さくらの山歯科クリニックブログ
2020年6月18日 木曜日
身体にいいこと
皆さまいかがお過ごしですか?
自粛が解除になり、少しホッとしたのも束の間、かなり暑くなってきましたね。
これからの季節は熱中症にも注意しなければなりませんね。
コロナの影響が騒がれて以来、今まで以上に身体の健康に細心の注意を払い、身体のために!と新たに何かを始められた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
皆様それぞれ、こだわりの健康維持法があるはずです。
それで今日は『身体にいいこと』と、歯やお口の健康と関連させて考えてみたいと思います。
実は、意外な落とし穴があるかもしれない、ということをご存知ですか?
え?どういうこと!?と思われるかもしれません。
多くの方が取り組んでいるかもしれない2つのケースを考えてみたいと思います。
⚫︎トレーニングを念入りに。
ほどよい汗を流してエクササイズやトレーニングに励む。
身体作りのためのすばらしい心がけですよね!
自粛も解けて、ジムに通ったりすることを改めて楽しんでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
ジムに通っている方は、比較的身体が元気な方が多いでしょう。
以前、拝見した患者様はウエイトリフティングをしておられるとおっしゃっていました。
その方の口の中に気になる点を発見したのです。
トレーニングによる食いしばりにより、歯が削れ、金属のすり減りが生じていたのです。
グッと食いしばると歯にはかなりの負担がかかるので、咬耗酷くなってしまったり、歯が欠けてしまうことがあるのです。
どんなトレーニングを行なっておられるかにもよりますが、場合によってはマウスピースの使用など、歯を守る工夫が必要になるかもしれません。
⚫︎酢、スポーツ飲料、クエン酸の摂取
夏にかけて、お酢を使用した食べ物や、飲料のCMをよく見るようになります。
また、クエン酸やスポーツドリンクの摂取も、大人、子ども問わず増える時期かもしれません。
先日、美容と健康へのこだわりが強い友人が、今のマイブームは何にでもレモンを入れること!と言っていました。さすがだなと感心しつつも、彼女の歯は大丈夫だろうか、と少し心配になってしまいました。
というのも、酸蝕症の強い食品の摂取は、過剰に撮りすぎると酸によって歯が溶ける『酸蝕症』に注意する必要があるのです。
もちろん、このようなリスクがあることを友人にも話しました。
では、どのように対処したらいいのでしょうか。
•酸性の飲料物、食品をだらだら食べたり、飲んだりしない。
•寝る前に摂取することを控える。(唾液は酸性に傾いたお口の中のpHを戻してくれる作用がありますが、寝ている間は唾液に分泌が少なくなるため)
•酸性食品、飲料物摂取直後のブラッシングを避ける。
•摂取後にはよくうがいをする。
少しの心がけですが、歯が酸によってダメージを受けることを予防することが大切なのですよ。
以上のことを考えた上で、このイラストの人物のお口の中をイメージできますか?
ジムに通い、トレーニングをしながらスポーツドリンクをちょくちょく飲んでいますよ。
もう、皆さんお気づきですね。
身体のためには何の問題がなさそうに見えることも、実はお口の健康には黄色信号が灯ることもあるのです。
人それぞれ身体のために習慣にしていること、心がけていることは違います。
あなたは、何か身体にいいことをされていますか?
身体の健康も、お口の健康もどちらも守ることが出来たらいいですよね。
当院では、メンテナンスの際に、患者様とよくコミュニケーションをとりながら、お一人お一人に合わせた対応させていただいております。皆様の『身体にいいこと』の心がけが、身体にとってよりプラスに働くように、口の中に思わぬ影響を及ぼすものについて、患者様のために最適なアドバイスができれば思っております。
何でも、お気軽にお尋ねくださいませ。
スタッフ一同、ご来院をお待ちしております。
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