さくらの山歯科クリニックブログ
2020年2月7日 金曜日
シーラント[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]
こんにちは!
今週は急に寒い日が続きましたね。寒暖差が激しいと体調を崩しがちですが、皆様は如何でしょうか?暖かい春が待ち遠しいですね^_^
今回はお子様のシーラント治療についてお話したいと思います。シーラントとは、奥歯や前歯の溝をプラスチック樹脂の一種で一層埋めることによって、虫歯を予防する方法です。主に生えて間もない6歳臼歯や乳児の奥歯に行います。生えたばかりの歯は表面が未成熟で弱く、その後、唾液中のカルシウムなどを吸収して年月とともに段々強くなっていきます。
乳歯や生えたばかりの永久歯は虫歯になりやすく、虫歯になると早く進行します。乳歯が虫歯になっても生え変わるから大丈夫ではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、乳歯の虫歯は永久歯にも悪影響を及ぼします。乳歯の虫歯が進行して、歯髄と呼ばれる所まで達してしまうと、乳歯の下にある永久歯まで悪影響を及ぼします。変色や、へこみのある永久歯が生えてくる事もあります。
その他にも虫歯により早く乳歯が抜けてしまい、永久歯の歯並びが悪くなってしまったり、虫歯の痛みによりあまり噛む事ができず、顎の発達に影響したり、固い物を避けるなど偏食になってしまう事もあります。
このような事から、乳歯や生えたばかりの永久歯を虫歯にしない為、シーラントやフッ素などの予防が大事になってきます。当院ではお子様のシーラント、フッ素などの定期的な検診を3ヶ月に一度お勧めしております。初めてのお子様も、お子様が怖がる事のないようできる範囲から進めさせて頂いております。
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|2020年2月2日 日曜日
うがいについて
こんにちは。
暖冬とはいえ寒い日が続いていますね。
この時期は例年インフルエンザやノロウィルスの流行期ですが、今年は新型コロナウィルスのニュースでいろいろ心配になりますね。今のところワクチンや特効薬がないので、手洗いなどの手指消毒をきちんと行うように言われています。
今回は手洗いとともに行って欲しい「うがい」についてです。
うがいは風邪やインフルエンザ・むし歯の予防に有用です。
口の中を清潔にする「ブクブクうがい」と、喉を清潔にする「ガラガラうがい」に分けられます。
どちらのうがいも、呼吸機能や摂食・嚥下機能、言語機能などの口腔機能の発達と深い関連性が認められています。
①ブクブクうがい(口の洗浄)
口腔内に残った食べカスを取り除くのに有効です。
口に水を少し含み、水を上下・左右・前後に頬を動かして口の中全体に行き渡るように「ブクブク」とうがいします。このうがいは口腔筋肉の運動にもなります。
②ガラガラうがい(喉の洗浄)
喉に付着したホコリや細菌を取り除くのに有効です。
口に水を含ませ頭を後ろにのけ反らせて「ガラガラ」と大きな音を立て水を動かすように行います。
順序としては、先ず「ブクブクうがい」を行い口腔内の細菌やウィルス・汚れなどを排出し、喉への侵入を防ぎます。
次に「ガラガラうがい」。喉全体を洗浄するためにしっかり上を向いて一気にガラガラしましょう。こうすることで洗浄効果だけでなく、喉を適度に刺激して血行を良くしたり、潤いを保って繊毛運動の衰えを防ぐ効果も期待できます。
うがいは洗浄や排出するだけではなく、喉に備わっている防御作用をしっかり機能させる効果があります。
「毎日・数回・うがいする」習慣をつけて予防効果を高めましょう。
スタッフ一同皆様のご来院をお待ちしております。
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|2020年1月25日 土曜日
歯周病と全身疾患
こんにちは!
今年は暖冬といわれてますが、それでも寒さが厳しいですよね。
インフルエンザや風邪などひかないように気を付けてはいますが、今、ニュースでは新型コロナウイルスの話題がすごいですね。
みなさんもしっかり防寒して感染対策もしっかりしてくだいね。
今回は歯周病と全身疾患についてお話させていただきます。
口腔内の疾患と全身疾患は全く別物と捉えてる方も多いと思いますが、最近では健康を扱うテレビ番組などでも口腔疾患と全身疾患の関係性を扱うことをよく目にするようになりました。
中でも、関係のある疾患として、心臓疾患、脳血管疾患、糖尿病、誤嚥性肺炎など色々あります。
1 心臓疾患、脳血管疾患
●狭心症、心筋梗塞
動脈硬化により、血管が狭くなったり塞がったりして心筋に血液が供給されなくなり死に至ることもある疾病です。
動脈硬化は、食生活の乱れや運動不足、ストレスなどの生活習慣が要因といわれていましたが、別の因子として歯周病の原因菌などの細菌感染がクローズアップされてきています。
歯周病原因菌なとの刺激により、動脈硬化を誘発する物質が出て血管の中にプラークと呼ばれる粥状の脂肪性沈着物が出来て血液の通る血管が細くなります。
その沈着物が剥がれて血の塊が出来ると、そこで血管が詰まったり、血管の細い箇所を塞ぎます。
●脳梗塞
脳の血管のプラークといわれる脂肪性沈着物が詰まったり、頸動脈や心臓から血の塊やプラークが飛んできて脳血管が詰まる病気です。
歯周病の人はそうでない人の2.8倍も脳梗塞のリスクがあると言われています。
血圧、コレステロール、中性脂肪が高めの方は、心臓疾患、動脈疾患予防のためにも歯周病の予防や治療はより重要となります。
2 糖尿病
歯周病は糖尿病の合併症の一つとして言われています。
糖尿病の人はそうでない人に比べて、歯周病にかかっている人が多いという研究結果も複数あります。
そして、歯周病になると、糖尿病の症状も悪化するということもわかりました。
逆に歯周病治療で歯周病が改善すると、糖尿病も改善していくこともわかってきています。
つまり、歯周病と糖尿病はお互いに良くも悪くも相互に影響を及ぼしているということです。
上記の疾患以外にも歯周病と関係性のある全身疾患はまだあります。
歯周病も生活習慣病の1つであり、しっかり口腔ケアをすることによって他の疾患の予防に繋がります。
口腔ケアのことや何か気になることがありましたら、当院スタッフにお気軽に質問してください。
皆さまの御来院をスタッフ一同お待ちしております。
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|2019年12月22日 日曜日
虫歯治療について[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]
皆様こんにちは。
後約1週間で今年も終わってしまいます。
皆様にとって今年はどんな年でしたか?
私にとって今年は準備、学びの年でした。
来年はどのような年になるのか、、、。
さて、今回は虫歯の治療の一つであるこんな治療についてお話し致します。
コンポジットレジン修復(CR)という言葉を聞いたことはありますか?
歯科医院で良く行われる治療の一つである「白い詰め物」の材料のことです。
虫歯になって削った歯は、なんらかの形で補ってあげる必要が有ります。
その一つがコンポジットレジンです。
ある程度の強度(金属と比べると劣りますが)があり、歯の色に似せて白く出来ます。
削った所に直接埋めて固める事が出来る為、来院の回数が少なくて済みます。
さらには、削る範囲も少なくてすみ、健康な歯を多く残す事が出来ます。
金属アレルギーの方にとっては健康にも良い素材と言えます。
保険診療で出来、白くて目立たない治療は歯科治療の基本になっています。
ただ、強度に劣る事から歯と歯の間から虫歯になってしまった場合にはあまり向きません。
また、経年劣化により変色が起こる事も有ります。
その場合は詰め直ししてあげる事でまた目立たなくはなります。
皆様も早めの治療で目立たなく綺麗な歯を目指しましょう。
皆様のご来院をスタッフ一同お待ちしております。
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|2019年12月13日 金曜日
歯周病と全身疾患[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]
皆様こんにちは!
もうすぐクリスマスですね。12月はやる事が沢山あって、あっという間に今年も終わってしまいそうです(^^;
今回は歯周病と、歯周病による全身への影響についてお話したいと思います。
歯周病はよくお聞きになると思いますが、う蝕(虫歯)と並ぶ歯科の2大疾患の一つです。歯周病とは歯肉の腫張や疼痛、歯を支えている骨(歯槽骨)の破壊が起こる病気です。
歯周病を放っておいてしまうと歯が抜けてしまう、という事は皆様想像されると思いますが、それだけではなく、近年、全身への影響も取り沙汰されるようになりました。
いくつかの病気を挙げますと、
・糖尿病
・心筋梗塞
・動脈硬化
・早産、低体重児出産
・骨粗鬆症
・誤嚥性肺炎
・メタボリックシンドローム
など様々な病気との関連性が報告されております。糖尿病に関しては、歯周病菌は腫れた歯肉から容易に血管内に侵入し全身にまわります。血管に入った細菌は体の力で死滅しますが、歯周病菌の死骸の持つ内毒素は残り血糖値悪影響を及ぼします。
また誤嚥性肺炎では、高齢者の肺炎の大部分を誤嚥性肺炎がしめています。その原因の一つには、不十分な口腔ケアによる口腔内及び咽頭から検出される総細菌数の増加と嚥下障害に伴う誤嚥により発症します。特に、口腔清掃により発症率が著しく低下する事から、総合的な口腔ケアは肺炎防止につながるとされています。
この様に、歯周病や不十分な口腔ケアは全身の健康にも大きな関わりを持っています。すなわち、毎日の食生活を含めた生活習慣を見直し、歯周病を予防する事が全身の健康にも繋がってくるという事ですね。
皆様が健康で新年を迎えられます様、私達スタッフも皆様のご来院お待ちしております(^^)♪
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