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さくらの山歯科クリニックブログ

2020年3月9日 月曜日

歯周病と全身疾患

皆さん、こんにちは!
少しずつ暖かい日も増え春の兆しが見えてますが、コロナウイルスの影響が各所でありますよね。
1日も早く収束して欲しいものです。

今回は以前に全身疾患と歯や口腔内との関係をお伝えしましたが以前にお伝えして疾患以外にも歯や口腔内と関係のある疾患についてお話させていただきます。

【歯周病と妊娠】
一般的に妊娠性歯肉炎といわれ、妊娠すると歯肉炎にかかりやすいと言われております。
この歯肉炎には女性ホルモン、特にエストロゲンという女性ホルモンが歯周病原細菌の増殖を促すこと、また、歯肉を作る細胞がエストロゲンの標的になるとされています。
ほかにも、プロゲステロンというホルモンは炎症の元であるプロスタグランジンという生理活性物質を刺激します。
そのため、炎症を引き起こしやすくなります。
これらのホルモンは、妊娠終期には月経時の10倍~30倍になると言われており、そのため妊娠中期~こうきにかけて、妊娠性歯肉炎が起こりやすくなるのです。
特に、妊娠中は強い炎症が起こっても通常の治療やお薬の服用が出来ない場合もありますので、日頃から歯周病予防や口腔ケアが必要です。
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【誤嚥性肺炎】
誤嚥性肺炎とは、食べ物や異物を誤って気管や肺に飲み込んでしまうことによって起こる肺炎です。
肺や気管は、咳をすることにより異物が入らないように守ることが出来ますが、高齢になるとこの機能が衰えてしまう為、食べ物などと一緒にお口の中の細菌を飲み込み、その際にむせこんだりすると、菌が気管から肺の中へ入ってしまうことがあります。
免疫力が低下している高齢者はその結果、誤嚥性肺炎を発症してしまい、特にのうけっかのある高齢者に多く見られます。
そして誤嚥性肺炎の原因となる菌の多くは歯周病菌であるとされ、特に高齢者の方は誤嚥性肺炎の予防のためにも歯周病のコントロールが必要です。
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このように、まだほんの一部ですが、口腔内と全身の関係は思っているより密接に関係してますので、何か気になる事やご不明な点がありましたら、歯と関係無さそうでもお気軽にスタッフにおたずねくださいね。
皆様のご来院をスタッフ一同お待ちしております。

投稿者 さくらの山歯科クリニック

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