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さくらの山歯科クリニックブログ

2022年6月19日 日曜日

フロスについて[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]


こんにちは。
最近急激に雨が降ることが多く困ってます。
梅雨が明けるまでの戦いです。
梅雨が明けると暑さとの戦いになるので皆様も体調管理にはお気お付け下さい。

今日はデンタルフロスについてお話いたします。
歯の汚れは歯ブラシだけでは落ちません。

歯と歯の間の汚れは歯ブラシの毛先が入り込み にくいため、汚れが残ってプラークや口臭の原因になってしまいます。

歯と歯の間の汚れを落とすための補助道具としてデンタルフロスがあります。

歯ブラシだけでも面倒なのに、フロスまで使うのが面倒、と思われるかもしれませんが、

歯と歯の間や、歯ぐきとの境目に残った汚れがやがてプラークとなり、

虫歯や歯周病の原因となってしまいます。

プラークをためないためにも、歯と歯の間や歯ぐきの境目の汚れを落とすことは大変重要なのです。

毎食後にフロスを使うのは大変です。

そこで是非使いたいのが、就寝前の歯 磨きの時です。

就寝前の歯磨きのときにプラスすることで、一日溜まった汚れを一気に掻き出しましょう。

お口の中がスッキリするだけでなく、プラークの形成を抑制することが可能となります。

慣れれば通常のブラッシングと合わせて5分程度でできるようになりま す。

・デンタルフロス

 フロスとは、いわゆる「糸ようじ」のことです。

 適度な長さを自分でカットするものや、 持ち手がついているものなど形状は様々です。

 フロスは、歯と歯の間に糸を通してノコギリのように行き来させます。

 こうすることで歯 の間に残っている食べかすをキレイに取り除くことができます。

 全ての歯と歯の間に使用します。

 慣れるまでは奥歯にフロスを通すことが大変かもしれませんが、慣れるにつれてコツが掴めるようになると思います。

フロスはいちど使ったら捨てることが基本です。
ホルダーが付いているタイプは何度か使用していただいても大丈夫ですがしっかり綺麗にしてください。

使い方が分からない場合は気軽に聞いて下さい。
スタッフ一同皆様のご来院お待ちしております。

当医院は予約制になっております。
ご予定が分かり次第お電話頂けたらと思います。

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2022年6月6日 月曜日

白い!はやい!目立たないCRとは?

 

こんにちは。院長の内山です。
雨の季節に目にする機会が多いアマガエル。
鮮やかな緑色
をイメージされる方も多いと思いますが、
実はアマガエルの体の色は、
外敵から身を守るために
周囲の環境に合わせて
黄緑や茶色、白、灰色などに変化します。

 

 

さて、アマガエルは保護色で周囲に溶け込んでいますが、
同じように、歯の治療でも治療箇所が目立たないように
白い素材を使うことがあります。

 

その代表が保険診療でも利用できる
CRという白いつめものです。

 

 

 

 

◆CRってどんな素材?

 

CRとは、
コンポジットレジン(Composite Resin)のことで、
セラミック粒子と合成樹脂を混ぜた
複合プラスチックの素材です。

 

「樹脂」と呼ばれることもあります。

 

 

白い素材のため、
見た目の違和感が少ないのが特徴です。

 

 

 

 

 

◆むし歯治療が1回で終わる!?

 

CRを使うメリットは
見た目だけではありません。

 

 

通常、つめものを使った治療では、

治療箇所の型を取り
その型を使って、つめものを製作する

という工程があるため、製作に必要な時間も
数日から1週間程度かかります。
つまり、最低でも2回は通院しなければなりません。

 

 

 

しかし、
CRの場合はこれらの治療を
1日で済ませることができます。

 

CRは粘土状の柔らかい素材のため
『型取り』の必要がなく、
「特殊な光を当てるとその場ですぐに固まる」
という性質があるからです。

 

 

 

 

この性質のおかげで
治療が短時間でできることも
CRの大きなメリットのひとつです。

 

 

 

 

◆全部CRにできないの?

 

このように、
CRは白くて目立たないだけではなく、
短時間の治療で終わるというメリットがあります。

 

 

そのため
「むし歯治療は全部CRにしたい!」
と思うかもしれません。

 

 

ところが、
CRプラスチックが使われているため、
強度が弱いという弱点があり、
大きなむし歯など、広い範囲を削った歯には
使うことができません。

 

 

 

 

◆むし歯は小さいうちに治そう

 

むし歯は小さいうちに発見できれば、
CRで治療することができます。

 

 

 

 

しかし、そういった小さなむし歯は
自覚症状がない事がほとんどです。

 

自身ではなかなか気づくことができず、
痛くなった時には
大きなむし歯になってしまっている
ことも。

 

 

 

そこで大切なのが、
定期的な歯のチェックです。

 

 

むし歯を早期発見できれば
CRを使って治療できることが多く、
時間も治療費もかけずに済みます。

 

また、削る量も最小限で済むので、
「歯の寿命」という意味でも、
早期発見・早期治療はとても重要です。
定期検診は欠かさずに受けるようにしましょう。

 

 

 

さくらの山歯科クリニック
〒350-2203 埼玉県鶴ヶ島市上広谷2-10MRビル1F
TEL:049-237-7564
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2022年5月22日 日曜日

こんにちは。
雨の日が増えてきましたね。今年は梅雨入りが早いとか…90C11821-1ACC-49B9-A639-BDA812497DB8.jpeg
気温の差も大きいので、体調には気をつけて過ごしていきましょう。

今回は、むし歯のメカニズムについてです。

むし歯は、お口の中のむし歯原因菌が私達の食べた食物を分解して酸を出し、その酸によって歯が溶かされてしまう病気です。
むし歯の原因に「①歯の質」「②細菌(ミュータンス菌)」「③糖質」の3つの要素があります。この3つの条件が重なり「時間の経過」とともに、むし歯が発生します。
3つの原因をコントロールすることで虫歯を防ぐことができます。

①歯の質
歯の質は、お母さんのお腹の中で歯がつくられる時に個人差が出ます。人によりエナメル質や象牙質の状況で、エナメル質が強い・弱い、むし歯になりやすい・なりにくい、などの差が出ます。
乳歯や永久歯が生えたばかりの時は、むし歯になりやすいので特に注意が必要です。

②細菌(ミュータンス菌)
ミュータンス菌は球状が連なった連鎖球菌です。プラーク(歯垢)をつくり、歯の表面に付着します。酸をつくり出し、歯の成分であるカルシウムやリンを溶かして(脱灰)、歯を脆く弱くしてむし歯をつくりやすくします。

③糖質
食物に含まれている糖質(特に炭水化物と砂糖)は、ミュータンス菌が酸をつくる材料に使われます。間食が多い人や甘いものをよく摂る習慣があると、歯の表面が酸にさらされる時間が長くなりむし歯になりやすくなります。

むし歯になりやすい・なりにくいを左右する主な原因
1.歯に付着するプラーク量
2.むし歯原因菌の量
3.唾液の量
4.唾液の質(唾液に含まれる抗体)
5.歯の質(酸に溶けやすいか溶けにくいか)
6.食生活
7.遺伝

むし歯・歯周病予防のため、セルフケアや食生活習慣も大切になります。
定期的な歯科医院でのメンテナンスもおすすめします。

皆様のご来院をスタッフ一同お待ちしております。

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2022年5月9日 月曜日

お口がくさい!?強烈なニオイの原因とは?

 

こんにちは。院長の内山です。
爽やかな五月晴れが心地よい季節になりました。
気温も上昇し、日中は少し動くだけで、
汗ばむ日も出てきましたね!

 

 

さて、汗をかく季節になると
体のニオイが気になりますが、
気にすべきなのは体臭だけではありません。
口臭も気にすべきニオイのひとつです。

 

たかが口臭…
そう思われるかもしれませんが、
なかなか消えない口臭の影には
実は深刻な病気が隠れているかもしれません。

 

 

 

 

◆誰にでもある生理的口臭

 

皆さんは朝起きた時に、
お口のニオイが「くさい」と
感じたことはありませんか?

 

 

起きた直後やお腹が空いている時、
緊張している時などは
だ液の分泌量が減少します。

 

すると、お口の中に細菌が増えてしまい、
口臭の原因となる揮発性(きはつせい)の
「硫黄化合物(いおうかごうぶつ)」が
たくさん作られてしまうのです。

 

 

 

 

硫黄化合物は
野菜が腐ったようなニオイ
卵が腐ったようなニオイなどに例えられ、
悪臭と言われることも。

 

この悪臭こそが、
「生理的口臭」の正体です。

 

 

しかし、ニオイの強さは人によって異なるものの、
生理的口臭は、誰にでもある口臭で、
食事や歯みがきをすることで口臭は弱まります。

 

また、女性はホルモンの影響によって
お口のニオイが強くなることもありますが、
一時的に強くなるお口のニオイは
それほど心配する必要がありません。

 

気がかりなのは、次の「病的口臭」です。

 

 

 

 

◆治療が必要な病的口臭

 

口臭の中には治療が必要となるものもあります。
それが、病気によって発生する
「病的口臭」です。

 

原因となる主なお口の病気には、
・歯周病
・むし歯
・舌苔(ぜったい)

などが考えられます。

 

 

この中でも1番考えられる原因は歯周病。

 

歯周病は細菌の感染によって引き起こされる疾患で、
進行すると
歯を支えている骨が溶かされてしまうことも。

 

しかも、歯周病の原因となる細菌は、
嫌なニオイの元となる硫黄化合物を生み出します。

 

 

また、舌に白っぽいものが付着している場合、
それは「舌苔」という細菌のかたまり
の可能性もあります。

 

舌苔に含まれた細菌を放っておくと
病的口臭は、
より一層強くなっていく
のです。

 

 

口臭の原因はそれだけではありません。
「むし歯」も原因のひとつになり得ます。

 

むし歯が進行すると歯に穴が空き、
神経が腐敗してしまうことがあります。

すると、「その穴に詰まった食べかす」
「腐敗した神経」から

強烈なニオイが生じるためです。

 

 

 

 

 

◆お口のケアで口臭予防

 

口臭には様々な原因が存在し、
中には全身の病気が関係している場合もあります。

 

しかし、口臭の原因の80%以上
お口の中にあるといわれており、
その原因を減らすには、
お口の中を清潔にすることが大切です。

 

 

 

 

歯ブラシとフロスや、タフトブラシなどを併用し、
お口の中の汚れを丁寧に落としましょう。

 

そして、ご自宅での歯みがきだけでなく
歯周病やむし歯の早期治療につながる
歯科検診も欠かせません。

 

 

私たちが行うプロフェッショナルケア
皆さまが行うセルフケア2本柱で、
お口のトラブルを防ぎましょう!

 

 

 

さくらの山歯科クリニック
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2022年4月22日 金曜日

根管治療について(鶴ヶ島、川越、若葉の歯医者 さくらの山歯科クリニック)


こんにちは。
4月に入り暖かくなってきました。
花粉症の私にはまだまだつらい日が続きます;
外に出るだけで・・・
花粉症の方々もう少し頑張りましょう!

今回は根管治療についてお話したいと思います。

*根管とは・・・
歯は歯冠の部分と歯根の部分によって構成されています。
歯冠は歯の頭の事で、目でみて確認できる部分です。
歯根は歯の根っこの部分で、健康な方であれば歯茎や歯槽骨の中に埋まっています。
根管はこの歯根の内部に存在する空間を指します。

*神経や血管

歯根の内部になぜ空間が存在するかというと、
歯に対して栄養を供給するための血管や神経が分布しています。
いわゆる歯髄(しずい)と呼ばれるものです。
歯髄がなければ歯は死んでしまいますので、なくてはならない組織といえます。
また、それを収める空間である根管も、非常に重要な構造であるといえます。

*虫歯によって根管が汚染される

虫歯は重症化すると、歯冠の部分だけでなく、歯根の部分にまで及びます。
具体的には根管内にまで虫歯菌が侵食し、
歯髄に炎症を起こしたり、失活させたりするのです。
そうなると、根管治療の適応となります。簡単にいうと歯の根っこの治療です。

*根管の形を整える

根管治療は、まず虫歯菌によって汚染された歯質を取り除くことから始まります。
専用の器具を使って、地道に汚染された歯質を除去していきます。
同時に、根管充填(こんかんじゅうてん)をしやすいような形態に、根管を形成していきます。

*根管内を消毒する

根管治療では、根管内を無菌状態にすることも、ひとつの大きな目的となっています。
治療前の状態では、虫歯菌などによって根管内が汚染されていますので、きれいに消毒する必要があります。
もしもここで、汚染物質の取り残しなどが生じれば、再び感染が引き起こされますので注意が必要です。
そのため、根管消毒は時間をかけてじっくり行われます。回数もかかります。

*根管内を塞ぐ

根管内の消毒が終わったら、最終的にその空洞を塞ぎます。
ガッタパーチャポイントと呼ばれるゴムのような材料を根管内に挿入し、隙間がなくなるようにします。
これを根管充填といいます。
根管充填が不十分だと、根管内に隙間が残存したまま人工歯を被せてしまいますので、二次感染のリスクが高まります。

*根管治療の意義とは

根管治療が適応される症例というのは、歯冠の部分がほとんど残っていません。
そのため、なぜわざわざ歯根の部分を治療してまで、残す必要があるのか疑問に思われる患者さんも少なくありません。
残骸となっているような歯根なんて抜いてしまえば治療もすぐ終わるのでは、と思われることもあると思います。
例え歯冠の部分がボロボロになっても、天然の歯の根っこを残せるというのは、
咀嚼機能や口元の審美性において非常に有益なことです。

*歯根が担っている役割

歯根があると、咀嚼をした際に生じる圧力を適度に緩和することができます。
これは歯根が歯根膜という天然のクッションと連動しているからです。
また、何かものを食べた時の食感を敏感に感じ取ることができたり、咀嚼圧を調節したりする際にも役立ちます。
それに加えて、歯根があることでブリッジや入れ歯といった大型の補綴装置の装着を回避できるというメリットもあります。

根管治療の手順はとても複雑なのですが、結果的に歯根を保存することのできる治療です。

何か分からない事がございましたら気軽に聞いて下さい。
スタッフ一同皆様のご来院お待ちしております。

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