歯科をお探しの方は鶴ヶ島,川越で痛くない治療に取り組んでいる当院へ

キッズスペース完備。お子さま連れの方もお気軽に来院出来る歯科です。

さくらの山歯科クリニックブログ

2025年1月31日 金曜日

入れ歯の値段を種類別の紹介!ブリッジやインプラントの値段とも比較

こんにちは。埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」です。

入れ歯のイメージ

歯を失った場合の治療法として、多くの方が選択するのが入れ歯です。入れ歯は失った歯を補うための人工の歯であり、保険適用のものから自費診療のものまで、さまざまな種類が存在します。

「入れ歯を作りたいけれど、種類が多くてどれを選べばよいのか分からない」「費用はどのくらいかかるの?」と、お悩みの方もいるのではないでしょうか。

この記事では、保険診療と自由診療の入れ歯の違いや、入れ歯の種類ごとの特徴や費用を詳しく解説します。失った歯を補うための他の治療法である、ブリッジやインプラントの費用もご紹介するので、ご自身に合った治療法を検討する際の参考にしてください。

入れ歯の種類

入れ歯の保険適用について説明するイメージ

入れ歯には、部分入れ歯と総入れ歯の2種類があります。また、それぞれに保険が適用されるものと保険が適用されず自由診療になるものがあります。

部分入れ歯とは

部分入れ歯は、一部の歯を失った場合に使用する入れ歯です。歯が1本でも残っていれば、部分入れ歯を選択できます。基本的には、残っている健康な歯を利用して入れ歯を固定します。

総入れ歯とは

総入れ歯は、すべての歯を失った場合に使用する入れ歯です。総入れ歯は、歯茎と密着させることで生じる吸着力を利用して固定するのが一般的なため、歯茎の形にぴったり合うよう作製されます。

保険診療と自由診療の入れ歯の違い

保険適用の入れ歯と自由診療の入れ歯には、費用や素材、設計など様々な面で違いがあります。

保険適用の入れ歯は保険診療のルールに基づいて作製されるため、使用できる素材や設計に制限があります。使用できる素材は、歯科用プラスチックであるレジンと金属のみです。また、費用は所得や年齢に応じた1〜3割の負担額のため、自費診療よりも抑えられます。

自由診療の入れ歯は使用できる素材や設計に制限がなく、選択肢が幅広いです。そのため、高品質な素材を使用し、快適性や見た目にも配慮した設計で作製できます。患者さまのニーズに合わせたカスタマイズが可能なので、快適性や自然な仕上がりを求める方に選ばれています。

ただし、全額自己負担のため治療費用が高額になります。

保険が適用される部分入れ歯の値段

保険適用になる部分入れ歯のイメージ

保険適用の部分入れ歯の値段は、欠損歯の本数などによって変動します。一般的には、3割負担の方で5,000円~1万5,000円程度が目安です。

保険適用の入れ歯は短期間で作製でき修理も容易ですが、金属製のクラスプが目立ちやすいため審美性はやや劣ります。自費診療のものと比べると安価に作製できるため、経済的な負担を抑えたい方に選ばれています。

保険が適用される総入れ歯の値段

保険適用になる総入れ歯のイメージ

総入れ歯は全ての歯を補うため、部分入れ歯と比べるとやや高額になります。3割負担の方で、上下顎それぞれ1万円~1万5,000円程度が費用の目安です。

総入れ歯は歯茎と密着する吸着力を利用して固定しますが、保険適用の総入れ歯はプラスチック製のため、フィットしにくいとされています。食事や会話の際にズレたり外れたりする可能性が高いでしょう。

また、厚みがあるため装着時に違和感を覚えやすいとされています。経年劣化もしやすいので、長期間使用していると変形・破損し、数年ごとに作り直しが必要になる場合があります。

保険が適用されない部分入れ歯の値段

保険適用にならない部分入れ歯のイメージ

保険が適用されない部分入れ歯の値段は、使用する素材や設計によって大きく異なります。以下に、代表的な自費の部分入れ歯の費用相場とその特徴を解説します。

金属床義歯

金属床義歯は、歯茎に接触する部分に金属を使用した部分入れ歯です。金属を使用するので強度が高く、薄く作成できるのが特徴です。装着時の違和感を軽減でき、熱伝導性が高いため飲食物の温度を感じやすいでしょう。

金属床義歯の費用相場は、30万円~50万円程度です。

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーは、部分入れ歯を支えるクラスプと呼ばれるバネを使用しない部分入れ歯です。金属製のバネの代わりに、特殊な樹脂を使用した床で歯茎を覆って義歯を固定します。

樹脂の色が歯肉と同じピンク色のため、装着していても見た目が自然です。周囲の歯に負担もかかりにくいですが、金属床義歯に比べると強度は劣ります。

ノンクラスプデンチャーの費用相場は、8万円〜35万円程度です。

シリコーン義歯

シリコーン義歯は、歯茎に接触する部分に柔らかいシリコーン素材を使用した入れ歯です。シリコーンの弾力性で衝撃を吸収するため、歯茎への負担が軽減できます。特に、入れ歯の装着時の違和感や痛みが気になる方に人気があります。

費用相場は、10万〜50万円程度です。

マグネットデンチャー

マグネットデンチャーは、歯やインプラントに取り付けた金属と、入れ歯側に埋め込んだ磁石に生まれる強力な磁力を利用して固定する部分入れ歯です。

クラスプを使用しないため審美性が高く、取り外しが簡単にできます。磁石の力でしっかりと固定されるため、安定感があり快適に使用できるでしょう。

マグネット義歯の費用相場は、3万円〜60万円程度です。マグネット義歯は症例によっては保険が適用されることがあるため、歯科医師に確認してみましょう。

コーヌスクローネ義歯

コーヌスクローネ義歯は、歯に被せた内冠と呼ばれる金属の土台に、入れ歯についた外冠を被せて固定する入れ歯です。安定性が高く食事や会話をしやすい部分入れ歯ですが、土台にする歯を大きく削る必要があるというデメリットもあります。

コーヌスクローネ義歯の費用相場は、30万円〜60万円程度です。

保険が適用されない総入れ歯の値段

保険適用にならない総入れ歯のイメージ

保険が適用されない総入れ歯の費用は、使用する素材や作製方法によって異なります。また、保険適用の総入れ歯と同様に、すべての歯を補うため、部分入れ歯よりも高い傾向にあります。

金属床義歯

金属床の総入れ歯は、耐久性と快適性に優れています。薄く作成できるため、装着感が良く飲食物の温度が伝わりやすいのが特徴です。費用は約40万円〜60万円程度が相場とされています。

シリコーン義歯

シリコーン義歯は、歯茎に接触する部分に柔軟性と快適性が高いシリコーン素材を使用しているため、歯茎に優しく痛みや不快感が軽減されます。費用相場は40万円〜60万円程度です。

インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャーは、インプラントを固定源にして装着する総入れ歯です。具体的には、入れ歯とインプラントに取り付けたアタッチメントで固定します。

抜群の安定感と快適性を誇りますが、インプラントの外科手術も必要となるため、費用は高額になります。費用相場は50万円~150万円程度です。

入れ歯の作成にかかる時間

入れ歯の作成期間のイメージ

入れ歯の作製には複数の工程があります。保険適用の場合は2週間から1か月程度の時間が必要です。自由診療の入れ歯は、精密な型取りや調整が必要になるため、2〜3か月程度かかります。

ブリッジやインプラントの値段

インプラントのイメージ

歯を失った際に用いられる治療法には、入れ歯以外にもブリッジやインプラントがあります。それぞれの値段を見ていきましょう。

ブリッジの値段

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を削って土台にし、連結した被せ物を装着する治療法です。

保険適用の場合、前歯で2万5,000円、奥歯で1万5,000円程度が目安とされています。自由診療の場合、選択する素材により変わりますが15万円~50万円程度です。

ブリッジは固定式のため安定感があるものの、土台にする健康な歯を削る必要があるというデメリットがあります。また、両隣の歯が健康でなければできないことも、知っておきましょう。

インプラントの値段

インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。基本的には保険適用外のため、1本あたり30万円~50万円程度と高額になります。

インプラントは自分の歯のような見た目と噛み心地を再現できますが、外科手術が伴い治療期間が長い点はデメリットです。また、患者さまの状態によってはインプラント治療ができない場合もあります。

まとめ

入れ歯を入れて快適に食事をする年配の女性

入れ歯の値段は、種類や保険適用の可否、使用する素材によって大きく異なります。

保険適用の入れ歯は費用が抑えられますが、審美性や快適性には制限があります。保険適用外の入れ歯の費用は高額ですが、機能性や審美性に優れた入れ歯を作製できるでしょう。

失った歯を補う方法は様々なので、入れ歯やその他の治療法の特徴を理解し、歯科医師と相談して適切な治療法を選択してください。

入れ歯を検討されている方は、埼玉県鶴ヶ島市「鶴ヶ島駅」より徒歩8分にある歯医者「さくらの山歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、お子さまからお年寄りまで安心して通える、優しくてアットホームな歯医者さんを目指しています。虫歯治療や歯周病治療だけでなく、お子さまの治療や審美歯科にも力を入れています。

当院のホームページはこちら、ぜひご覧ください。

投稿者 さくらの山歯科クリニック

月別アーカイブ

お問い合わせはお気軽に