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さくらの山歯科クリニックブログ

2021年5月9日 日曜日

歯の痛み

こんにちは。
コロナ感染拡大止まらず不安な日々が続いています。
引き続きしっかりと予防対策をして、この難局を乗り越えたいですね。

今回は、歯の痛みのお話です。
一般的に歯が痛いと言っても「冷たいものがしみる」「時々、ズキズキ痛む」など症状は様々です。
原因として多いのは虫歯や歯周病ですが、歯以外の原因があることもあり注意が必要です。

◎歯由来の痛み79BE9732-C2A7-468C-B86F-888D90DAC5FF.jpeg
 ●虫歯
 ●知覚過敏-冷たいもの熱いものがしみる
 ●歯の破折-歯ぎしりくいしばり 歯を強くぶつけた 神経の治療をした歯が痛む

◎歯ぐき由来の痛み
 ●歯周病-歯ぐきが腫れる 歯が疼く 歯が揺れている
 ●親知らず(智歯周囲炎)

◎歯以外の痛み(非歯原生歯痛)-歯や歯ぐきに原因がないのに歯に痛みがある症状
 ●筋・筋膜性歯痛-顎の筋肉痛に由来する痛み
 ●神経障害性歯痛-神経痛の症状として歯に痛みが出る
 ●神経血管性歯痛-偏頭痛や群発頭痛の症状の一つに歯痛が現れる
 ●心臓性歯痛-心筋梗塞などの心疾患に関連した歯痛
 ●上顎洞性歯痛-上顎の奥の空間に炎症が生じる
 ●精神疾患による歯痛-統合失調症やうつ病などによって歯痛が出現することがある
 ●特発性歯痛-原因不明の歯痛。時間の経過で判明する場合もあります

症状や原因は様々です。
痛みや不安がある方は早めの受診をお勧めします。

スタッフ一同皆様のご来院をお待ちしております。

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2021年4月25日 日曜日

歯の型取りについて

こんにちは。
このところ、いいお天気で過ごしやすくなりましたね。
ただ、また緊急事態宣言やまん延防止措置などが発令されてステイホームの日々が続きそうです。

今日は歯の型取りについてお話いたします。
皆さんも治療に行った時に、お口の中に冷たい謎のやわらかい物を入れられてることがあると思います。
何をしてるのだろう、何が入ってるのだろうって思いませんか。

虫歯治療の際、虫歯を削ってその削ったところに詰め物や被せ物をします。
その場で樹脂(コンポジットレジン)を詰めたりもしますが、金属やセラミックなどで詰めたり被せたりする場合は歯科技工士に詰め物や被せ物を製作してもらいます。
型取りは、歯科技工士が模型を見て、模型に合わせて患者さんにぴったり合うような被せ物などを作るために必要な模型を作るために行います。
歯科では型取りの事を「印象」といいます。
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では、何を使って型取りをしているのかというと、アルギン酸という材料で歯型をとっています。
実はアルギン酸というのは、かまぼこの材料でもあるんです。
かまぼこはアルギン酸とスケソウダラのすり身を固めたものなのです。
お口の中に印象材を入れ固まるまで数分待つとかまぼこ程の固さになり、その歯型に石膏を流して模型を作ります。
アルギン酸はお口の中に入れられると少し冷たく感じると思いますが、時々温かいものが型どりの時に入ってきてると思います。
それはあたためて溶かした寒天を流し込んでいるのです。
より精密な模型を作るために、アルギン酸だけでは難しいところを寒天と組み合わせて型取りをすることがあります。

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型取りをされている間は少し苦しかったりすると思いますが、温かいものが入ったら「あ、寒天だ」冷たいものが入ったら「これはかまぼこだ」って思ってもらうと少しは型取りの時の緊張がほぐれるといいなと思います( ˆᴗˆ )

他にもシリコンゴム系の材料を使って型取りをしたりもしますが、どれもより精密な詰め物や被せ物、義歯を作り、患者さんにより良く美味しいものを食べていただくためにしています。
ただ、どんなに精密な型取りをしようとしても、磨き残しや歯肉からの出血などがあると型取りの精度が落ちてしまいます。
そのためにも治療をする前に口腔内の環境を整えるために歯石を取ったり、歯磨きの指導をすることもあります。

今回は簡単ではありましたが、印象(歯の型取り)についてお話いたしました。
お口の事、治療の事など気になる事がございましたら、当院スタッフにお尋ねください。
当院スタッフ一同、皆様の御来院をお待ちしております。

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2021年4月10日 土曜日

歯と栄養[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]

こんにちは。
桜も咲き、だんだんあったかくなってきました。
過ごしやすく外に出やすくなってきましたね*
コロナ心配もありますが、外での運動も良いかもしれません>

今日は歯と栄養のついてお話いたします。

丈夫な歯を作るための食生活

①歯周病
成人の約7~8割がかかっていると言われている歯周病ですが、
歯、口の中だけではなく全身疾患にも影響があります。
歯周組織はコラーゲンで出来ているため、コラーゲン生成に必要であるたんぱく質、
ビタミンC、鉄を摂取することで、骨や歯茎の健康が維持され、歯周病の予防・改善になります。

②虫歯
特に必要なのはマグネシウムです。
マグネシウムはカルシウムのコントロールをしており、体内で325種類もの
酵素の働きにかかわっています。
また、唾液の性状を改善する亜鉛も必要とされています。

③ドライマウス
唾液の分泌量が低下し、飲み物が手放せなくなる症状がドライマウスといいます。
口臭や、歯周病のリスクが高まります。
亜鉛やコエンザイム、マグネシウムなどで唾液の質を良くすることが出来ます。
ドライマウスの原因は、ストレス、生活習慣、加齢、口呼吸などいろいろあります。

④重金属
人体には知らず知らずのうちにいろいろな毒素が蓄積します。
その中の一つに重金属があります。
症状は様々で慢性疲労、頭痛など不定愁訴の原因となる事があります。
すでに体内に蓄積された重金属は、αーリポ酸など硫黄化合物を摂取することで体外に出ます。
また、金属を口の中に入れておく事で出る症状でしたら根本の原因を取り除く必要があります。

バランスの良い食事を心がけ、全身の健康を。

検診、治療の予約スタッフ一同御待ちしております。

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2021年3月28日 日曜日

歯ブラシ選び

こんにちは。6FBE8A6B-0D8F-437A-86DB-3D23AAF29D6A.jpeg
桜が満開になりましたね。
季節の移り変わりを感じられることにホッとします。

マスク生活が日常になり、お口のケアを気にする方が増えているようです。
ケアグッズのメインである歯ブラシの選び方についてお話ししたいと思います。

歯垢(プラーク)は、虫歯や歯周病などの最も代表的な病原菌となっています。また、誤嚥性肺炎や循環障害の全身疾患の発生にも影響を及ぼします。
歯ブラシには多くの種類があり、その硬さや形状が異なります。お口の大きさや歯並び、歯の形に歯ブラシが合っていないと、磨いていても汚れが取り除くことができず磨き残しができてしまいます。
自分に合う歯ブラシを使うことは、歯の健康を守るために重要です。

◎毛の硬さ
「硬め」「ふつう」「やわらかめ」があります。最もおすすめされているのが「ふつう」です。
汚れを落とすだけを考えるのであれば「硬め」が良いと言われています。ですが、硬ければ硬いほど優しく磨いても歯茎を傷付けたりすり減ったりさせてしまい、歯の根の部分が露出して知覚過敏や虫歯を引き起こしてしまうことがあります。
それとは逆に「やわらかめ」は、歯茎を傷付けにくいので歯茎が腫れていたり重度の歯周病で出血しやすいかたにはおすすめです。毛先のしなりが大きいので汚れを落とすのには時間がかかります。丁寧に長めに磨くことで汚れをしっかり落とせます。

◎ヘッド(頭)の大きさ
一般的には植毛3列で小さめが適正サイズです。
ヘッドが大きすぎると、奥歯や細かい部分に毛先が届きにくく、磨き残しが多くなります。
ヘッドが小さすぎると、細かな部分は磨けますが、磨くのに時間が掛かってしまいます。
大き過ぎず小さ過ぎないものを選びましょう。

◎毛先の形
円状(ラウンド) 水平(シリンダー) 先が細い(テーパード)
円状と水平は、歯の表面に付着したプラークを効率良く落とすことができます。
テーパードは毛先が細くなっているので、歯と歯茎の境目に届きやすく歯周病予防や歯周病進行抑制に効果が高いです。

◎柄の形(持ち手)
よく見る形はストレートで突起のないものですが、奥歯や見えにくい部分を磨く時に磨きやすいように少し曲がっているものもあります。
持ってみて余計な力が入らず、手にフィットするものを選びましょう。

歯ブラシを選ぶ前に、自身の歯並びやお口の健康状態を知ることが大切です。
歯科医院での検診を受け、最適なケアグッズを使用しましょう。

当医院でも、患者様ひとりひとりのお口の状況説明やケアグッズをお伝えしております。FBD61759-0582-4C3E-A447-805ECCEAE703.jpeg

スタッフ一同皆様のご来院お待ちしております。

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2021年3月7日 日曜日

乳歯の生え変わり

みなさん、こんにちは!
あっという間に3月ですね。少しずつ暖かくなって春がもうすぐそこまで来てるって日々感じられますね。
あとは以前のような生活に早く戻ってくれればいいのですが…そこはもう少しの我慢ですね。

今回は乳歯についてお話します。

乳歯は生後6か月ごろから下の前歯(乳中切歯)から生え始め、3歳くらいまでには生え揃い、全部で20本になります。
上の歯が10本、下の歯が10本で乳歯が抜ける時期には個人差がありますが、一般的には6歳前後から12歳くらいまでに乳歯から永久歯へと生え変わります。
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最初に下の前歯が抜けて永久歯へと生え変わり、ほぼ同時期に「6歳臼歯(きゅうし)」と呼ばれる奥歯の「大臼歯(だいきゅうし)」が生えるのが一般的です。
「大臼歯」は、乳歯がなく永久歯と生え変わる時期に初めて生えてきます。
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乳歯が抜ける時期には個人差がありますが、一般的には6歳前後から12歳くらいまでに乳歯から永久歯へと生え変わります。
最初に下の前歯が抜けて永久歯へと生え変わり、ほぼ同時期に「6歳臼歯」と呼ばれる奥歯の「大臼歯(だいきゅうし)」が生えるのが一般的です。
「大臼歯」は、乳歯がなく永久歯と生え変わる時期に初めて生えてきます。
14歳ごろには、親知らず以外の永久歯が全て生え揃います。
歯の生え変わりには、それぞれのスピードがあるため、多少遅くてもあまり心配はいりません。
ただし、右の犬歯は抜けたのに左は抜ける予兆がまったくないなど、左右の歯で生え方に大きな違いがある場合は、歯科医院でご相談ください。

●乳歯が抜ける時期
乳歯の生え変わりは下の前歯から始まるのが一般的です。

多くの場合、6歳頃にまず下の前歯が抜けて6歳臼歯、7歳を過ぎる頃には上の前歯が抜けて永久歯へ変わります。
8~9歳には、前歯から奥歯へ向けて順番に生え変わり、上下の奥歯は11歳頃です。
14歳頃までには、すべての歯が永久歯になります。
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この乳歯が抜ける順番は、一般的な目安であり個人差があるため、生え変わりが順調であれば問題ありません。
なかなか生え変わらず心配していても、ある日突然乳歯がグラグラして、一度に2本抜けるというケースもあります。

そのため、あまり抜ける順番やタイミングに関して神経質に心配する必要はないでしょう。

【生え変わりで注意すること】
●乳歯が抜ける前に永久歯が生える
下の前歯でよく見られるトラブルですが、乳歯が抜ける前に永久歯が生えることがあります。
乳歯がしっかり生えているにもかかわらず、永久歯が生えてきた場合は歯科医院へ相談しましょう。

●乳歯が抜けない
思春期を過ぎ、大人になっても乳歯が抜けない現象を「大人乳歯」と呼びます。
歯の生え変わり時期を大きく過ぎても乳歯が抜けない場合、永久歯が作られていない可能性が高いでしょう。
いつまでも生え変わらない場合、レントゲン検査をしてみることをおすすめします。

●永久歯が生えてこない
乳歯が抜けたのに永久歯が生えないことがあります。
一般的に、乳歯が抜けてから永久歯が生えるまでは3カ月かかると言われており、あまりに遅い場合は歯科医院へ相談してみましょう。

このように、乳歯が生えてから永久歯に変わるまでの流れをご説明しました。
生え変わりの時期はプラークコントロールも難しく虫歯になりやすいので、フッ素塗布やシーラントなどの予防も行いながら定期的に歯科医院でケアすることをおすすめします。
お子様のお口の事で気になることがございましたら、歯科医師、歯科衛生士にご相談ください。

当院スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております。

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