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さくらの山歯科クリニックブログ

2025年6月24日 火曜日

虫歯の治療にはどれくらいの費用がかかる?負担を軽減する方法も

こんにちは。埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」です。

虫歯の治療費用のイメージ

歯が痛み出したとき、治療費がどれくらいかかるか不安になるかもしれません。虫歯は治療したいけれど、できるだけ費用を抑えたいと考える方は多いでしょう。

虫歯治療にかかる費用は行う内容によって異なります。また、費用に大きく影響するのが保険診療か自費診療かの違いです。虫歯治療の費用の目安を知っていれば、不安になったり慌てたりせずに必要な治療を受けられるでしょう。

今回は、虫歯治療の費用について詳しく解説します。虫歯治療にかかる費用をできるだけ軽減するための方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

虫歯の治療にはどれくらいの費用がかかる?

虫歯の治療費用がどれくらいか考えるイメージ

虫歯治療の費用の目安を見てみましょう。

詰め物を使用した治療

軽度から中程度の虫歯の場合、虫歯部分を削り取ったあと、詰め物で修復するのが一般的です。削る量が少ない場合はコンポジットレジンという歯科用樹脂を詰めます。コンポジットレジンであれば1本あたり約1,000円〜3,000円程度で済むことが多いです。

削る量が多い場合は、型取りをして詰め物や被せ物を作製し、後日装着します。セラミック素材の詰め物の費用は4万円〜8万円程度、被せ物の費用は6万円〜20万円程度です。

セラミックは表面がなめらかで汚れが付きにくく、変色や摩耗に強いのが特徴です。銀歯のように目立つことがなく、天然歯に近い自然な色合いと透明感を再現でき、審美性にも優れています。

根管治療

虫歯が神経にまで達した場合には、根管治療が必要になるケースが多いです。根管治療とは、歯の内部にある神経や血管を取り除き、洗浄・消毒する治療です。治療は数回に分けて行われ、根管内の感染を徹底的に除去したあとで、被せ物を装着します。

保険適用の根管治療は5,000円〜2万円程度が目安です。治療回数や、前歯か奥歯かによっても費用は変動します。

自費診療の根管治療は、高度な技術や高品質な材料を用いるのが特徴です。マイクロスコープやCTなどの機器を使い、根管内部を詳細に観察しながら治療を進めます。

費用は前歯であれば1本5万円前後、奥歯のような根が複数ある場合は7万円〜15万円程度が目安です。難症例や再治療の場合は、1本につき20万円以上かかることもあります。

抜歯

虫歯が進行して歯を残せなくなった場合は抜歯を選択します。抜歯は局所麻酔下で行われます。抜歯後は、傷口の治癒を待ってからブリッジや入れ歯、インプラントなどで歯の機能回復を図ります。

抜歯の費用は難易度や部位によって異なりますが、1本あたり3,000円〜7,000円程度が目安です。

虫歯治療は保険適用の対象?

虫歯治療は保険適用の対象になるか説明するイメージ

保険が適用されるのは、歯の機能を回復させることを目的とした治療です。痛みを改善する、噛めるようにする、感染を抑えるといった目的で行う治療は保険適用の対象になります。虫歯治療では、一部の例外はあるものの保険適用の対象となることが多いです。

これには虫歯部分を削って詰め物をする治療や、神経を抜く根管治療などが含まれます。また、抜歯後の入れ歯やブリッジにも保険が適用されます。

一方、保険適用の対象とならないのは、審美性を重視してセラミックやジルコニアなどの詰め物や被せ物を選ぶ場合などです。インプラント治療や高品質の材料を使用した入れ歯も保険適用の対象にはなりません。

また、根管治療においても、マイクロスコープやCTなどの高精度な機器を使用する場合は保険適用の枠を超えており、自費診療となります。高精度の機器を使うことでより精密な治療が可能となりますが、そうした場合は自費診療になります

自費診療を選択するメリット

自費診療を選択するメリットのイメージ

保険診療のほうが費用を抑えられるのに自費診療を選択する方がいるのはなぜでしょうか。それは、自費診療には保険診療にはない次のようなメリットがあるためです。

質の高い素材が使える

自費診療ではセラミックやジルコニアなど、見た目も自然で耐久性に優れた素材を選ぶことができます。例えば、セラミックの被せ物は銀歯に比べて見た目が自然で、歯垢が付きにくく、虫歯の再発リスクも抑えられます。

時間をかけて治療を行える

保険診療では限られた時間や方法で素早く処置を行うのに対し、自費診療では時間をかけてじっくり治療が行われます。時間をかけて丁寧に治療を行うことで、虫歯の再発を防ぐことができ、歯を長持ちさせることにもつながります。

金属アレルギーを回避できる

保険診療で用いる金属の材料が金属アレルギーを引き起こすことがあります。

しかし、自費診療では金属を含まない素材を選ぶことができ、金属アレルギーの回避につながります。

審美性に優れた治療を受けられる

白くて透明感のあるセラミック素材を使用すれば、天然歯と見分けがつかないほどの自然な仕上がりになります。笑顔に自信をもつことができ、写真撮影のときや人前にでるときでも気にならなくなるでしょう。

将来の再治療を回避できる

自費診療の場合は、高品質な素材と高精度な機器を使用して治療が行われます。これによって、虫歯の再発を防ぐことにもつながります。再治療が必要なくなれば、長期的には費用を抑えることにもつながります。

虫歯治療にかかる費用の負担を軽減するためには

虫歯の治療費用を軽減するイメージ

虫歯治療にかかる費用を抑えるためのポイントをご紹介します。

早期発見・早期治療を心がける

虫歯を初期段階で発見できれば、大掛かりな治療を必要とせず、費用も安く済むケースがほとんどです。初期の虫歯であれば歯を削らずに経過観察やフッ素塗布だけで済むこともあります。

虫歯が進行すると、神経の治療や抜歯が必要になるケースもあります。抜歯をしたあとは、ブリッジや入れ歯、インプラントなどで歯を補う必要があり、高額な費用がかかります。

定期的に歯科検診を受けていれば、万が一、虫歯になっていても早期に発見でき、早めに対処すれば結果的に治療費を抑えることができます。そのため、3~6か月に1回くらいの頻度で歯科検診を受けることが推奨されます。

口腔内を常に清潔に保つ

毎日のセルフケアは虫歯予防の基本です。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、歯と歯の間や歯ぐきの境目など、磨き残しが起きやすい部分の汚れも効果的に除去できます。これによって、虫歯や歯周病になるリスクを減らせます。

虫歯になりにくい環境を作ることで、治療回数が減り、長い目で見て治療費の節約につながります。

保険適用の治療を選択する

虫歯治療には保険診療と自費診療があり、費用面で大きな差があります。保険診療では、基本的な治療を1〜3割負担で受けられるため、費用を抑えたい場合は保険適用の治療を選ぶのがよいかもしれません。

例えば、見た目をあまり気にしないのであれば、保険が適用されるレジンや銀歯を選択することで費用を抑えられます。

一方、セラミックやジルコニアなどの審美性を重視した素材を選択する場合は、自費診療となるため、費用は高額になります。

予防的な処置を受ける

虫歯を予防するために、歯科医院でフッ素塗布などの予防処置を受けるのも効果的です。フッ素には、歯の表面を強化し、虫歯菌の活動を抑える効果があります。

予防的な処置は保険適用にならないケースが多いですが、それでも数千円程度で済みます。これによって将来の高額な治療を避けられるなら、必要な出費といえるでしょう。

まとめ

虫歯を治療して笑顔の男女

虫歯治療にかかる費用は、虫歯の進行度や治療内容によって異なります。進行するほど大掛かりな治療が必要になるため、費用も高額になる傾向があります。

虫歯を治療する場合、保険が適用されるケースが一般的ですが、使用できる素材や機器が制限されます。

一方で、自費診療の場合は、高品質な素材や精密機器を使用して治療を行います。そのため、精度の高さや、見た目の美しさを求める場合は自費診療を選択することになるでしょう。

治療にかかる費用を少しでも抑えるためには、普段からしっかりとケアを行い、虫歯を予防することが大切です。また、虫歯の早期発見のためにも、定期的に歯科検診を受けましょう。

虫歯にお悩みの方は、埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、お子さまからお年寄りまで安心して通える、優しくてアットホームな歯医者さんを目指しています。虫歯治療や歯周病治療だけでなく、お子さまの治療や審美歯科にも力を入れています。

当院のホームページはこちら、ぜひご覧ください。

投稿者 さくらの山歯科クリニック

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