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小児歯科から親知らずの抜歯まで、丁寧に治療する鶴ヶ島の歯科医院

さくらの山歯科クリニックブログ

2025年10月14日 火曜日

金属アレルギーでも大丈夫?セラミック治療を受けるときの注意点

こんにちは。埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」です。

セラミック治療は金属アレルギーでも大丈夫か疑問に思う女性

歯科治療に使われる金属が原因で、皮膚のかゆみや湿疹といった症状が出ることがあります。金属に対する過敏反応を金属アレルギーといいますが、歯の詰め物や被せ物に使用される銀歯がアレルギーの原因となるケースもあることをご存じでしょうか。

そのため、金属を使用しないセラミック治療を選ぶ方も増えています。

この記事では、金属アレルギーでも安心して使えるセラミックの種類や、治療のメリット・デメリットを解説します。金属アレルギーの人がセラミック治療を受ける際の注意点もご紹介するので、参考にしてください。

金属アレルギーとは

金属アレルギーのイメージ

金属アレルギーとは、体が金属に触れたり体内に取り込まれたりしたことで、皮膚の痒みや赤みなどが現れる症状です。原因となる金属としては、ニッケルやコバルトクロム、パラジウムなどが代表的です。

歯科においては、口内に埋め込まれた金属が原因でアレルギー反応が出るケースもあります。主な症状は、口内炎や舌の腫れ、痒みなどですが、口内ではなく手足などの皮膚に症状が現れることも少なくありません。

そのため、歯科素材による金属アレルギーだと判断するまでに時間がかかることもあります。

歯科における金属アレルギー

歯科で広く使用されてきた銀歯が原因で、金属アレルギーを発症する方もいます。歯の治療に使用される銀歯は、パラジウムや銀、銅、金など複数の金属を混ぜ合わせた合金で、口内で唾液と触れると金属イオンが溶け出すことがあります。これが、金属アレルギーの原因となる可能性があるのです。

特に、銀歯を長期間使用していると、金属イオンが蓄積されて皮膚症状や身体の不調として現れるケースもあります。治療時に金属アレルギーがある方はもちろん、アレルギーのリスクを避けたい方も、銀歯を避ける必要があるでしょう。

セラミックが金属アレルギーを引き起こすリスクはある?

セラミックが金属アレルギーを引き起こすリスクはあるかのイメージ

セラミックは非金属素材なので、金属アレルギーのリスクはありません。そのため、金属アレルギーの方でも安全に使用できます。

ただし、メタルボンドという素材には注意しましょう。内側に金属を使用しているため、アレルギーのリスクがあります。

メタルボンドは、土台として金属を使用することで耐久性を高めた素材です。奥歯など、強い咬合力がかかる部位にも使用できる耐久性がメリットですが、アレルギーのリスクがあること、内側の金属が透ける可能性があることがデメリットでしょう。

金属アレルギーの方がセラミック治療を受けるときの注意点

金属アレルギーの方がセラミック治療を受けるときの注意点のイメージ

金属アレルギーの症状は、金属と接触した部位だけではなく、全身に及ぶこともあります。ご自身の健康を守るために、セラミック治療を受けるときの注意点を理解しておきましょう。

特に、金属アレルギーの方は、歯科治療を受ける際に以下のポイントに注意しましょう。

銀歯の除去は慎重に行う

銀歯からセラミックへの交換を検討する方も非常に増えています。この場合、既存の銀歯を除去しなければなりませんが、この処置は丁寧に行わなければなりません。

除去時に金属片が飛散したり、摩擦によって微細な金属粉が発生したりすることも考えられるでしょう。信頼できる歯科医師のもとで、治療を受けることが重要です。

また、ご自身で外そうとするのは絶対に避けてください。無理に外すと、土台の歯を損傷する恐れがあります。

使用するセラミックの素材を選ぶ

詳しくは後述しますが、セラミック治療において使用される素材にはさまざまな種類があります。そのため、安全に使用できる素材を選択する必要があるでしょう。

例えば、メタルボンドと呼ばれるセラミックと金属のフレームで構成された被せ物は、金属アレルギーのリスクがあります。

治療に使用される接着剤にも注意する

セラミックそのものは基本的に金属を含まない素材ですが、治療の過程で使用される接着剤にも金属成分が含まれていることがあります。最近では金属成分を含まない接着剤も開発されていますが、金属アレルギーがある方の場合は必ず事前に歯科医師に伝えておきましょう。

金属アレルギーの方でも選べるセラミック素材

セラミック素材の歯

セラミック治療といっても、選択できる素材は複数あります。金属アレルギーの方は、特に素材選びは慎重に行う必要があるでしょう。

金属アレルギーのない方でも、歯科金属が原因でアレルギーを発症することもあります。また、アレルギー反応が出なくても、金属イオンの流出によって歯茎が黒ずむメタルタトゥーが起こるリスクはあります。

金属を含まない素材を選ぶことは、安全に使用できるだけでなく、美しい見た目を長く維持することにもつながるのです。

ここでは、金属アレルギーの方でも安全に使用できるセラミック素材の種類と、その特徴を解説していきます。

オールセラミック

オールセラミックは、100%セラミックでできた詰め物・被せ物です。金属を一切含まないため金属アレルギーの心配がありません。

また、自然な透明感や艶を再現できるため、周囲の歯と調和しやすいです。特に、前歯などの審美性が重視される部位に多く使われています。

ただし、強度は他のセラミック素材に比べて低い傾向があります。そのため、奥歯などの噛む力が強くかかる部位には使用できないこともあります。

ジルコニア

ジルコニアは、人工ダイヤモンドとも呼ばれるほど硬度が高く、耐久性に優れた素材です。オールセラミックに比べると透明感はやや劣りますが、白く自然な見た目を再現できます。前歯にも使用できる審美性を備えていますが、強い力がかかる奥歯に使用されることが多いでしょう。

ただし、ジルコニアは天然の歯よりも硬いため、噛み合う歯を傷つけるリスクがある点は理解しておきましょう。治療後は、定期的に噛み合わせの状態などを確認する必要があるでしょう。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックは、セラミックにレジン(歯科用プラスチック)を混ぜた素材です。プラスチックが入っているため柔軟性があり、患者さまの口内の状態に合わせて調整しやすいことがメリットです。

保険が適用されるケースがあるため費用を抑えられますが、変色したりレジンが摩耗したりするデメリットがある点に注意が必要です。

e-max

e-maxは、強化ガラスを主成分とするガラスセラミックで、審美性と強度のバランスが非常に優れています。天然歯よりも美しいと言われることもあるほど透明感があり、周囲の歯の色に合わせて色調を調整できます。前歯など、審美性が重視される部位にも多く用いられています。

ジルコニアと比較するとやや強度が劣るため、強い咬合力がかかる部位には不向きとされる場合もありますが、適切な条件下では十分な耐久性を発揮するでしょう。金属を含まないため、金属アレルギーのある患者さまでも安心して使用することが可能です。

まとめ

笑顔のキャリアウーマン

金属アレルギーの方が歯科治療を受ける際には、治療に使用される素材に十分注意する必要があります。特に、従来の金属の詰め物や被せ物ではアレルギー反応が出るリスクがありますが、セラミック素材であればその心配はありません。

セラミックの中でも、ジルコニアやオールセラミックなど金属を一切使用していないものを選べば安心して治療を進められるでしょう。アレルギーを防ぐためには、治療前にしっかりと歯科医師と相談し、どのような素材を使用するのか確認することが重要です。

金属アレルギーがある方は、治療に使用する器具や素材について納得いくまで説明を受け、不安をなくしてから治療を受けましょう。

セラミック治療を検討されている方は、埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、お子さまからお年寄りまで安心して通える、優しくてアットホームな歯医者さんを目指しています。虫歯治療や歯周病治療だけでなく、お子さまの治療や審美歯科にも力を入れています。

当院のホームページはこちら、ぜひご覧ください。

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2025年10月7日 火曜日

歯科医院で行うクリーニングの費用は?保険と自費に分けて解説!

こんにちは。埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」です。

歯科医院で行われるクリーニングの費用について考えるイメージ

歯科医院で行われるクリーニングは、歯の健康維持だけでなく、口元の美しさを保つためにも欠かせないケアです。毎日の歯磨きでは落としきれない歯石や着色汚れを、専門的な器具と技術で取り除くことで、むし歯や歯周病の予防に大きな効果を発揮します。

一方で、患者さんが気になるのはやはり費用ではないでしょうか。保険が適用される場合とされない場合があり、その違いによって料金に大きな差が生じます。

今回は、歯科医院で行われるクリーニングの費用について解説します。安心して通院できるように、ぜひ参考にしてください。

歯科医院で行われるクリーニングの費用

歯科医院で行われるクリーニング費用のイメージ

歯のクリーニングにかかる費用は、保険診療と自費診療で大きく異なります。ここではそれぞれの特徴と費用を分けて説明していきます。

保険診療の場合

歯周病やむし歯の治療の一環としてクリーニングを行う場合は、保険適用の対象になります。たとえば、歯石除去や歯周ポケットの清掃などは、歯周病治療として位置づけられているため保険適用の対象となるケースが多いです。

費用は、初診料を含めて1回あたりおおよそ2,000円〜3,000円程度が一般的です。

ただし、保険適用のクリーニングはあくまで治療の一環であり、見た目の改善の目的は含まれません。そのため、コーヒーやタバコによるステイン除去などを希望する場合には、別途自費診療のクリーニングを受ける必要があります。

自費診療の場合

一方で、美容的な目的や予防を中心としたクリーニングは自費診療となります。

自費診療の場合は、歯科医院ごとに料金設定が異なりますが、一般的には1回あたり5,000円〜1万5,000円程度が相場で、施術内容によってさらに幅があります。たとえば、歯石除去に加えてフッ素塗布やPMTCを行う場合は、費用が高めになる傾向があります。

自費診療では時間をかけて丁寧に行われることが多く、仕上がりも美しくなるため、費用はかかっても満足度は高いといえるでしょう。

歯科医院で行われるクリーニングの流れ

歯面清掃を受ける様子

歯科医院でのクリーニングは、単に歯を磨くだけではなく、口腔内全体を確認しながら専門的に行われます。一般的な流れは、次の通りです。

口腔内のチェック

最初に行われるのは、口腔内の検査です。歯ぐきの腫れや出血、歯石の付着具合などを丁寧に確認し、必要に応じて歯周ポケットの深さも測定します。この段階で、どの程度のクリーニングが必要かを判断します。

歯石の除去(スケーリング)

次に、専用の器具や超音波スケーラーを用いて、歯石やプラークを除去します。特に歯ぐきの中に入り込んだ歯石はセルフケアでは落とせないため、プロによる処置が欠かせません。歯石を除去することで、歯ぐきの炎症も改善しやすくなります。

歯面清掃と研磨(PMTC)

歯石除去のあとは、歯の表面を研磨して仕上げます。専用のペーストやブラシを用いて歯面をツルツルに磨くことで、着色汚れを落とし、細菌が付着しにくい環境に整えられます。コーヒーや紅茶のステインを落とすことで、見た目も明るくなる効果があります。

フッ素塗布

最後に行われることが多いのが、フッ素塗布です。フッ素には歯質を強化し、虫歯菌の活動を抑制する効果があるため、クリーニング後の仕上げとして効果的です。

歯科医院でクリーニングを受けるメリット

歯科医院でクリーニングを受けるメリットのイメージ

歯科医院で定期的にクリーニングを受けることには多くのメリットがあります。以下に詳しく解説します。

むし歯や歯周病の予防

毎日の歯磨きでは落としきれない歯石やプラークを、専用の器具で徹底的に取り除くことで、むし歯や歯周病の発症リスクを大幅に減らすことができます。

特に歯周病は自覚症状が出にくく、気づいたときには進行しているケースが多いため、定期的にクリーニングを受けることで予防につながります。

口臭の改善

歯石やプラークがたまると、細菌が発生させるガスによって口臭が強くなることがあります。クリーニングを受けることで、口臭の元となる汚れが取り除かれ、口の中を清潔でさわやかな状態に保つことができます。

歯の見た目がきれいになる

コーヒーや紅茶、タバコなどによる着色汚れは、通常の歯磨きでは完全に落とせません。

クリーニングでは専用の器具や研磨剤を使って歯の表面を磨くため、自然な白さに近づける効果が期待できます。ホワイトニングほどの効果はなくても、口元の印象を大きく変えることができます。

むし歯や歯周病の早期発見につながる

定期的なクリーニングを通して歯科医師や歯科衛生士にお口の中を診てもらうことで、むし歯や歯周病の早期発見につながります。早い段階で発見できれば、簡単な治療で済むケースが多く、費用や時間の負担を抑えることができます。

歯科医院でクリーニングを受けるときの注意点

歯科医院でクリーニングを受けるときの注意点のイメージ

ここでは、歯科医院でクリーニングを受けるときの注意点について解説します。

保険と自費の違いを理解する

クリーニングといっても、保険診療で行うものと自費診療で行うものでは、目的や内容、費用が大きく異なります。保険が適用されるのは歯周病治療を目的とした最低限のクリーニングに限定される一方、自費では見た目や予防を重視したより丁寧なケアが受けられます。

予約の際に、自分が希望する内容に合った診療を確認しておくことが大切です。

一度で完了しないことがある

歯石の付着が多い場合や歯周病が進行している場合は、1回のクリーニングでは対応しきれないことがあります。数回に分けて少しずつ除去するほうが身体への負担が少なく、仕上がりも良いことがあるため、必要な通院回数は事前に確認しておくと安心です

痛みを感じることもある

クリーニング自体は痛みを伴う処置ではありませんが、歯石が多く付着していたり歯ぐきが炎症を起こしていたりすると、処置中にしみたり軽い痛みを感じたりすることがあります。これは一時的なものがほとんどで、処置後に炎症が改善すると不快感も軽減します。

歯科医院でクリーニングを受ける頻度

歯科医院でクリーニングを受ける頻度のイメージ

一度クリーニングを受けたからといって、その効果がずっと続くわけではありません。歯石やプラークは毎日の生活のなかで再び溜まるため、定期的なクリーニングが必要になります。

どのくらいの間隔で受けるのが良いかは、お口の状態や生活習慣によって変わりますが、一般的な目安は3〜6ヶ月に1回です。特に、歯周病のリスクが高い方や歯ぐきが弱っている方は、1〜3ヶ月に1回と短い間隔での通院がすすめられます。

定期的に受診することで、健康な状態を保ちながら将来的なトラブルも防ぐことができるのです。

一方で、特に大きなトラブルがなく健康な歯を維持している人でも、半年に1回程度は受けると安心です。プロのチェックによって小さな変化を早期に見つけることができ、結果的に治療の負担を減らすことにもつながります。

このように、クリーニングを受ける頻度は人それぞれですが、定期的に通院する習慣を持つことが健康な口腔環境を守る大きなポイントになります。

まとめ

定期的にクリーニングを受けて歯の健康を守る女性

保険診療であれば安い費用で最低限のケアを受けることができますが、見た目の美しさやより丁寧な処置を求めるのであれば自費診療を選ぶことになります。どちらが自分に合っているかを理解して、目的に合わせて選択することが大切です。

さらに、クリーニングは一度きりで終わるものではなく、定期的に続けることで本来の効果を発揮します。歯の健康は体全体の健康を支える基盤でもあるため、多少の費用や通院の手間があっても、定期的なクリーニングを受ける価値は十分にあります。

不安を解消しながら通院を習慣にすることで、健やかな口腔環境を長く維持できるでしょう。

歯のクリーニングを検討されている方は、埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、お子さまからお年寄りまで安心して通える、優しくてアットホームな歯医者さんを目指しています。虫歯治療や歯周病治療だけでなく、お子さまの治療や審美歯科にも力を入れています。

当院のホームページはこちら、ぜひご覧ください。

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2025年9月30日 火曜日

療養担当規則、施設基準について

療養担当規則について

当院では、令和6年6月の診療報酬改定に基づき、療養担当規則についてウェブサイト上の掲載を行っております。

当院は、厚生労働省より指定を受けた保険医療機関です。

明細書発行体制
当院では、保険診療を受けられたすべての患者様に、診療明細書を無料で発行しています。不要な場合は受付までお申し出ください。

保険外負担(実費徴収)
保険診療に付随する下記の費用は、保険外負担(実費)としてご請求させていただいております。
・診断書:3300円(税込)

厚生局に届出済みの施設基準
【基本診療料・外来診療体制】
<歯初診>歯科初診料の注1に掲げる施設基準
<外安全1>歯科外来診療医療安全対策加算1
<外感染1>歯科外来診療感染対策加算1
<外感染2>歯科外来診療感染対策加算2
<歯外在べⅠ>歯科外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)

【医療DX・ICT関連】
<医療DX>医療DX推進体制整備加算

【在宅・訪問歯科診療】
<在歯管>在宅患者歯科治療時医療管理料
<歯訪診>歯科訪問診療料の注15に規定する基準

【歯科技工・補綴・印象関連】
<歯技連1>歯科技工士連携加算1及び光学印象歯科技工士連携加算
<歯技連2>歯科技工士連携加算2
<歯CAD>CAD/CAM冠及びCAD/CAMインレー

【口腔機能・リハビリ・検査関連】
<口管強>小児口腔機能管理料の注3に規定する口腔管理体制強化加算

【手術・処置・特定療法】
<医管>歯科治療時医療管理料
<補管>クラウン・ブリッジ維持管理料

施設基準について

当院では、令和6年6月の診療報酬改定に基づき、施設基準等で定められている保険医療機関の書面掲示事項についてウェブサイト上の掲載を行っております。

明細書発行体制等加算
当院は診療費明細書を無料で発行しております。なお、必要のない場合にはお申し出ください。

医療情報取得加算
当院はオンライン資格確認を行う体制を有し、質の高い診療を実施するための十分な情報(薬剤情報、特定健診情報、その他必要な情報)を取得・活用して診療を行っております。

医療DX推進体制整備加算
当院では医療DXを推進して質の高い医療を提供できるように体制を整備しています。
オンライン資格確認システム等により取得した医療情報等を活用して診療を行う他、マイナ保険証の利用や電子処方箋の発行、電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取り組みを実施しています。

歯科点数表の初診料の注1
当院では、院内感染防止対策を徹底し、清潔な環境で治療を行っております。

歯科外来診療医療安全対策加算1及び2
当院では、歯科医療に関わる医療安全について以下の通り取り組んでおります。
 医療安全、医薬品業務手順等、医療安全対策に関わる指針の策定
 医療安全対策に関わる研修の受講ならびに従業員への研修の実施
 安全で安心な歯科医療環境を提供するための装置、器具などの設置
※設置装置:AED、パルスオキシメーター、酸素、血圧計、救急蘇生セット、歯科用吸引装置
 緊急時に対応できるよう、連携保険医療機関との連携
連携保険医療機関名 : 埼玉医科大学病院
電話番号 : 049-276-1127

2025年9月9日
さくらの山歯科クリニック

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2025年9月30日 火曜日

入れ歯が合わない原因は?症状と解決法も解説

こんにちは。埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」です。

入れ歯が合わない男性

入れ歯は、歯を失った方が再び快適に食事や会話を楽しむための大切な治療法のひとつです。しかし「入れ歯が合わない」と感じる方は少なくありません。長く使用しているうちに違和感や痛みが出たり、食事がしづらくなったりすることもあります。こうした不具合を放置すると、口腔内の健康だけでなく全身の健康にも影響する可能性があります。

今回は、入れ歯が合わなくなる原因やその症状、適切な対処法について詳しく解説します。

入れ歯が合わなくなる原因とは

入れ歯が合わなくなる原因を考えるイメージ

ここでは、入れ歯が合わなくなる原因について解説します。

噛み合わせの問題

入れ歯が合わなくなる原因の一つに、噛み合わせのズレがあります。顎の骨や歯ぐきが少しずつ変化するため、最初に調整した噛み合わせが次第に崩れてしまうのです。

また、残っている天然歯が動いたり、摩耗したりすることも噛み合わせの変化につながります。噛み合わせがずれると、一部の歯や入れ歯に負担が集中し、痛みや違和感が生じやすくなります。

こうした噛み合わせの問題は自己判断では気づきにくいため、定期的な歯科受診で早めに調整することが大切です。

入れ歯の変形と劣化

入れ歯は毎日使用することで少しずつ変形や劣化が進んでいきます。特にレジンと呼ばれるプラスチック素材で作られた入れ歯は、長期間使用するとわずかに歪んだり、硬さが失われてしまったりすることがあります。

さらに、熱い飲み物や食べ物に繰り返し触れることで微細な変化が生じることもあります。また、日常的な清掃で強い力を加えたり、誤って落としたりすると、ひび割れや変形につながる場合も少なくありません。

入れ歯の寿命は一般的に5年から7年程度といわれており、長期間使い続けるほどフィット感が損なわれやすくなります。劣化した入れ歯を無理に使い続けると、噛みにくさや痛みだけでなく、口腔内に傷をつくる原因にもなるため、定期的に確認してもらうことが重要です。

口腔内の変化

口腔内の環境が変化することで入れ歯が合わなくなることもあります。歯を失った部分の骨は、時間の経過とともに少しずつ痩せていきます。そのため、最初に作った入れ歯が徐々に合わなくなり、隙間が生じたり安定感が失われたりするのです。

また、加齢によって歯ぐきがやせたり、口の筋肉が弱ったりすることも入れ歯の不具合に影響します。さらに、糖尿病や骨粗しょう症などの全身的な病気があると、歯ぐきや顎の骨の状態が変化しやすく、入れ歯が合わなくなるリスクが高まります。

こうした変化は自然なことですが、放置すると痛みや口内炎の原因になります。そのため、入れ歯を長く快適に使うためには、定期的な調整や新しい入れ歯の作製を検討することが大切です。

入れ歯が合わない時の症状

入れ歯が合わず痛みを感じる女性

ここでは、入れ歯が合わない時に現れる主な症状について解説します。

痛みや不快感

入れ歯が合わないときに最も多くみられる症状が、痛みや不快感です。

特に噛む際に強く当たる部分や、入れ歯の縁が歯ぐきに食い込む部分に痛みが出やすくなります。痛みがあると自然に噛む力を弱めてしまい、食事がしにくくなるだけでなく、消化器官に負担をかけることもあります。

また、常に口の中で異物感を覚えることで、会話や発音にも影響が出る場合があります。

口内炎の発生

入れ歯が合わなくなると、口内炎が繰り返しできやすくなります。これは、入れ歯の一部が歯ぐきや粘膜に強く当たり、摩擦や圧迫が生じることで炎症が起こるためです。小さな口内炎であっても、食事や会話のたびに痛みが生じると、生活の質に大きな影響を与えます。

食事をする際の違和感

入れ歯が合わないと、食事の際に違和感を覚えることがあります。例えば、硬いものを噛むと痛みが出たり、片側だけで噛む癖がついたりすることがあります。その結果、食べ物を十分に咀嚼できず、飲み込みにくさや消化不良を引き起こすことも少なくありません。

また、入れ歯が動いてしまうことで、食べ物が入れ歯と歯ぐきの間に挟まり、噛むたびに痛みを感じる場合もあります。さらに、入れ歯の安定感が失われると、会食や外食の際に不安を覚え、食事を楽しめなくなる方も多いのです。

入れ歯が合わないときの対処法

入れ歯の調整をする様子

入れ歯が適切にフィットしないと感じた場合の対策について解説します。

歯科医師に相談する

入れ歯が合わないと感じたとき、最も重要なのは早めに歯科医師へ相談することです。入れ歯の不具合は自己判断で解決することが難しく、放置すると症状が悪化してしまう可能性があります。

歯科医師は入れ歯の内面を削ったり、裏打ち材を追加したりして調整を行います。また、入れ歯が大きく変形している場合や、歯ぐきの変化が大きい場合には、新しい入れ歯の作製を提案されることもあります。

入れ歯安定剤を使用する

一時的に入れ歯の不具合を和らげる方法として、入れ歯安定剤の使用があります。安定剤で入れ歯と歯ぐきの間にできた隙間を埋めることで、ずれや動きを抑えることができます。これにより、食事中や会話中の外れやすさを軽減し、安心して使えるようになります。

ただし、安定剤はあくまで補助的なものであり、根本的な解決策にはなりません。長期間の使用は、逆に入れ歯の状態を悪化させたり、歯ぐきに余分な負担をかけたりする恐れがあるため、必要以上に長く使い続けないよう注意が必要です。

調整しても入れ歯が合わない場合の選択肢

調整しても入れ歯が合わない場合に装着するブリッジとインプラント

ここでは、調整しても入れ歯が合わない場合の解決策について解説していきます。

新しい入れ歯の作成

入れ歯を何度調整してもフィットしない場合には、新しい入れ歯を作成する必要があります。入れ歯は長年の使用によって劣化し、歯ぐきや顎の骨の変化にも対応できなくなるため、どうしても限界が訪れます。

新しい入れ歯を作る際には、最新の技術や素材を取り入れることで、以前よりも快適な装着感を得られることがあります。例えば、柔らかい素材を部分的に使った入れ歯や、精密な型取りを行うことで、痛みやズレを軽減できる場合があります。

作り直しは手間がかかるように思われがちですが、結果的に日常生活の質を大きく改善できるため、合わない入れ歯に悩み続けるよりも前向きに検討することが望ましいでしょう。

他の治療法の検討

入れ歯がどうしても合わない場合、他の治療法を検討する選択肢もあります。

インプラント

インプラントは、顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。天然の歯に近い噛み心地を得られるのが大きな特徴で、入れ歯のように外れる心配がほとんどありません。また、見た目も自然で、審美的な面でも優れています。

一方で、外科手術が必要であり、治療期間も数か月以上かかることが一般的です。さらに、全身の健康状態や骨の量によっては適応とならないこともあります。

費用面でも入れ歯に比べて高額になるため、治療を検討する際には自分の体調や経済的な負担も含めて考える必要があります。

ブリッジ

ブリッジは、失った歯の両隣にある歯を支えにして人工の歯を固定する治療法です。入れ歯のように取り外しの手間がなく、短期間で治療が完了するのが利点です。噛む力も安定しやすく、見た目も自然に仕上がります。

ただし、両隣の健康な歯を削る必要があるため、将来的にそれらの歯に負担がかかる可能性があります。また、支えとなる歯が弱い場合や歯の本数を多く失っている場合には適応とならないこともあります。

ブリッジはインプラントと比べて外科的な負担が少なく、費用も抑えられるケースが多いため、治療の選択肢として検討しやすい方法といえるでしょう。

入れ歯の不具合を未然に防ぐために

入れ歯を手入れする様子

入れ歯のトラブルを避けるためには、日常的な予防と定期的な管理が不可欠です。

まず大切なのは、歯科医院での定期検診です。入れ歯は時間の経過とともに必ず調整が必要になるため、少なくとも半年に一度はチェックを受けることが望まれます。また、日常のケアでは清掃を欠かさず、入れ歯洗浄剤を正しく使用して清潔な状態に保つことが重要です。

さらに、硬い食べ物を無理に噛まない、入れ歯を長時間装着したままにしないなど、日常生活での注意点を守ることで、不具合を予防できます。加えて、入れ歯を支える歯ぐきや顎の骨を健康に保つために、バランスの取れた食生活や十分な水分補給も役立ちます。

入れ歯を単なる道具と考えるのではなく、体の一部として大切に扱う意識が、不具合を防ぐ第一歩といえるでしょう。

まとめ

自分に合った入れ歯で美味しく食事をいただく女性

入れ歯は、歯を失った方にとって日常生活を支える大切な存在ですが、時間の経過や口腔内の変化によって合わなくなることがあります。

噛み合わせのずれや入れ歯自体の劣化、歯ぐきや骨の変化などが主な原因となり、痛みや口内炎、食事のしにくさといった症状が現れることがあります。こうした不具合を放置すると、口腔内の健康だけでなく全身の健康や生活の質にまで悪影響を及ぼす可能性があります。

対処法としては、歯科医師による調整や入れ歯安定剤の活用、新しい入れ歯の作成や他の治療法の検討が挙げられます。また、日常的なケアや定期的なチェックを行うことで、不具合を未然に防ぐことも可能です。

入れ歯に違和感を覚えたら早めに歯科医師に相談し、自分に合った解決策を見つけることが快適な生活を送るための鍵となります。

入れ歯を検討されている方は、埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、お子さまからお年寄りまで安心して通える、優しくてアットホームな歯医者さんを目指しています。虫歯治療や歯周病治療だけでなく、お子さまの治療や審美歯科にも力を入れています。

当院のホームページはこちら、ぜひご覧ください。

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2025年9月23日 火曜日

親知らずが埋まっている場合の抜歯の必要性・費用まとめ

こんにちは。埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」です。

埋まっている親知らずのイメージ

親知らずは10代後半から20代にかけて生えてくる最後の永久歯です。なかには正常に生えず、歯ぐきや骨の中に埋まったままになっている親知らずもあります。

この埋まっている親知らずは、放置すると周囲の歯や歯ぐきにさまざまなトラブルを引き起こす可能性があるため、注意が必要な存在です。特に、痛みや腫れを伴ったり、歯並びや噛み合わせに影響を及ぼしたりするケースも少なくありません。

その一方で、必ずしもすべての埋まっている親知らずを抜歯しなければならないわけではなく、状況によっては経過観察が選択されることもあります。

今回は、埋まっている親知らずの抜歯の必要性や、抜歯の流れなどについて解説します。埋まっている親知らずを抜くべきかお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

埋まっている親知らずは抜歯が必要?

埋まっている親知らずを抜くイメージ

埋まっている親知らずは、必ずしも抜かなければならないわけではありません。以下に、埋まっている親知らずのなかでも抜いたほうがよいケースと、抜かずに様子をみてもよいケースをご紹介します。

抜いたほうがよいケース

親知らずが埋まっている状態で痛みや腫れを繰り返す場合、抜歯を検討することが多いです。特に、智歯周囲炎と呼ばれる腫れや痛みを伴う症状は再発しやすく、悪化すると口が開けにくくなったり、発熱を引き起こしたりすることもあります。

また、隣の第二大臼歯に強く接触しているケースも抜歯が検討されます。横向きや斜めに埋まっている親知らずが隣の歯の根を押し続けると、歯並び・噛み合わせに影響を及ぼす可能性があるためです。また、隣の歯の根が吸収を引き起こすこともあります。

このように、周囲の歯や口腔環境に悪影響を及ぼすリスクが明らかな場合は、早めの抜歯が望ましいといえます。

抜かずに経過観察するケース

親知らずが完全に歯ぐきや骨の中に埋まっていて、痛みや腫れなどの症状が全くない場合は、必ずしも抜歯が必要とは限りません。このような親知らずは、痛みや炎症を起こすリスクが低いため、無理に抜く必要はないと判断されるケースが多いのです。

レントゲン検査で周囲の歯や神経に悪影響がないこと、虫歯の兆候がないことが確認できれば、定期的な経過観察で様子を見ることができます。

埋まっている親知らずの抜歯の流れ

埋まっている親知らずを抜く為に麻酔をしている様子

ここでは、埋まっている親知らずの抜歯はどのような流れで行われるのか解説します。

事前の検査と診断

埋まっている親知らずの抜歯を行う前には、まず歯科医院で詳しい検査と診断が行われます。レントゲン撮影やCT撮影によって、親知らずの位置や角度、神経や血管との距離を正確に把握することが重要です。これにより、抜歯の難易度やリスクを予測し、治療計画を立てることができます。

また、患者さんの全身の健康状態や服用中の薬も確認され、必要に応じて内科と連携することもあるでしょう。

麻酔と切開

埋まっている親知らずを抜くときは、まず局所麻酔を十分に効かせて痛みを感じにくくします。麻酔が効いたことを確認したあと、歯ぐきを切開して歯を露出させます。

歯の分割と抜歯

埋まっている親知らずは一度に丸ごと抜くことが難しいケースが多いため、歯を数個に分割して少しずつ取り出すことが一般的です。抜歯の所要時間は通常30分から1時間程度ですが、歯の位置や根の形によってはさらに時間がかかることもあります。

抜歯後の縫合と止血

抜歯後は傷口を縫合します。縫合することで傷の治りを早める効果もあります。その後は、ガーゼを20〜30分ほど強く噛んで圧迫止血を行います。

術後のケアと回復の流れ

処置後は痛み止めや抗生物質が処方されるため、歯科医師の指示通りに服用しましょう。また、抜歯当日は強いうがいや飲酒、喫煙を避け、血の塊が安定するのを妨げないことが重要です。

翌日以降も腫れや違和感が数日続く場合がありますが、通常は徐々に改善します。縫合した場合は1週間前後で抜糸を行い、経過を確認します。

埋まっている親知らずの抜歯にかかる費用と通院頻度

埋まっている親知らずの抜歯にかかる費用と通院頻度について解説するイメージ

ここでは、埋まっている親知らずを抜くときにかかる費用と通院頻度について解説します。

抜歯の費用の目安

埋まっている親知らずを抜くときにかかる費用は、保険適用の3割負担の場合で3,000円から5,000円程度が目安です。

ただし、レントゲン撮影や投薬、消毒などの追加処置が必要なケースでは、費用がさらにかかることもあります。また、抜歯の難易度や通院回数によっても総額が変動します。

埋まっている親知らずを抜くまでの通院回数

実際の抜歯処置は1回で終わることが多いですが、術後に腫れや痛みの確認、縫合をした場合の抜糸のために1〜2回の再診が必要です。そのため、合計で2〜4回程度の通院を想定しておくと安心です。

難易度が高い症例や合併症のリスクがある場合は、大学病院や口腔外科への紹介となり、さらに通院回数が増えるケースもあります。

埋まっている親知らずを抜くメリット

埋まっている親知らずを抜くメリットについて説明するイメージ

ここでは、埋まっている親知らずを抜くメリットについて解説します。

炎症や腫れを未然に防げる

親知らずが歯ぐきの中に埋まっていると、周囲の歯肉が炎症を起こしやすくなります。抜歯を行えば炎症の原因そのものがなくなるため、慢性的な痛みや不快感から解放され、生活の質が大きく向上します。

歯並びや噛み合わせへの影響を防げる

親知らずが横向きに埋まっている場合、そのまま放置すると隣接する歯に圧力がかかり、歯並びが乱れるリスクが高まります。特に矯正治療を終えた人の場合、せっかく整えた歯並びが再び崩れる可能性もあるでしょう。

抜歯によって、歯並びや噛み合わせが乱れるリスクを未然に防ぐことができるのです。

虫歯や歯周病のリスクを減らせる

埋まっている親知らずを抜くことで、隣接する歯が虫歯や歯周病になるリスクを減らすことができます。

特に水平や斜めに埋まっている親知らずは、隣の歯を押し続けることで歯と歯の間に食べかすや歯垢がたまりやすくなります。その結果、健康な歯まで虫歯や歯周病に侵されてしまうことがあるため、早めに抜くことでリスクを減らすことができるのです。

抜歯後は、通常の歯磨きで清掃がしやすくなり、口腔内の衛生状態を維持しやすくなります。

埋まっている親知らずを抜くデメリット

埋まっている親知らずを抜くデメリットについて説明するイメージ

ここでは、埋まっている親知らずを抜くデメリットについて解説します。

抜歯後の痛みや腫れ

抜歯後は、個人差はありますが、痛みや腫れが数日から1週間程度続くことがあります。特に埋まっている親知らずを抜く場合は歯ぐきを切開するため、通常の抜歯よりも症状が強く出る傾向があります。

適切な服薬や冷却でコントロールできるケースが多いですが、日常生活に一時的に支障をきたす可能性もあるでしょう。

神経や血管の損傷リスク

親知らずが下あごの神経や血管に近い位置にある場合、抜歯時にしびれや出血などの合併症が起こる可能性があります。こうしたリスクを避けるために、事前のCT検査や口腔外科での専門的な処置が推奨されます。

費用や通院の負担

埋まっている親知らずの抜歯は、通常よりも手術が複雑になるため、費用が高くなる場合があります。また、検査から抜歯、抜糸まで複数回の通院が必要になる場合があります。仕事や学業で忙しい人にとって、スケジュール調整は大きな負担になるかもしれません。

抜歯後の生活制限

抜歯当日は安静が求められ、食事も刺激の少ない柔らかいものを摂るよう指示されるケースがほとんどです。出血を防ぐために激しい運動や入浴を避け、喫煙や飲酒を控えることも大切です。

また、抜歯部位の感染や出血を防ぐため、うがいや歯磨きも注意深く行う必要があるなど、日常生活に一定の制限があります。このように普段の生活に制約がかかる点は、患者さんにとって大きな負担となるでしょう。

まとめ

痛む親知らずを抜いて快適にカフェデートを楽しむ男女

埋まっている親知らずは、症状が出ていない場合でも将来的に虫歯や歯周病、歯並びの乱れなどを引き起こす可能性があります。

一方で、必ずしもすべてを抜歯しなければならないわけではなく、完全に埋まっていて周囲に悪影響を及ぼしていないケースでは、経過観察で様子をみる場合もあります。

抜歯を行う際には、痛みや腫れといった一時的な負担や、神経・血管の損傷リスクがあることも理解しておくことが大切です。

そのうえで、隣の歯を守る、炎症を防ぐなどといったメリットと、生活への制限などのデメリットを比較し、歯科医師と十分に相談しながら判断することが求められます。

埋まっている親知らずは人それぞれ状態が異なるため、自己判断せず、定期的に歯科検診を受けて専門的なアドバイスを受けましょう。

親知らずを抜くべきかお悩みの方は、埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、お子さまからお年寄りまで安心して通える、優しくてアットホームな歯医者さんを目指しています。虫歯治療や歯周病治療だけでなく、お子さまの治療や審美歯科にも力を入れています。

当院のホームページはこちら、ぜひご覧ください。

投稿者 さくらの山歯科クリニック | 記事URL

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