さくらの山歯科クリニックブログ
2018年8月5日 日曜日
親知らず[鶴ヶ島、川越、若葉の歯医者 さくらの山歯科クリニック]
こんにちは
学生は夏休みに入っていいなって思いますが、歯医者に来院する小学生に聞くと宿題が…と学生も大変みたいです!笑
毎日暑くて浅い眠りだったり、体も疲れてくると
痛くなることがある……親知らず
今日は親知らずについてお話しします。
みなさん聞いたことはあると思いますが、放置していたりあんまり気にしてない方もいると思います。
私も実は4本あり、1本抜いてます。
まず、
●親知らずとは
大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する歯であり、第三大臼歯が正式な名称で、智歯(ちし)とも呼ばれています。親知らずは中切歯(最前方の前歯)から数えて8番目にあり、永久歯の中で最後に発育します。永久歯は通常15歳前後で生え揃いますが、親知らずは生える時期が概ね10代後半から20代前半であり、親に知られることなく生えてくる歯であることがその名前の由来だとも言われています。
親知らずは一般的には、上あごの左右2本と下あごの左右2本の計4本ありますが、もともと親知らずの無い人や、必ずしも4本が揃っていない人など個人差があります。親知らずの生えてくる場所が不足している、あるいは萌出方向(生える方向)が通常と異なるために、埋伏(埋まった状態)していたり、傾いてきちんと生えてこないことがしばしばみられます。
では、親知らずの病気についてお話しします
●智歯周囲炎
親知らずは歯肉に部分的に被ったままになることにより不潔になる為、歯肉の炎症起こります。20歳前後の人に発生する頻度の高い疾患です。
智歯周囲炎が周囲の軟組織や顎の骨に広がると顔が腫れたり、口が開きにくくなったりすることがあります。
→ この智歯周囲炎になった場合は、抗菌薬(化膿どめ)や消炎鎮痛薬を服用したり、さらにはうがい薬などを併用して炎症を鎮めた後、被った歯肉を切除を行い、様子を見るといった場合もあります。
しかし、親知らずの生え方が悪かったり、炎症を繰り返す場合は抜歯することが適当と考えられます。
次に親知らずと聞いたら
“全て抜いたほうがいいのか?”
と思う方もいるかと思います。
●抜いた方がいい場合
1.親知らず自体あるいは手前の歯もむし歯になってしまった場合
2.横向きに埋まっていて前方の歯に障害を及ぼしている場合
3.いつも食べ物がつまる、歯肉の腫れ、痛みを繰り返している場合
4.骨の中に完全に埋まっているが、エックス写真で袋のような影がみられる場合
●抜かなくても良い場合
1.親知らずが上下できちんと生え、かみ合ってる
2.顎の骨の中に完全に埋まっていて問題が無い
3.入れ歯やブリッジの土台として親知らずが必要
4.矯正治療で親知らずを正しい位置に動かすことができる
などがあります。
全ての親知らずを抜かなければいけないわけではありませんが、抜く、抜かない関わらず親知らずがある方は一度相談しに来てください。
その際はぜひ、さくらの山歯科クリニックをご利用ください。ご来院お待ちしております。
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