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さくらの山歯科クリニックブログ

2021年12月19日 日曜日

フッ素とは?[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]


こんにちは。
朝晩の冷え込みがつらくなってきました。
私の家ではこたつ、暖房器具、に活躍していただいてます!
火事にならないよう皆様も暖房器具には注意しましょう。
私も消し忘れないように注意します。

今回はフッ素について、お話ししていきたいと思います。

フッ素とは?
食事することにより口の中は中性から酸性に傾きます。
簡単に言うと歯を溶かす脱灰と言う現象が起こります。
フッ素は、歯の脱灰を抑制し、なおかつ歯を強くする再石灰化を促進してくれます!
そして、虫歯菌の活動も抑制する作用も有るそうです。

海外では水道にフッ素(フッ化物)を添加し、多くの住民を対象として虫歯を予防する方法とされてるようです。

虫歯予防を出来る方法
手軽に毎日出来る事は、
高濃度フッ素歯磨き粉を使用して歯を磨く事です。
ここで注目なのが高濃度!
歯磨き粉はいろいろなメーカーさんが出していますが、皆さんはフッ素の濃度を考えて購入した事が有りますか?
日本の薬事法では1500ppmまでフッ素を入れても良いことになっています。
濃度に関係いなくフッ素が入っていれば記載はフッ素含有となる訳ですが、、、
どのくらい入っているかわからない歯磨き粉は正直多いです;
自信をもって入れてるメーカーさんの歯磨き粉には必ず記載がありますので
確認してみてください!
また、高濃度フッ素を入れているメーカーさんは発泡性と言う、
泡が立つのを少なくしています。泡が立つとうがいの回数が多くなってしまいます。
そうすると、せっかくのフッ素が流れてしまい効果の持続が無くなってしまいます。
持続性を高めるために、うがいの量、回数を気をつけてみて下さい。

プラスアルファで、、、
フッ素洗口液で口をすすぐ事も出来るとさらに良いです!
夜歯を磨いた後に、フッ素配合の洗口液でフッ素をすみずみにまで行き渡らせます。
使った後に水ですすがないので、口の中でフッ素が留まります。

毎日の事に取り入れ歯を強くしていきましょう!


皆様のご来院、スタッフ一同心よりお待ちしております。

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2021年12月5日 日曜日

知覚過敏

こんにちは。
12月になり寒さが厳しくなってきましたね。
コロナも新たな変異株の感染のニュースが増えていますが、引き続き体調管理に気を付けて、元気に過ごして行きたいですね。

今回は、知覚過敏についてです。F1FD2FA9-7F96-438B-98ED-F5A7978FA4EE.jpeg

歯ブラシの毛先が触れた時や、冷たい飲み物を飲んだ時、風に当たった時などにキーンとしみたり、ピリッと痛みを感じることはありませんか?
虫歯などの病変が見られない場合は、知覚過敏の可能性があります。

歯の表層にあるエナメル質は、神経がないので痛みを感じることはありません。エナメル質の内部には象牙質があり、さらにその内部には歯髄(歯の神経)があります。
エナメル質が何らかの原因でなくなり、その下にある象牙質が露出することで、しみたり痛みを感じます。

⚫︎原因
・歯周病などにより歯肉が下がる
・歯の破折
・歯ぎしりくいしばりなどにより歯がすり減る
・間違ったブラッシング方法(強いブラッシングや硬すぎる歯ブラシなど)
・食べ物や飲み物に含まれる酸により歯が徐々に溶けてしまう

⚫︎治療方法
・知覚過敏用の歯磨き剤を使用する
・知覚過敏用の薬剤塗布
・コーティング材の塗布
・歯周病の治療
   歯周病になると歯肉が下がったり、歯肉の炎症により歯肉
   が引き締っていないことで象牙質が露出し、知覚過敏症状
   が出やすくなる。
・レジン修復
   プラスチックの樹脂を貼り、象牙質をカバーする。
・マウスピース作製
   歯ぎしりくいしばりによる歯にかかるダメージを
   軽減する。
・噛み合わせの調整

知覚過敏は、一時的にしみるのが特徴です。
ずっとしみていたりズキズキ痛む場合は、気付かない所に虫歯があるのかもしれません。

気になる症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております。

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2021年11月11日 木曜日

新米パパ・ママ必見!妊娠中に増えるお口のトラブル

 

こんにちは。院長の内山です。
11月23日は年内最後の祝日、
「勤労感謝の日」ですね。

 

文字からすると
「働く人に感謝する日」だと思われがちですが、
実はそれは少し違います。

 

 

この日は

勤労を尊び、
生産を祝い、
国民がたがいに感謝しあう日

つまり、
「『働くこと』そのものに感謝する日」なんですね。

 

 

今年最後の祝日を、
日頃がんばっているご家族や自分へのご褒美として
ゆっくり過ごしてみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

さて、そんな「勤労」といえば、
近ごろは男女関係なく仕事をしている人が多く、
なかには、妊娠中でも働くお母さんもいらっしゃいます。

 

 

しかし、妊娠中の身体には様々な変化が起こるため、
今までのようにいかないこともたくさんあります。

 

そしてそれはお口の中でも同じ。

 

皆さんも、
「妊婦さんは、むし歯や歯周病になりやすい」
といった話を聞いたことはないでしょうか?

 

 

今回はそんな妊娠中に増える、
お口のトラブルについてご紹介します。

 

 

 

◆妊娠中はお口のトラブルの悪循環に注意!!

 

妊娠すると女性ホルモンが増加します。
実は、歯周病を引き起こす歯周病菌の中には
「女性ホルモンによって活発化」するものがあり、
歯周病のリスクが増大します。

 

すると、歯ぐきに腫れ出血がみられるようになり
さらに、お口の中がネバネバするなど
不快な状態になることが少なくありません。

 

 

また、ホルモンバランスが乱れると
「妊娠性エプーリス」という病気になり
歯ぐきに「できもの」ができることもあります。

 

 

 

これらはいずれも、
「痛み」「出血」を伴うため、
歯みがきしづらくなります。

 

すると、
お口の細菌がどんどん増えることになり、
歯周病がさらに進行して、
もっと腫れや出血がひどくなる…。

 

こうした悪循環になってしまうのです。

 

もちろん、細菌が増えれば歯周病だけでなく
むし歯の危険性も高まります。

 

 

 

 

◆母体だけじゃない!
歯周病は赤ちゃんにも影響が…

 

さらに、歯周病はお口の中のトラブルに留まらず、
赤ちゃんにも影響を及ぼします。

 

歯周病はお口の中だけでなく、血管内に細菌が入り込んで
全身に影響を及ぼします。

 

実は、妊娠中に歯周病になると
「低体重児・早産のリスク」が高くなる
ということが明らかになっているのです。

 

 

 

 

日々の歯みがきは、歯周病予防の基本!

 

ですが、
妊娠中はつわりがひどいと
歯みがきが難しいこともあります。

 

 

そんな時は、
・歯みがき粉の味を変える
・洗口液を使う

それも難しければ、
うがいをするだけでもいいので、
お腹の赤ちゃんを守るためにも
お口を可能な限り清潔に保つように
心がけてみてください。

 

 

 

 

 

◆妊娠中でも治療はできる?

 

妊娠中の歯科治療というと、
赤ちゃんへの影響を気にして
治療をためらうお母さんもいらっしゃいます。

 

しかし、病気を放置していると
お母さんのストレスが増えたり、
低体重児・早産のリスクが高まったりして、
かえって悪影響を与えることも。

 

そのため、しっかり治療するほうが
赤ちゃんにとってもお母さんにとっても、
確実にメリットがあります。

 

 

安定期に入れば、
ほとんどの治療を受けていただくことができますし、
麻酔やレントゲンなども
胎児にほぼ影響はありません。

 

 

 

また、安心してお産に臨めるよう、
妊娠初期と安定期には
歯科検診を受けましょう。

 

 

心配事などのストレスは溜め込まないように、
気になることがあればいつでもご質問ください。

 

 

さくらの山歯科クリニック
〒350-2203 埼玉県鶴ヶ島市上広谷2-10MRビル1F
TEL:049-237-7564
URL:http://www.sakuranoyama.jp/
Googleマップ:https://g.page/r/CWnO9qk_LmsCEAE

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2021年11月7日 日曜日

口呼吸[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]

皆様こんにちは。
11月に入り寒くなってきました。
今年もあと二ヶ月です。
私も今年やり残した事が無いか確認していきたいと思います。

今回は口呼吸についてお話ししたいと思います。
人は鼻で呼吸をします。
鼻からの空気では足りなくなった時に口からの空気を利用します。
母乳の時の赤ちゃんは全て鼻呼吸で行っています。
徐々に口呼吸を覚えていき、鼻炎や癖などで口で呼吸する割合が高まってくると、
口呼吸の方が空気の量も多く取り込めるため、鼻呼吸より口呼吸が中心となってしまいます。

口呼吸のデメリットとは?

①.前歯の虫歯が増える
口呼吸の方はいつも口を開いているため、前歯が乾燥してしまいます。
歯は唾液によって常にミネラルを供給さて、初期虫歯を直しています。
唾液がないとすぐに虫歯になりやすくなります。

②歯に着色が付きやすくなる
歯の表面は濡れていることによって汚れが着きにくくなっています。
乾燥した状態だと鼻呼吸の人に比べ着色が付きやすくなってしまいます。

③歯茎が腫れて歯周病になる
口の中は細菌が多い場所です。
歯茎は粘膜のため常に唾液の殺菌作用によって洗い流されています。
口呼吸で歯茎が乾燥してしまうと歯茎が腫れて赤くなってしまい、歯周病になってしまいます。

④口臭が強くなる
口臭の原因は口の中の細菌です。
唾液の殺菌作用によって細菌は抑えられています。
口呼吸によって唾液量が減ると細菌の量が増えて口臭が強くなりやすくなります。

他にも
・出っ歯になりやすい
・睡眠時無呼吸症候群になりやすい
・風邪を引きやすい
・アレルギーを起こしやすい
等いろいろなデメリットがあります。

口呼吸改善方法

①鼻炎等で口呼吸の場合は耳鼻科に行く
完全に鼻で呼吸ができない人はまず耳鼻科での治療が必要です。
アレルギー性鼻炎、蓄膿症等の治療を行いある程度鼻の通りをよくする必要があります。

②寝るとき唇にテープを貼る
通販等で売っている鼻呼吸テープというものがあります。
鼻につけるものではなく、夜寝るときに唇を閉じるために使うものです。
唇を閉じる意識を付けるためには効果的です。

③口呼吸と出っ歯を改善するマウスピース矯正
歯並びは舌や口の周りの筋肉、そして呼吸の仕方によって悪くなります。
マウスピース矯正装置を使いながら歯並びを悪くしている原因に治療をする方法。
口呼吸と歯並びを同時に治療していきます。

④口の周りの筋肉をトレーニングする
口呼吸の方は口をいつも開けているため、唇が反って、筋肉が弱い方が多いです。
口腔筋機能療法とは、舌や口の周りの筋肉を正しく使えるように練習することです。
行うことによって口の周りの筋肉を鍛え、しっかり口が閉じられる力をつけていきます。

人によっていろいろな原因が当てはまります。
気になる方は気軽にお尋ねください。

定期健診のご連絡も、
皆様のご来院もお待ちしております。

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2021年10月24日 日曜日

歯を失ってしまったら

こんにちは。
急に冷え込みが厳しくなりましたね。気温差に身体がついていけない感じですが、今年はインフルエンザの大流行も予想されていますね。コロナとともに、引き続きしっかり感染対策をしていきましょう。

今回は、歯を失ってしまった場合の治療についてお話します。

虫歯や歯周病、突然の事故などで歯を失ってしまうことがあります。
「1本くらいなら大丈夫」「見えないから大丈夫」と、放置してしまう方もいるようですが…
1本でも歯を失うとお口全体のバランスが崩れ、さまざまな問題を招くことが考えられます。

歯がない状態を放置していると、その隙間を埋めるように隣の歯が傾いてきたり、直接噛み合っていた歯が伸びてきたりします。そうなると、歯並びや噛み合わせが悪くなり物が上手く噛めない、お口が開けにくい、顎が痛くなるなどの症状を引き起こします。
よく噛めないことで咀嚼機能が低下し胃腸への負担が大きくなったり、脳への刺激が少なくなり認知症のリスクが上がるとも言われています。また、食べられるものが限られて栄養が偏ることで高血圧や糖尿病など全身疾患のリスクも上がります。

お口の機能を維持するために、歯がなくなった部分には早めに次の歯を入れる必要があるのです。治療の方法は歯を失った場所や本数、その方のお口の状態にもよりますが大きく分けて3つあります。

◎ブリッジ
6898D389-8BCE-47DA-8EC4-BF4B1F1A3BC7.png失ってしまった歯の両隣の歯を支えにして、両岸に橋を架けるように人工の歯を装着します。取り外しをしないので安定感があります。両隣の歯を削らなくてはいけないことが欠点です。

◎入れ歯
D2E013B5-151B-4F73-8906-CA3E9BBE295C.png残っている歯に金属のフックを掛け取り外しをします。残っている歯を大きく削ることがないのがメリット。取り外しをするためブリッジのような安定感はないこと、金属のフックを歯に掛けること、取り外しをすることがデメリットな点です。

◎インプラント
69E9DF22-0A9E-4D13-A9CC-EB111D497383.jpeg歯を支えている歯槽骨に人工の歯根を埋め込み、その上に冠や入れ歯を装着する方法です。メリットは、自分の歯のように噛める、周りの健康な歯を削らずに済む、見た目が自然などあります。デメリットは、手術が必要な為治療に時間がかかる、歯槽骨の状態によりできない場合がある、保険適用外な為治療費が高額等です。(当院では行っておりません)

歯を失って長時間が経過してしまうと、スペースがなくなり希望する方法での治療が難しくなります。
健康を維持するために早めの治療をおすすめします。

当院では、患者様の状況やご希望に沿った診療を行なっております。
お気軽にお問い合わせください。

皆様のご来院スタッフ一同お待ちしております。

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