当院スタッフもしっかり自身の感染予防を行いながら、患者様の感染予防に努めておりますので、受診したくても我慢することのないようにしてくださいね。

当院スタッフ一同、皆様の御来院をお待ちしております。

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2020年7月5日 日曜日

口内炎

こんにちは。
ジメジメした日々が続き、体調が崩しやすい今日ですが、如何お過ごしてしょうか?
今回は口内炎についてお話したいと思います。

口内炎とは、口の中の小さな傷などが原因で粘膜に生じる、痛みを伴った炎症のことです。

口内炎には様々な種類のものがありますが、最も多いのは「アフタ性口内炎」と言って、中心が白く周囲が赤みを帯びたものです。口内炎は何もしなくても通常1~2週間ほどで治りますが、長引く場合や再発を繰り返す場合は注意が必要です。

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口内炎の原因

1.お口の中の小さな傷が原因

食事中にうっかり頬を噛んでしまったり、乱暴なブラッシングで粘膜に傷が付いてしまったりすると、傷口から細菌感染が起こって口内炎になってしまうことがあります。

2.食品アレルギー

特定の食品に対するアレルギーが原因の場合もあります。ただ、アレルギーの原因となる食品を特定することはなかなか難しいというのが現状です。

3.ビタミン不足

特にビタミンB群が不足することにより口内炎になりやすくなることが分かっています。
ビタミンBは主に豚肉などに多く含まれています。

4.その他

上記の他に、ストレスや全身的な病気が原因となる場合もあります。

口内炎の治療法

ほとんどの口内炎は、放っておいても1~2週間くらいで治ります。

特に気をつけなくてはならないことは、十分な栄養を摂るということと、歯磨きなどをしっかりとしてお口の中を清潔にするということくらいです。

ただ、中には痛みが非常に強いものや難治性のもの、全身的な病気が原因となっているものなどもまれにありますので、口内炎がなかなか治らない場合や頻繁に再発を繰り返す場合は、歯科医院を受診することをお勧めします。

基本的にはステロイド軟膏や痛み止めの薬が処方されることが多いです。

ご心配な点などございましたら
いつでもお気軽にご連絡くださいませ。
さくらの山歯科クリニックスタッフ一同
お待ちしております。

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2020年6月18日 木曜日

身体にいいこと

皆さまいかがお過ごしですか?
自粛が解除になり、少しホッとしたのも束の間、かなり暑くなってきましたね。
これからの季節は熱中症にも注意しなければなりませんね。

コロナの影響が騒がれて以来、今まで以上に身体の健康に細心の注意を払い、身体のために!と新たに何かを始められた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
皆様それぞれ、こだわりの健康維持法があるはずです。

それで今日は『身体にいいこと』と、歯やお口の健康と関連させて考えてみたいと思います。
実は、意外な落とし穴があるかもしれない、ということをご存知ですか?
え?どういうこと!?と思われるかもしれません。
多くの方が取り組んでいるかもしれない2つのケースを考えてみたいと思います。

⚫︎トレーニングを念入りに。

ほどよい汗を流してエクササイズやトレーニングに励む。
身体作りのためのすばらしい心がけですよね!
自粛も解けて、ジムに通ったりすることを改めて楽しんでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
ジムに通っている方は、比較的身体が元気な方が多いでしょう。
以前、拝見した患者様はウエイトリフティングをしておられるとおっしゃっていました。
その方の口の中に気になる点を発見したのです。
トレーニングによる食いしばりにより、歯が削れ、金属のすり減りが生じていたのです。
グッと食いしばると歯にはかなりの負担がかかるので、咬耗酷くなってしまったり、歯が欠けてしまうことがあるのです。
どんなトレーニングを行なっておられるかにもよりますが、場合によってはマウスピースの使用など、歯を守る工夫が必要になるかもしれません。

⚫︎酢、スポーツ飲料、クエン酸の摂取

夏にかけて、お酢を使用した食べ物や、飲料のCMをよく見るようになります。
また、クエン酸やスポーツドリンクの摂取も、大人、子ども問わず増える時期かもしれません。
先日、美容と健康へのこだわりが強い友人が、今のマイブームは何にでもレモンを入れること!と言っていました。さすがだなと感心しつつも、彼女の歯は大丈夫だろうか、と少し心配になってしまいました。
というのも、酸蝕症の強い食品の摂取は、過剰に撮りすぎると酸によって歯が溶ける『酸蝕症』に注意する必要があるのです。
もちろん、このようなリスクがあることを友人にも話しました。
では、どのように対処したらいいのでしょうか。

•酸性の飲料物、食品をだらだら食べたり、飲んだりしない。
•寝る前に摂取することを控える。(唾液は酸性に傾いたお口の中のpHを戻してくれる作用がありますが、寝ている間は唾液に分泌が少なくなるため)
•酸性食品、飲料物摂取直後のブラッシングを避ける。
•摂取後にはよくうがいをする。
少しの心がけですが、歯が酸によってダメージを受けることを予防することが大切なのですよ。

以上のことを考えた上で、このイラストの人物のお口の中をイメージできますか?
ジムに通い、トレーニングをしながらスポーツドリンクをちょくちょく飲んでいますよ。

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もう、皆さんお気づきですね。
身体のためには何の問題がなさそうに見えることも、実はお口の健康には黄色信号が灯ることもあるのです。

人それぞれ身体のために習慣にしていること、心がけていることは違います。
あなたは、何か身体にいいことをされていますか?
身体の健康も、お口の健康もどちらも守ることが出来たらいいですよね。

当院では、メンテナンスの際に、患者様とよくコミュニケーションをとりながら、お一人お一人に合わせた対応させていただいております。皆様の『身体にいいこと』の心がけが、身体にとってよりプラスに働くように、口の中に思わぬ影響を及ぼすものについて、患者様のために最適なアドバイスができれば思っております。
何でも、お気軽にお尋ねくださいませ。
スタッフ一同、ご来院をお待ちしております。

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