2020年3月29日 日曜日
噛む事[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]
皆様こんにちは。
3月後半に入り気温も暖かくなってきました。
桜も綺麗に咲いていて道を通るたび見てしまいます。
、、、ブログを上げている今日は生憎の天気で雪です。
皆様も温度変化、体調には気をつけてください。
今日はそんな体調も関わるお話をしていきたいと思います。
毎日の食事は身体の健康に関わってきます。
食事を楽しむ事で、日々の暮らしが豊かになると言われています。
20本以上の歯があれば、ほとんどの食事が出来ると考えられています。
歯を失う最も多い原因は”歯周病”です。
歯周病とは、歯茎や骨が壊されていく病気です。
歯周病を予防する為には、毎日のお手入れが1番大切です。
皆様は毎日歯ブラシにはどのくらいの時間をかけていますか?
なかなか後回しにしてしまいがちですが、歯ブラシをしっかりする事が
今後健康に、過ごす事に繋がってくる大切な事の一つなんです。
また、自分だけでは全てケアするのは難しいです。
自分では出来ないプラーク、歯石の除去は歯医者にいってケアしてもらいましょう。
定期的な検診はとても大切です。
続いては噛む事でもたらされる良い事を。
1、口臭
噛む事で唾液の分泌が促進され、口の中を綺麗にして口臭の発生を減少させます。
2、発音
口をしっかり開けて話す事で発音がはっきり、綺麗になります。
3、肥満
噛む事で満腹中枢が刺激され、食べ過ぎてしまう事を防止してくれます。
4、脳
よく噛む事で、脳細胞の働きが活発になり脳が元気になります。
5、味覚
噛む事で味覚が発達します。食材を美味しく感じます。
6、癌
唾液に含まれる酵素には、発癌物質の作用を消す働きがあると研究されているそうです。
7、胃腸
唾液に含まれる消化酵素が沢山出て、胃腸の消化を助けます。
良く噛んで様々な健康へ。
その為には健康な歯を。
私達は皆様の健康の手助けを。
定期検診に是非いらっしゃって下さい。
スタッフ一同皆様のご来院お待ちしております。
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|2020年3月20日 金曜日
口腔マッサージ[鶴ヶ島、若葉、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]
皆様こんにちは!
三連休の始まりですが、皆様どうお過ごしでしょうか?暖かく気持ちの良い日が続きますが、コロナの影響もあり自宅でごゆっくりされてる方も多いかと思います。私も時間がある時はマスクを作りたいなーと思っています。
今回は口腔マッサージについてお話したいと思います。口腔マッサージは唾液腺マッサージとも言われますが、主に高齢者の方に必要となります。高齢になると唾液が出にくくなります。食事を口から摂れなくなったり、お話する事が少なくなったりすると唾液の量が少なくなり、口腔内も汚れやすくなります。その汚れを誤って誤嚥してしまうと肺炎の危険性もあります。
唾液の減少によるお口の乾燥の対策は、ブクブクうがいや保湿剤の塗布などの方法がいくつかありますが、唾液腺のマッサージも効果的です。唾液腺を優しくマッサージする事によって唾液の分泌が促され、潤いのある健康的なお口に繋がります。
マッサージをするタイミングは、お食事の前が効果的です。お口が乾燥しているとむせたり噛みにくくなってしまうため、マッサージを行い唾液を分泌させて、お食事しやすい環境を整えてあげましょう。
また、マッサージにより口腔内が潤うと他にも良い効果が期待できます。
・お口の自浄作用が働く
・乾燥による痛みなどの症状が和らぐ
・マッサージで口の周りの筋肉がほぐれ、
食事しやすくなる、また、会話がしやすく
なる
・口腔乾燥の方のお口のケアがしやすくなる
etc
口腔マッサージはご自分でもできますが、マッサージしてもらう事もコミュニケーションの一環としてとても気持ちの良い事です。口腔乾燥でお困りの方は是非試してみて下さい。
その他お困りの事がありましたら、当院までご連絡下さい。スタッフ一同お待ちしております!
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|2020年3月15日 日曜日
オーラルフレイル
こんにちは。
昨日は東京で桜の開花宣言がありました。春は近づいているようですが、みぞれが降り寒い1日でしたね。
気温差で体調崩したりしていませんか?
コロナウィルスの感染者も増加しているようで…心配な日々が続きますね。
今回は、近年注目されている「オーラルフレイル」という概念についてのお話です。
年齢を重ねて身体的機能などが徐々に低下していく状態を「フレイル」といいます。
フレイルは、筋力などの身体的な低下だけではなく、周りの人との交流や社会的な繋がりなどの減少も含まれます。
オーラルフレイルとは、口腔機能の衰えに注視したもので、口の機能の低下を指します。
食べたり飲んだり会話したりという口腔機能の障害は、身体全体のフレイルに繋がるとされています。
具体的には
○食べこぼしが増える
○固いものを噛む力がなくなる、噛みにくくなる
○飲み込みにくくなる
○よくむせるようになる
○滑舌が不明瞭になる
などが挙げられます。
食事の際に、噛む力が弱くなったり飲み込みにくくなったりすることで、栄養が偏ったり不足したりして身体の機能が衰えることに繋がります。
むせることで誤嚥性肺炎になることもあり危険です。
また、会話する際に滑舌が悪くコミュニケーションが取りにくくなると、他者との交流を億劫に感じるようになったり、外出が面倒に感じたりすることが増えるようになりがちです。
このように、オーラルフレイルの進行が食事や会話だけの問題ではなく、身体機能や脳機能の衰え、社会生活の孤立などにつながることが多くあります。
オーラルフレイルの予防するためには、食べられる口を維持することが重要です。
むし歯・歯周病の予防などの「歯の喪失予防」と、噛みくだく・飲み込むなどの機能を衰えさせない「口腔機能維持」の両方が大切です。
健康な歯と歯ぐきを保つために日常の歯磨きはもちろんのこと、歯科医院での定期検診を習慣にしましょう。
もし歯を失ってしまったら、そのままにせず適切な治療を受けて、食べ物を噛めるようにしておくことが大切です。
健康はお口から。
いつまでも健康でいられるように、お口の健康を心がけましょう。
スタッフ一同皆様のご来院をお待ちしております。
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|2020年3月9日 月曜日
歯周病と全身疾患
皆さん、こんにちは!
少しずつ暖かい日も増え春の兆しが見えてますが、コロナウイルスの影響が各所でありますよね。
1日も早く収束して欲しいものです。
今回は以前に全身疾患と歯や口腔内との関係をお伝えしましたが以前にお伝えして疾患以外にも歯や口腔内と関係のある疾患についてお話させていただきます。
【歯周病と妊娠】
一般的に妊娠性歯肉炎といわれ、妊娠すると歯肉炎にかかりやすいと言われております。
この歯肉炎には女性ホルモン、特にエストロゲンという女性ホルモンが歯周病原細菌の増殖を促すこと、また、歯肉を作る細胞がエストロゲンの標的になるとされています。
ほかにも、プロゲステロンというホルモンは炎症の元であるプロスタグランジンという生理活性物質を刺激します。
そのため、炎症を引き起こしやすくなります。
これらのホルモンは、妊娠終期には月経時の10倍~30倍になると言われており、そのため妊娠中期~こうきにかけて、妊娠性歯肉炎が起こりやすくなるのです。
特に、妊娠中は強い炎症が起こっても通常の治療やお薬の服用が出来ない場合もありますので、日頃から歯周病予防や口腔ケアが必要です。
【誤嚥性肺炎】
誤嚥性肺炎とは、食べ物や異物を誤って気管や肺に飲み込んでしまうことによって起こる肺炎です。
肺や気管は、咳をすることにより異物が入らないように守ることが出来ますが、高齢になるとこの機能が衰えてしまう為、食べ物などと一緒にお口の中の細菌を飲み込み、その際にむせこんだりすると、菌が気管から肺の中へ入ってしまうことがあります。
免疫力が低下している高齢者はその結果、誤嚥性肺炎を発症してしまい、特にのうけっかのある高齢者に多く見られます。
そして誤嚥性肺炎の原因となる菌の多くは歯周病菌であるとされ、特に高齢者の方は誤嚥性肺炎の予防のためにも歯周病のコントロールが必要です。
このように、まだほんの一部ですが、口腔内と全身の関係は思っているより密接に関係してますので、何か気になる事やご不明な点がありましたら、歯と関係無さそうでもお気軽にスタッフにおたずねくださいね。
皆様のご来院をスタッフ一同お待ちしております。
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|2020年3月1日 日曜日
咬合性外傷
こんにちは!
最近はコロナウィルスや花粉症などで
日々ストレスがかかってしまう事が多いと思います。
そんな時に私達は、噛み合わせに負荷がかかりやすいものです。
今回は噛み合わせについてお話しをしたいと思っております。
咬合力(外相性咬合)によって生じる歯周組織の障害を、咬合性外傷といいます。
咬合性外傷は一次性と二次性に分けられます。
一次性咬合性外傷
ここで、歯軋り、食いしばりの癖がある人を想像してみてください。一日に一時間食いしばったら?それを毎日。歯は何らかの形で悪影響が出るのが当然です。特に就寝時の食いしばりは、火事場のばか力で食いしばるときくらいの力がでるようです。朝目覚めたときに妙に歯に違和感、むずがゆい感じはありませんか?食いしばりがある一定の時間と力を超えると歯槽骨が少しずつ溶けていき歯が揺れていきます。 これを『一次性咬合性外傷』といいます。
二次性咬合性外傷
▲歯の構造図 簡単に言えば、歯周病はないのに、力のみで歯が揺れてくる現象です。もし歯周病で歯槽骨が半分くらい溶けている人が火事場のばか力で食いしばったら?アゴの筋肉の衰えはほとんどありませんから、歯周病ですでに支える能力がなくなった歯に容赦なくものすごい力が襲いかかってきます。もうこうなったら歯は一気に駄目になってしまいます。これを 『二次性咬合性外傷』 と呼びます。 噛む力は人によってまちまちなので、いつ二次性咬合性外傷が始まるのかわかりません。例えば、食いしばりがなくても、歯槽骨が更に溶ければ、普段の何気ない力でも当然、二次性咬合性外傷が起こってきます。
咬合性外傷の防止策
• 噛み合わせの調整
• マウスピースの装着
• 歯周病の治療
• 隣の歯と冠(差し歯)で連結(つなげる)する。
一次性咬合性外傷は、噛み合わせの調整だけでほとんどが治ります。 揺れていた歯も、調整した日から1~2週間で治ってしまいます。 しかし、二次性咬合性外傷は、歯槽骨が溶けてしまっているので、がんばって治療しても、治らない場合が少なくありません。そうならないためにも、できるだけ早い時期に、歯周病の治療をし、歯槽骨が溶けるのを食い止める必要があります。今現時点で、自分自身の歯や歯槽骨の状態がつかめていない方、半年以上歯科に行っていない方は、受診をお勧めします。
さくらの山歯科クリニックスタッフ一同
皆様のお越しをお待ちしております。
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