2020年2月24日 月曜日
口臭について
こんにちは!
暖かい日が多くなってきましたね。
花粉も本格的に飛散し花粉症の方にとっては辛い季節になりました。
コロナウイルスの影響でマスクが手に入りずらくなってしまいましたよね
今回は口臭について少しだけお話させていただきます。
まず、口臭は誰にでもあります。
起床時、空腹時、緊張時は特に口臭が強まります。これは唾液の分泌が減少し、細菌が増殖するためです。
歯磨きで細菌が減少し、食事や水分の補給で唾液量が増すと口臭が弱まります。
また、ニンニク、ネギ、タバコ、酒等によるものは一時的なものなので時間の経過とともに
臭いは無くなります。
気をつけたい口臭は口の中に原因がある場合です。
歯周病、虫歯、歯垢、歯石、舌苔(舌の表面に付くコケ状の細菌のかたまり)、義歯の汚れなどがあります。
*歯周病(歯茎からの出血)
歯を磨くなどちょっとした刺激で出血することがよくあります。進行すると膿が混じり口臭もひどくなってきます。
*虫歯
食べかすやむし歯菌が虫歯の穴の中にたまり臭いがきつくなり口臭の原因になります。
*歯垢(プラーク)
食べ物の残りカスを栄養とする微生物などからなり、長期間経つとむし歯や歯周病の原因になります。
*歯石
歯垢がつくった硬く固まった石灰分です。
歯石がたくさん付くようになると口臭もひどくなってきます。
また、歯石がつくことで歯周病を進行させます。
*舌苔
舌の表面に白っぽいものが付着することがあります。これが舌苔です。
歯垢と同じような細菌のかたまりです。
*プラスチックの人口歯
義歯(入れ歯)のプラスチック部分は色やにおいを吸着します。
一度吸着した色やにおいはなかなか取れません。
*被せた金属の腐食
歯に被せた金属が古くなって穴が空いたり、すき間ができると汚れがたまりやすくなります。
痛みがないと気付きにくいので意外と口臭の原因になっている場合があります。
自分ではなかなか気づきにくいものですがお気軽にご相談ください。
皆様のご来院をスタッフ一同お待ちしております。
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|2020年2月16日 日曜日
再石灰化について[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]
皆様こんにちは。
ご体調はいかがでしょうか?
いろいろな病気が流行っていますので、手洗いうがいをしっかりして
健康に気をつけて下さい。
今回は再石灰化についてお話し致します。
コマーシャルなどでも流れているこの言葉。
一度は聞いたことのある方も多いと思います。
歯に良いこととは知っていても詳しくは知らない方の為に簡単にご説明していきます。
虫歯には段階が有るのはご存知でしょうか?
初期の虫歯は治療する事が少ないです。
初期の虫歯は、脱灰と言い、歯の表面の少し内側からリン酸とカルシウムが溶け出し、部分的に空洞になってしまっている状態です。
見た目は白濁と言って白く濁った様な感じです。
ここで再石灰化が起こることにより今の状態より良くなる事が有ります。
再石灰化とは
お口の中で起きている現象です。
これを見ている皆様の口の中でも。。。
歯を脱灰から守る唾液の自然治癒なんです。
唾液がカルシウムイオンとリン酸イオンを補給し、エナメル質の結晶を新しく形成し、
元の健康な状態に戻す現象です。
そしてこの再石灰化を促進するには、
1、歯垢(プラーク)を歯ブラシで綺麗に落とす事。
2、唾液が充分に歯の表面に接触する事。
3、フッ素やカルシウムなどを配合した歯磨き粉を使用する事。
また唾液の中にはリン酸は豊富ですが、カルシウムは少ないのでガムや食品から取ると効果的です。
皆様がお食事、口の中に何かを含む事により歯は酸性に傾き、脱灰がされやすくなります。
その後、唾液の緩衝作用により中性に戻ります。この時再石灰化の領域に入ります。
脱灰と再石灰化のバランスを整える意味でも、規則正しい食生活をお勧めします。
不規則にダラダラ食べたり、飲んだりする事は虫歯を進ませる原因に繋がってしまいますので注意が必要です。
また、夜寝ている時は唾液の分泌が少なくなるので良く歯を磨いてから就寝しましょう。
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|2020年2月7日 金曜日
シーラント[若葉、鶴ヶ島、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]
こんにちは!
今週は急に寒い日が続きましたね。寒暖差が激しいと体調を崩しがちですが、皆様は如何でしょうか?暖かい春が待ち遠しいですね^_^
今回はお子様のシーラント治療についてお話したいと思います。シーラントとは、奥歯や前歯の溝をプラスチック樹脂の一種で一層埋めることによって、虫歯を予防する方法です。主に生えて間もない6歳臼歯や乳児の奥歯に行います。生えたばかりの歯は表面が未成熟で弱く、その後、唾液中のカルシウムなどを吸収して年月とともに段々強くなっていきます。
乳歯や生えたばかりの永久歯は虫歯になりやすく、虫歯になると早く進行します。乳歯が虫歯になっても生え変わるから大丈夫ではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、乳歯の虫歯は永久歯にも悪影響を及ぼします。乳歯の虫歯が進行して、歯髄と呼ばれる所まで達してしまうと、乳歯の下にある永久歯まで悪影響を及ぼします。変色や、へこみのある永久歯が生えてくる事もあります。
その他にも虫歯により早く乳歯が抜けてしまい、永久歯の歯並びが悪くなってしまったり、虫歯の痛みによりあまり噛む事ができず、顎の発達に影響したり、固い物を避けるなど偏食になってしまう事もあります。
このような事から、乳歯や生えたばかりの永久歯を虫歯にしない為、シーラントやフッ素などの予防が大事になってきます。当院ではお子様のシーラント、フッ素などの定期的な検診を3ヶ月に一度お勧めしております。初めてのお子様も、お子様が怖がる事のないようできる範囲から進めさせて頂いております。
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|2020年2月2日 日曜日
うがいについて
こんにちは。
暖冬とはいえ寒い日が続いていますね。
この時期は例年インフルエンザやノロウィルスの流行期ですが、今年は新型コロナウィルスのニュースでいろいろ心配になりますね。今のところワクチンや特効薬がないので、手洗いなどの手指消毒をきちんと行うように言われています。
今回は手洗いとともに行って欲しい「うがい」についてです。
うがいは風邪やインフルエンザ・むし歯の予防に有用です。
口の中を清潔にする「ブクブクうがい」と、喉を清潔にする「ガラガラうがい」に分けられます。
どちらのうがいも、呼吸機能や摂食・嚥下機能、言語機能などの口腔機能の発達と深い関連性が認められています。
①ブクブクうがい(口の洗浄)
口腔内に残った食べカスを取り除くのに有効です。
口に水を少し含み、水を上下・左右・前後に頬を動かして口の中全体に行き渡るように「ブクブク」とうがいします。このうがいは口腔筋肉の運動にもなります。
②ガラガラうがい(喉の洗浄)
喉に付着したホコリや細菌を取り除くのに有効です。
口に水を含ませ頭を後ろにのけ反らせて「ガラガラ」と大きな音を立て水を動かすように行います。
順序としては、先ず「ブクブクうがい」を行い口腔内の細菌やウィルス・汚れなどを排出し、喉への侵入を防ぎます。
次に「ガラガラうがい」。喉全体を洗浄するためにしっかり上を向いて一気にガラガラしましょう。こうすることで洗浄効果だけでなく、喉を適度に刺激して血行を良くしたり、潤いを保って繊毛運動の衰えを防ぐ効果も期待できます。
うがいは洗浄や排出するだけではなく、喉に備わっている防御作用をしっかり機能させる効果があります。
「毎日・数回・うがいする」習慣をつけて予防効果を高めましょう。
スタッフ一同皆様のご来院をお待ちしております。
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