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さくらの山歯科クリニックブログ

2021年3月28日 日曜日

歯ブラシ選び

こんにちは。6FBE8A6B-0D8F-437A-86DB-3D23AAF29D6A.jpeg
桜が満開になりましたね。
季節の移り変わりを感じられることにホッとします。

マスク生活が日常になり、お口のケアを気にする方が増えているようです。
ケアグッズのメインである歯ブラシの選び方についてお話ししたいと思います。

歯垢(プラーク)は、虫歯や歯周病などの最も代表的な病原菌となっています。また、誤嚥性肺炎や循環障害の全身疾患の発生にも影響を及ぼします。
歯ブラシには多くの種類があり、その硬さや形状が異なります。お口の大きさや歯並び、歯の形に歯ブラシが合っていないと、磨いていても汚れが取り除くことができず磨き残しができてしまいます。
自分に合う歯ブラシを使うことは、歯の健康を守るために重要です。

◎毛の硬さ
「硬め」「ふつう」「やわらかめ」があります。最もおすすめされているのが「ふつう」です。
汚れを落とすだけを考えるのであれば「硬め」が良いと言われています。ですが、硬ければ硬いほど優しく磨いても歯茎を傷付けたりすり減ったりさせてしまい、歯の根の部分が露出して知覚過敏や虫歯を引き起こしてしまうことがあります。
それとは逆に「やわらかめ」は、歯茎を傷付けにくいので歯茎が腫れていたり重度の歯周病で出血しやすいかたにはおすすめです。毛先のしなりが大きいので汚れを落とすのには時間がかかります。丁寧に長めに磨くことで汚れをしっかり落とせます。

◎ヘッド(頭)の大きさ
一般的には植毛3列で小さめが適正サイズです。
ヘッドが大きすぎると、奥歯や細かい部分に毛先が届きにくく、磨き残しが多くなります。
ヘッドが小さすぎると、細かな部分は磨けますが、磨くのに時間が掛かってしまいます。
大き過ぎず小さ過ぎないものを選びましょう。

◎毛先の形
円状(ラウンド) 水平(シリンダー) 先が細い(テーパード)
円状と水平は、歯の表面に付着したプラークを効率良く落とすことができます。
テーパードは毛先が細くなっているので、歯と歯茎の境目に届きやすく歯周病予防や歯周病進行抑制に効果が高いです。

◎柄の形(持ち手)
よく見る形はストレートで突起のないものですが、奥歯や見えにくい部分を磨く時に磨きやすいように少し曲がっているものもあります。
持ってみて余計な力が入らず、手にフィットするものを選びましょう。

歯ブラシを選ぶ前に、自身の歯並びやお口の健康状態を知ることが大切です。
歯科医院での検診を受け、最適なケアグッズを使用しましょう。

当医院でも、患者様ひとりひとりのお口の状況説明やケアグッズをお伝えしております。FBD61759-0582-4C3E-A447-805ECCEAE703.jpeg

スタッフ一同皆様のご来院お待ちしております。

投稿者 さくらの山歯科クリニック

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